最強甲子園①(北海道〜東海)

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は「最強甲子園」という題で執筆し始めていますが、甲子園とはやはり強い高校が集まる場所。

 

その中で筆者が各都道府県で最強と思われるチームばかりを選んでみました。

 

ここに出た顔ぶれで実際に甲子園で試合をしてほしいですね。笑

(2000年以降に限ります)

 

・北北海道

駒大岩見沢(2008)

この年は、春が1回戦敗退、夏が3回戦敗退でしたが、春夏連続で出場し、投手で板木、野手で及川といった軸がいました。

 

南北海道

駒大苫小牧(2006)

この年は神宮で優勝しながら不祥事を起こしてしまい、春は出場辞退、しかし夏はあの駒大苫小牧早稲田実の伝説の決勝戦を見せてくれた末、準優勝した代です。2連覇していた2004、2005よりも筆者的にはこの年が最強メンバーが揃った代ではないかと考えています。投手で田中、野手では中澤や本間、鷲谷といった逸材が揃っていました。特に中澤のバッティングが好きでした。

 

・青森

光星学院(2012)

この年は春夏連続で準優勝でした。絶対的エースはいませんでしたが、田村、北條といった2人の中心選手を軸に安定した強さを発揮していました。

 

・岩手

花巻東(2009)

この年は、春準優勝、夏ベスト4でした。菊池雄星といった絶対的エースを中心にした守りのチームという印象でした。夏は菊池雄星が途中故障してしまい、最後は残念でしたが、猿川など長打力のある選手や佐藤涼など小技の使える選手など様々いました。

 

・秋田

金足農(2018)

この年は夏に出場し、準優勝でした。絶対的エース吉田輝星が地方予選から通じてほぼ1人で投げ抜きました。しかし、吉田だけでなく、3回戦の横浜戦で高橋が逆転スリーラン、準々決勝の近江戦でツーランスクイズなど打線は日替わりでヒーローが出ました。

 

・山形

日大山形(2013)

この年は夏ベスト4に入りました。初戦で日大三と当たり、筆者自身失礼ながら日大三が圧勝するだろうと思ってしまいましたが、逆で日大山形が圧勝しました。そこから作新学院明徳義塾と甲子園常連校を次々と下しました。投手は庄司、野手は奥村、青木が中心となり活躍しました。

 

・宮城

仙台育英(2015)

この年は春2回戦敗退、夏準優勝という結果でした。打線がとにかく看板で、平沢、郡司、佐々木良のクリーンナップの破壊力は素晴らしかったです。1番佐藤将、2番青木、6番紀伊あたりも素晴らしく、気が抜けない打線でした。投手は佐藤世がエースでしたが、結果的にはもう1人エース格がいれば優勝できたかもしれません。

 

・福島

聖光学院(2011)

この年は夏2回戦敗退でした。甲子園の実績としてはあまりですが、絶対的エースの歳内を擁し、野手では、芳賀、遠藤雅、斉藤などいい選手を揃えていて、聖光学院最強の年かなと考えて選びました。

 

・茨城

常総学院(2003)

この年は夏優勝という結果を残しました。投手は飯島と磯部が軸となり、木内マジックと呼ばれた木内監督の采配も冴え渡りました。野手では、坂、松林が中心となった好チームでした。

 

・栃木

作新学院(2012)

この年は、春2回戦敗退、夏ベスト8でした。甲子園での実績的にはもっと上だった代もありましたが、特に打線が素晴らしく強さを最も感じたのはこの年でした。野手では、篠原、高山、石井が中心で、下級生の山下も活躍していました。投手はエース不在でしたが、大谷、筒井、水沼あたりの継投でかわしていっていた感じでした。

 

・群馬

前橋育英(2017)

この年は春2回戦敗退、夏3回戦敗退でした。甲子園優勝した年もあり、その年と比べれば実績は乏しいです。しかし、特に投手陣が強みで、皆川、丸山、吉沢、根岸と4人が140キロオーバーでした。野手も、丸山、飯島、戸部、皆川など好選手が多かったです。丸山、皆川は打撃も素晴らしかったです。

 

・埼玉

花咲徳栄(2017)

この年は夏優勝という結果を残しました。投手は、綱脇、清水の2枚看板で、綱脇が先発し、清水がリリーフという形で毎試合戦いました。野手では、西川、千丸、須永、高井、下級生の野村といった良い選手が揃いました。

 

・千葉

木更津総合(2018)

この年は夏3回戦敗退でした。例年投手を中心とした守りの堅さに定評のあるチームですが、この年も投手は、3年生の野尻、2年生の根本、1年生の篠木と各学年に好投手がいました。野手も、投手で4番の野尻を中心に、山中、東、下級生の太田など例年よりも破壊力がありました。

 

・神奈川

東海大相模(2015)

この年は夏優勝でした。開幕前から優勝候補筆頭と評価されており、プレッシャーの中見事に優勝を果たしました。投手は小笠原、吉田と150キロを投げる選手が2人というプロレベル(2人ともプロに進みましたが)、野手は杉崎、豊田、磯網のクリーンナップが印象に残っています。

 

・東東京

帝京(2007)

この年は春ベスト4、夏ベスト8と甲子園で春夏共にかなり上まで勝ち進みました。優勝はできなかったですが、優勝してもおかしくない戦力でありました。投手は大田、垣ヶ原、下級生の高島と3人良い投手がいました。ここまでいい投手が3人も揃うと逆に使い方が難しかったかもしれません。野手では、中村、本間、下級生の杉谷が中心でした。のちにプロとなる選手が多かったチームでした。

 

西東京

日大三(2011)

この年は春ベスト4、夏優勝と春夏両方で結果を残しました。筆者自身この代の日大三高は、春夏連覇すると思っていたので、春負けたことが逆に驚きました。投手は吉永がほぼ1人で投げ抜きました。日大三高と言えば、例年打線は看板でこの年も畔上、横尾、高山のクリーンナップに清水、菅沼などの脇を固める選手のレベルも高かったです。

 

・山梨

東海大甲府(2012)

この年は夏ベスト4と結果を残しました。投手は神原、本多、野手は石井、相原、下級生の渡邊、山本あたりが印象に残っています。新海、渡邊の二遊間のレベルがとても高かったことを覚えています。

 

・新潟

日本文理(2009)

この年は春1回戦敗退、夏準優勝でした。新潟県勢初の決勝進出で大いに盛り上がりました。投手は伊藤が1人で投げ抜きました。野手は、切手、高橋義が中心となり、中村などの脇を固めた選手もいいところで打っていました。

 

・長野

佐久長聖(2014)

この年は夏2回戦敗退でした。実績はそこそこですが、投手が寺沢、両角の2枚看板が強力で、野手は竹内が中心でした。

 

・富山

富山商(2014)

この年は夏3回戦敗退でした。投手は森田が中心で、岩城も控えていました。野手は、坂本、岩瀬あたりが甲子園では当たっており、少ないチャンスをモノにする打線という感じでした。

 

・石川

星稜(2019)

この年は春2回戦敗退、夏準優勝でした。ドラフト1位候補と騒がれた奥川を擁し春夏共に優勝候補と言われました。投手陣も奥川だけでなく、寺沢、下級生の荻原も甲子園で好投しました。野手は、強肩の山瀬、俊足の東海林、下級生の内山、知田あたりが目立っていました。

 

・福井

敦賀気比(2015)

この年は春優勝、夏2回戦敗退でした。投手で4番の平沼を中心に春夏共に優勝候補と言われて、春は見事に優勝しました。投手は平沼1人がほぼ投げ抜きましたが、下級生に山崎といった好選手もいました。野手は、篠原、2打席連続満塁本塁打の松本などが中心で、強力打線でした。

 

・静岡

常葉菊川(2007)

この年は春優勝、夏ベスト4と甲子園に突如現れた強豪校でした。ここで出てきた後はある程度コンスタントに出場しています。投手は、田中がエースで、2番手は下級生の戸狩、野手は、フルスイングが持ち味で、長谷川、石岡、高野あたりが特に目立っていた印象です。

 

・愛知

中京大中京(2009)

この年は春ベスト8、夏優勝と春夏両方で結果を残しました。投手は堂林に下級生の森本、野手は、河合、山中に下級生の磯村がいました。伊藤、金山は下位打線でしたが、他チームなら4番と驚かれました。国友、山中の二遊間も素晴らしかったです。

 

・岐阜

大垣日大(2007)

この年は春準優勝、夏ベスト8と春夏両方で結果を残しました。阪口監督が就任してから急速に力をつけ、この年は初出場の年でした。投手は森田、野手は大林とエース、4番がしっかりしていました。

 

・三重

三重(2014)

この年は春1回戦敗退、夏準優勝でした。春から夏の間に監督が変わり、戦い方が大きく変わった中で準優勝は見事でした。投手は今井がほぼ1人で投げ抜きました。野手は、西岡、長野が中心で打線も強力でした。

 

ここまでが、北海道〜東海までの最強チームです。

 

隠れた好選手(高校野球)②

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回も甲子園出場校の中で甲子園未経験の好選手を挙げていきたいです。

 

広島商

柳田悠岐 2006

・川野友耀 2009

・佃勇典 2010

・安本英正 2010

・大田啓輔 2011

・中山康太 2013

・櫻井涼 2015

・松村翔磨 2016

筑陽学園

長野久義 2002

田中健 2007

・中園雄一郎 2008

・谷川昌希 2010

・隈本高晟 2011

・持永健太郎 2012

松尾昭典 2012

・正木慎也 2012

・福井凌一 2013

・今泉雄太 2013

近江

・石田光宏 2011

北照

・加登脇卓真 2005

・西森将司 2005

植村祐介 2006

・谷内田敦士 2007

花咲徳栄

・阿部俊人 2006

・村田裕介 2007

・大久保匠 2008

・永田恭一 2009

・東谷優 2009

・藤原涼太郎 2012

・高杯翼 2014

宇和島東

高木啓充 2001

・田中幸長 2003

・佐々木潤一郎 2005

・坂井勇文 2013

聖光学院

・大橋純 2002

智弁学園

・高本泰裕 2003

・戎至誠 2004

枡田慎太郎 2005

・狭間圭太 2006

・三島之拡 2006

・岩本大祐 2010

神村学園

・福永雅之 2010

・渡邊陸 2018

津田学園

桑原謙太朗 2003

・大道雄紀 2007

・出口匠 2015

立命館宇治

日岡拓也 2003

・山田遼摩 2007

・金子侑司 2008

・山口拓也 2009

・北本亘 2012

・山上大輔 2014

明徳義塾

伊藤光 2007

・馬淵烈 2007

・浦翔太郎 2007

・栗野翔太郎 2009

国学院久我山

・金森宏徳 2002

・森村陽 2018

鳴門

・富永一 2007

・大端秀志 2011

習志野

・上野啓輔 2003

・吉井祐貴 2008

・古谷拓郎 2018

熊本工

・二殿史一 2008

 

 

隠れた好選手(高校野球)①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は各甲子園経験高校の中で、筆者が甲子園出場経験のない隠れた好選手(プロ野球選手を含む)と考えている選手を筆者なりに書いていきたいです。

(一体、誰得なんでしょう…)

 

「へ〜、あの選手ってあそこの高校だったんだ!」みたいな感じで楽しんでください!

 

履正社

岡田貴弘 2005

・住川勇貴 2005

・松島恒陽 2015

・溝田晃生 2018

星稜

・川口貴信 2010

・西川健太郎 2011

・北村祥治 2011

・森山恵佑 2012

明石商

・小平亮 2010

・松本航 2014

中京学院大中京

・安江嘉純 2010

・加藤智弘 2010

・吉川尚輝 2012

八戸学院光星

・谷和彦 2004

作新学院

岡田幸文 2002

・大澤裕介 2003

寺田哲也 2005

・佐々木陽 2006

・渡辺傑 2008

仙台育英

・高橋勇樹 2011

・梅津晃大 2014

関東一高

津久井夏生 2007

・小野寺颯人 2011

・齋藤未来也 2018

泉健太 2018

岡山学芸館

・岩藤寛和 2006

・河本光平 2012

・金村尚真 2018

東海大相模

市川友也 2003

・岩﨑恭平 2004

大田泰示 2008

角晃多 2008

・友永翔太 2008

・遠藤裕也 2013

宇部鴻城

・中村恵吾 2006

・永岡涼 2007

・大場勇希 2011

海星

・荒木紀仁 2010

・大山仁也 2010

・江越大賀 2010

・本田勝也 2013

・濱村和人 2013

高岡商

・芹田涼 2003

・藤坂星夜 2013

・河端優馬 2014

智弁和歌山

・下村太輝 2016

・門脇悠起 2016

敦賀気比

内海哲也 2000 

・李景一 2000

仲澤忠厚 2000

・木村侑輝 2011

鶴岡東

・佐藤翔太 2009

・渡辺貴洋 2010

 

その1はこの辺で

常連校だとやはり、甲子園未経験の選手を探すのが難しいですね。

 

 

ヤクルト2000年以降振り返り④

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、ヤクルトの2015年〜2019年を振り返っていきたいです。

 

2015年 1位

1 左 比屋根渉 230 3 9

2 中 上田剛史 263 1 19

3 三 川端慎吾 336 8 57

4 二 山田哲人 329 38 100

5 一 畠山和洋 268 26 105

6 右 雄平 270 8 60

7 遊 大引啓次 225 5 41

8 捕 中村悠平 231 2 33

9 投手

P  先発

 石川雅規 13ー9 3.31

 小川泰弘 11ー8 3.11

 石山泰稚 5ー5 3.64

 館山昌平 6ー3 2.89

 山中浩史 6ー2 3.24

 新垣渚 3ー10 4.64

 成瀬善久 3ー8 4.76

 中継ぎ

 古野正人 27 4.78

 松岡健一 38 3.44

 秋吉亮 74 2.36

 ロマン 61 2.40

 オンドルセク 72 2.05

 抑え

 バーネット 59 41 1.29

 

この年は前年の6位から見事に1位までのし上がりました。さらにクライマックスシリーズも突破して日本シリーズに進出しました。惜しくも日本一は逃しましたが充実したシーズンでした。この年は特に中継ぎ陣と野手の活躍が目立ちました。野手では、山田が中心となり、329、38本、100打点と素晴らしい成績を残しました。さらに30盗塁もクリアして、トリプルスリーを達成しました。川端が336で首位打者を獲得しました。また、畠山が26本、105打点と主砲にふさわしい成績を残しました。雄平は本塁打数は減りましたが、安定した成績を残し、優勝に大いに貢献しました。中村も完全にレギュラーに定着しました。移籍してきた大引は成績の底上げに期待したいです。バレンティンの故障離脱などにも伴い、レフトとセンターの固定選手がいなかったことは課題です。一方、ピッチャー陣は、石川が13勝、小川が11勝で2人が二桁勝利を記録しました。館山と台頭してきた山中が6勝、石山が5勝と続きましたが、先発3番手以降はまだ流動的で固定できる選手が出てきてほしいところです。中継ぎは、秋吉、ロマン、新加入のオンドルセクが中心となりました。いづれの選手も好成績を残し、松岡も安定していました。抑えは、バーネットが務め、防御率1.29、41セーブと素晴らしかったです。

 

2016年 5位

1 中 坂口智隆 295 0 39

2 一 川端慎吾 302 1 32

3 二 山田哲人 304 38 102

4 左 バレンティン 269 31 96

5 右 雄平 296 7 55

6 三 西浦直亨 255 7 28

7 遊 大引啓次 250 5 27

8 捕 中村悠平 187 3 37

9 投手

P  先発

 小川泰弘 8ー9 4.50

 石川雅規 8ー8 4.47

 山中浩史 6ー12 3.54

 デイビーズ 4ー5 4.39

 原樹理 2ー8 5.91

 中継ぎ

 オンドルセク 30 2.45

 久古健太郎 39 4.44

 成瀬善久 22 5.60

 平井諒 33 2.81

 松岡健一 53 3.74

 村中恭兵 52 3.90

 ルーキ 69 3.06

 抑え

 秋吉亮 70 19 2.19

 

この年は5位となりました。ピッチャー陣でやややりくりに苦しんだ感じはありました。野手では、山田が304、38本、102打点と好成績を残し、この年も30盗塁をクリアして、2年連続でトリプルスリーを達成しました。バレンティンが復活し、31本の本塁打を放ちました。川端が3割をクリアしており完全に球界随一のアベレージヒッターとなりました。雄平、新加入の坂口も安定しており、大引もこの年はまずまずでした。西浦が台頭してきており、明るい材料ですが、中村はキャッチャーとはいえ1割台は寂しい成績です。一方、ピッチャー陣は、小川と石川が8勝でチーム最多勝、次いで山中が6勝と続きましたが、まだ先発陣はコマ数不足という感は否めません。中継ぎは、新加入のルーキ、松岡、先発から転向した村中が中心となりました。抑えは、主に秋吉が務め、19セーブを挙げました。やはり、バーネットが抜けた穴は大きかったです。

 

2017年 6位

1 中 坂口智隆 290 4 38

2 右 雄平 306 2 32

3 二 山田哲人 247 24 78

4 左 バレンティン 254 32 80

5 一 荒木貴裕 207 6 25

6 三 藤井亮太 257 2 12

7 捕 中村悠平 243 4 34

8 遊 大引啓次 227 5 29

9 投手

P  先発

 小川泰弘 8ー7 2.83

 ブキャナン 6ー13 3.66

 石川雅規 4ー14 5.11

 原樹理 3ー11 3.84

 星知弥 4ー7 4.73

 山中浩史 2ー6 5.14

 由規 3ー5 4.31

 中継ぎ

 石山泰稚 66 3.03

 ギルメット 28 3.62

 近藤一樹 54 4.72

 中澤雅人 28 4.10

 松岡健一 37 3.51

 山本哲哉 32 4.76

 ルーキ 61 2.97

 抑え

 秋吉亮 43 10 3.35

 

この年は6位となってしまいました。この年も先発陣のやりくりで苦労してしまいました。野手では、バレンティンが32本、山田が24本で2人が20本をクリアしました。しかし、山田はかなり打率を落としてしまい不本意なシーズンとなりました。巻き返し必須ですね。雄平が規定打席未満ながら3割をクリアし、坂口も安定していました。中村もフルシーズン活躍しましたが大引がやや低迷してしまい、ここも巻き返し必須です。藤井や荒木といった新しい選手が台頭してきたことはプラスです。一方、ピッチャー陣は、小川が8勝、ブキャナンが6勝となりました。しかし、小川以外に貯金を作れた選手がおらず、大きく負けが先行してしまった選手が多く、負けを減らすことが課題です。中継ぎは、石山とルーキが中心となり頑張りました。松岡、ギルメットも合格点の成績で、山本が4点台の防御率が反省点です。抑えは、主に秋吉が務め、10セーブを挙げましたが固定できず、抑えも課題です。

 

2018年 2位

1 一 坂口智隆 317 3 37

2 中 青木宣親 327 10 67

3 二 山田哲人 315 34 89

4 左 バレンティン 268 38 131

5 右 雄平 318 11 67

6 三 川端慎吾 259 3 31

7 遊 西浦直亨 242 10 55

8 捕 中村悠平 211 5 26

9 投手

P  先発

 ブキャナン 10ー11 4.03

 小川泰弘 8ー5 2.75

 石川雅規 7ー6 4.88

 原樹理 6ー7 3.09

 中継ぎ

 秋吉亮 35 4.23

 カラシティー 32 4.18

 風張蓮 53 4.37

 近藤一樹 74 3.64

 中尾輝 54 3.50

 中澤雅人 37 6.91

 梅野雄吾 29 7.09

 大下佑馬 25 3.09

 抑え

 石山泰稚 71 35 2.08

 

この年は2位となりました。野手では、バレンティンと山田哲が中心となり、バレンティンは38本、131打点、山田哲は、315、34本と共に好成績を残しました。雄平が318、11本、メジャーから復帰した青木が、327、10本、西浦が10本と長打力を示した選手が多かったです。坂口が317とこれまた高打率で3割を超えた選手が目立ちました。野手はかなり充実していました。一方、ピッチャー陣は、ブキャナンが10勝でチーム唯一の二桁勝利を達成しました。小川が8勝、石川が7勝、原が6勝でかなり先発陣が改善されてきました。中継ぎは、近藤と台頭した中尾が中心となりました。さらに防御率4点台ながら風張も多くの登板機会を得て貢献しまし、先発と兼ねながらカラシティーも奮闘し、中継ぎ陣はまずまずでした。抑えは、石山が務め、35セーブを挙げました。

 

2019年 6位

1 三 太田賢吾 251 3 27

2 中 青木宣親 297 16 58

3 二 山田哲人 271 35 98

4 左 バレンティン 280 33 93

5 右 雄平 273 12 56

6 一 村上宗隆 231 36 96

7 捕 中村悠平 269 5 36

8 遊 廣岡大志 203 10 25

9 投手

P  先発

 石川雅規 8ー6 3.84

 小川泰弘 5ー12 4.57

 ブキャナン 4ー6 4.79

 高橋奎二 4ー6 5.76

 山田大樹 5ー4 3.90

 中継ぎ

 五十嵐亮太 45 2.98

 石山泰稚 34 2.73

 梅野雄吾 68 3.72

 近藤一樹 59 3.57

 ハフ 68 3.97

 抑え

 マクガフ 65 11 3.15

 

この年は6位となってしまいました。野手では、村上が大ブレークし、36本、山田哲が35本、バレンティンが31本で3人が30本をクリアしました。さらに、青木が16本、雄平が12本、台頭した廣岡が10本と長打力が魅力の選手が多いですね。また若く俊足の太田が台頭してきており、また楽しみな選手が出てきました。一方、ピッチャー陣は、石川が8勝でチーム最多勝を挙げました。小川と山田大が5勝と続きます。二桁勝利をあげる先発陣が出てきてほしいところですね。中継ぎは、五十嵐、梅野、近藤、ハフが中心となり、この4人は防御率も安定しており、多くや登板機会をこなしました。抑えは、主にマクガフが務め、11セーブを挙げましたが、固定できず来季以降の課題ですね。

 

この5年間は、優勝あり、最下位もありと浮き沈みの激しい5年間でした。

しかし、村上、梅野など今後に期待できそうな選手が出てきました。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

これで12球団の振り返りが全て終わり、このシリーズは終了となります。

 

また別のネタで投稿していきたいと思います。

 

ヤクルト2000年以降振り返り③

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、ヤクルトの2010年〜2014年を振り返っていきたいです。

 

2010年 4位

1 中 青木宣親 358 14 63

2 二 田中浩康 300 4 54

3 右 飯原誉士 270 15 48

4 一 ホワイトセル 309 15 53

5 左 畠山和洋 300 14 57

6 捕 相川亮二 293 11 65

7 三 宮本慎也 276 4 39

8 遊 川端慎吾 298 1 21

9 投手

P  先発

 石川雅規 13ー8 3.53

 由規 12ー9 3.60

 村中恭兵 11ー10 3.44

 館山昌平 12ー7 2.93

 中澤雅人 7ー9 5.68

 バーネット 4ー5 5.99

 中継ぎ

 押本健彦 61 2.66

 増渕竜義 57 2.69

 松岡健一 73 2.64

 抑え

 林昌勇 53 35 1.46

 

この年は4位となりました。投手陣は比較的安定していましたが、打線の長打力が課題のシーズンで20本をクリアした選手はいませんでした。チーム最多本塁打は出場機会が少ないながらガイエルの16本でしたが、低打率に喘ぎ期待外れに終わってしまいました。途中加入のホワイトセルが3割15本と好成績を残しました。飯原も15本を放ち長打力で進歩しました。デントナも15本打ちましたが、出場機会を減らし、ガイエルと共に期待外れとなってしまいました。青木が358、14本でシーズン200安打に首位打者を獲得、畠山が3割14本、田中浩も初めて3割をクリアしました。宮本は安定しており、相川が11本を放ちました。来季は20本をクリアする選手が出てきてほしいところです。可能性のある選手は沢山います。一方、ピッチャー陣は、石川が13勝、由規と館山が12勝、村中が11勝で二桁勝利カルテットを結成しました。由規、村中といったところが台頭してきました。中澤が7勝と先発陣はかなり安定していました。中継ぎは、押本、増渕、松岡の3人が多くの登板機会に2点台の防御率と安定していました。抑えは、林昌勇が務め、防御率1.46、35セーブと素晴らしい成績を残しました。

 

2011年 2位

1 中 青木宣親 292 4 44

2 二 田中浩康 252 1 40

3 一 ホワイトセル 247 12 33

4 左 畠山和洋 269 23 85

5 右 バレンティン 228 31 76

6 三 宮本慎也 302 2 35

7 遊 川端慎吾 268 4 46

8 捕 相川亮二 244 1 33

9 投手

P  先発

 石川雅規 10ー9 2.73

 館山昌平 11ー5 2.04

 増渕竜義 7ー11 4.22

 由規 7ー6 2.86

 赤川克紀 6ー3 2.03

 村中恭兵 4ー6 4.29

 中継ぎ

 久古健太郎 52 3.65

 バーネット 48 2.68

 押本健彦 65 3.28

 松岡健一 63 2.86

 抑え

 林昌勇 65 32 2.17

 

この年は2位となりました。前年課題だった長打力を補えたことが大きかったでしょう。野手では、新加入のバレンティンが打率は低いながら、31本で本塁打王に輝きました。畠山が4番に定着して、23本でこの2人の働きが特に大きかったです。ホワイトセルは12本でこの3人が長打力では目立ちました。宮本が3割をクリアし、青木は3割を切ったものの安定していました。川端がレギュラーに定着して合格点の成績を残したこともプラスです。田中浩、相川もシーズンを通して活躍しました。一方、ピッチャー陣は、館山が11勝、石川が10勝で2人が二桁勝利を記録しました。増渕と由規が7勝、赤川が6勝とまずまずで、先発陣は本当に強みです。村中が巻き返すとさらに強化されます。中継ぎは、久古、バーネット、押本、松岡が安定しており、ここも強固でした。抑えは、林昌勇が務め、32セーブを挙げました。

 

2012年 3位

1 左 ミレッジ 300 21 65

2 二 田中浩康 274 2 40

3 遊 川端慎吾 298 4 49

4 一 畠山和洋 266 13 55

5 右 バレンティン 272 31 81

6 三 宮本慎也 267 3 23

7 中 福地寿樹 255 0 19

8 捕 相川亮二 245 1 28

9 投手

P  先発

 館山昌平 12ー8 2.25

 ロマン 9ー11 3.04

 村中恭兵 10ー7 3.88

 石川雅規 8ー11 3.60

 赤川克紀 8ー9 3.79

 中継ぎ

 増渕竜義 49 5.38

 押本健彦 65 3.62

 日高亮 66 2.98

 山本哲哉 50 1.21

 抑え

 バーネット 57 33 1.82

 

この年は3位となりました。野手では、バレンティンが31本、新加入のミレッジが3割21本と外国人選手2人が期待にきっちりと応えました。畠山が13本で3人が二桁本塁打を達成しました。川端、田中浩が安定した成績を残し、宮本もまずまずでした。固定できなかったキャッチャーとセンターは課題です。一方、ピッチャー陣は館山が12勝、村中が10勝で2人が二桁勝利を記録しました。新加入のロマンが9勝、石川と赤川が8勝で5人が計算できました。中継ぎは、押本に日高と山本が台頭しました。山本は1点台の防御率と大活躍しました。増渕は防御率5点台で巻き返したいところです。抑えは、バーネットが務め、防御率1.82、33セーブと大活躍しました。

 

2013年 6位

1 二 山田哲人 283 3 26

2 中 上田剛史 257 4 22

3 三 川端慎吾 311 5 37

4 右 バレンティン 330 60 131

5 左 ミレッジ 251 16 49

6 一 畠山和洋 219 12 51

7 遊 森岡良介 247 1 21

8 捕 相川亮二 279 6 30

9 投手

P  先発

 小川泰弘 16ー4 2.93

 八木亮祐 5ー13 4.44

 石川雅規 6ー9 3.52

 村中恭兵 5ー9 5.00

 中継ぎ

 木谷良平 28 4.00

 松岡健一 34 5.73

 久古健太郎 38 2.76

 バーネット 47 6.02

 石山泰稚 60 2.78

 抑え

 山本哲哉 64 11 2.87

 

この年は6位となってしまいました。前年まで安定していた投手陣が計算通りいかなかったことが響いてしまいました。野手では、バレンティンが330、60本、131打点と圧倒的な成績を残し、本塁打王、最高出塁率のタイトルを獲得しました。ミレッジが16本、畠山が12本と3人が二桁本塁打を記録しました。川端が規定打席未満ながら3割をクリアし、山田や上田、森岡といった新しい選手も出てきました。一方、ピッチャー陣は、ルーキーの小川が16勝で最多勝のタイトルを獲得しました。石川が6勝、八木と村中が5勝で先発陣に例年ほどの安定感はなく、巻き返しが期待されます。中継ぎは、久古と台頭した石山が目立ちましたが、松岡、バーネットなどが不調となり、ここも巻き返しが期待されます。抑えは、主に山本が務め、11セーブを挙げましたが、固定できず来季以降の課題です。

 

2014年 6位

1 二 山田哲人 324 29 89

2 遊 森岡良介 276 2 31

3 三 川端慎吾 305 10 69

4 右 バレンティン 301 31 69

5 中 雄平 316 23 90

6 一 畠山和洋 310 17 79

7 左 飯原誉士 306 4 29

8 捕 中村悠平 298 5 41

9 投手

P  先発

 石川雅規 10ー10 3.75

 小川泰弘 9ー6 3.66

 八木亮祐 5ー6 3.91

 ナーブソン 4ー11 4.53

 中継ぎ

 石山泰稚 35 4.53

 木谷良平 21 7.26

 松岡健一 39 5.12

 カーペンター 32 4.73

 久古健太郎 46 5.61

 山本哲哉 52 3.55

 秋吉亮 61 2.28

 抑え

 バーネット 33 14 3.34

 

この年は6位となってしまいました。しかし、野手で新しい選手の台頭が目立ち、ポジ要素もありました。野手では、やはりバレンティンが中心となり、3割、31本と好成績を残しました。台頭した選手では山田が324、29本と嬉しい大誤算がありました。さらに、雄平が316、23本と率も残せ、長打力もあるという抜群の選手が出てきました。また畠山が310、17本と進化を見せ、川端も3割、10本をクリア、森岡、上田はもう少しシーズンをフルで活躍できるようになると完全なレギュラーとなりそうです。キャッチャーでは中村が台頭してきて、まずまずの成績でした。一方、ピッチャー陣は、石川が10勝でチーム唯一の二桁勝利を達成しました。小川は故障離脱もありながら9勝、八木が5勝で3番手以降の先発陣が課題です。中継ぎは、山本と台頭した秋吉が頑張りました。松岡、石山や新加入のカーペンターは巻き返したいところですね。抑えは、主にバーネットが務め14セーブでしたが、まだ固定できず、課題は来年に持ち越しとなりました。

 

この5年間を振り返ると、バレンティンが加入して、長打力という点では素晴らしい補強ができました。また野手では、山田、雄平、投手では、小川、秋吉など今後活躍しそうな選手が出てきました。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。

 

ヤクルト2000年以降振り返り②

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、ヤクルトの2005〜2009年について振り返っていきたいです。

 

2005年 4位

1 中 青木宣親 344 3 28

2 遊 宮本慎也 265 7 47

3 三 岩村明憲 319 30 102

4 左 ラミレス 282 32 104

5 右 宮出隆自 320 8 46

6 一 リグス 306 14 44

7 捕 古田敦也 258 5 33

8 二 城石憲之 256 2 30

9 投手

P  先発

 藤井秀悟 10ー12 3.43

 石川雅規 10ー8 4.87

 川島亮 9ー10 2.81

 館山昌平 10ー6 3.95

 ガトームソン 8ー5 4.18

 中継ぎ

 ゴンザレス 27 5.07

 高井雄平 18 4.52

 吉川昌宏 61 3.72

 五十嵐亮太 49 3.49

 抑え

 石井弘寿 61 37 1.95

 

この年は4位となりました。しかし、明るい話題もありました。野手では、青木が大ブレークし、200安打をクリアしました。344の打率を記録し、首位打者最多安打、新人王のタイトルを獲得しました。ラミレスが32本、104打点、岩村が319、30本、102打点と3.4番のレベルがとても高く、打の中心でした。新加入のリグスがまずまず、宮出が規定打席未満ながら320、宮本、城石がまずまずの成績を残しました。古田は年齢のこともあり、次世代の正捕手の台頭が急がれます。一方、ピッチャー陣は、藤井、石川、館山が10勝で二桁トリオとなりました。川島9勝、ガトームソンが8勝でかなり計算できる枚数は豊富でした。中継ぎは吉川と五十嵐が中心で1年間フル稼働しましたが、この2人以外に目立った選手はおらず、他の選手の台頭が待たれます。抑えは、石井が務め防御率1.95、37セーブと大活躍でした。

 

2006年 3位

1 中 青木宣親 321 13 62

2 一 リグス 294 39 94

3 三 岩村明憲 311 32 77

4 左 ラミレス 267 26 112

5 二 ラロッカ 285 18 63

6 右 宮出隆自 275 9 59

7 遊 宮本慎也 304 2 34

8 捕 米野智人 235 7 37

9 投手

P  先発

 石川雅規 10ー10 4.53

 石井一久 11ー7 3.44

 ガトームソン 9ー10 2.85

 ゴンザレス 9ー7 3.15

 藤井秀悟 7ー8 4.41

 中継ぎ

 松井光介 40 4.08

 花田真人 51 3.33

 館山昌平 44 3.95

 木田優夫 56 3.09

 抑え

 高津臣吾 48 13 2.74

 

この年は3位となりました。野手で期待以上の成績を残した選手が多かったこと、前年課題だった中継ぎ陣で枚数が揃ってきたことが要因となりました。野手では、リグスが39本で恐怖の2番打者として大活躍しました。岩村が311、32本と例年通りの活躍をしました。さらにラミレスが26本、112打点と勝負強さを発揮し貢献しました。さらに、新加入のラロッカが18本、青木が321、13本で2年連続の最多安打に初の盗塁王も獲得しました。宮出は前年出来過ぎの感もあったのでそこと比べるとまずまずでしたが、安定していました。宮本はフルシーズン活躍したかったところです。古田の後釜として、この年は米野が台頭し、まずまずの成績でした。一方、ピッチャー陣は、メジャーから復帰した石井一が11勝、石川が10勝で二桁勝利を記録した選手はこの2人となりました。ガトームソンとゴンザレスが9勝、藤井が7勝とこの年も安定した先発陣が多かったです。中継ぎは、花田、館山、木田が中心となり、前年とは大きく顔ぶれが変わりました。松井も防御率4点台ながらまずまずでした。抑えは、主にメジャーから復帰した高津が務め13セーブでしたが抑えを固定できなかったことは課題です。

 

2007年 6位

1 中 青木宣親 346 20 58

2 二 田中浩康 295 5 51

3 左 ラミレス 343 29 122

4 右 ガイエル 245 35 79

5 一 宮出隆自 279 9 46

6 遊 宮本慎也 300 5 39

7 三 飯原誉士 246 8 32

8 捕 福川将和 224 7 29

9 投手

P  先発

 グライシンガー 16ー8 2.84

 石井一久 9ー10 4.16

 藤井秀悟 7ー10 5.05

 石川雅規 4ー7 4.38

 中継ぎ

 館山昌平 45 3.17

 吉川昌宏 43 3.61

 高井雄平 52 5.19

 遠藤政隆 38 4.09

 木田優夫 50 3.14

 花田真人 41 4.80

 抑え

 高津臣吾 25 13 6.17

 

この年は6位となってしまいました。投手、野手ともに明るい材料もありました。野手では、青木とラミレスが中心となりました。青木は346、20本で首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得しました。ラミレスは343、29本、122打点に加えて、この当時では右打者史上初のシーズン200安打を達成し、打点王最多安打のタイトルを獲得しました。新加入のガイエルは率は低いながらも高い出塁率をマークし、35本を記録しました。宮本が打率3割をクリアしました。他には、田中浩、飯原といった新しい選手がほぼレギュラーを獲得したことが明るい材料です。岩村ラロッカ移籍したことに伴い、自ずと若手選手の出番が多くなりました。このチャンスをある程度モノにしたのがこの2人でした。キャッチャーは状況が変わり、この年は福川が頑張りました。一方、ピッチャー陣は、新加入のグライシンガーが16勝で最多勝と期待に応えました。さらに、石井一が9勝、藤井が7勝とここまでは計算できました。川島は巻き返したいところです。中継ぎは、枚数は豊富でした。その中で木田と吉川が中心となり回していました。館山は負け数をせめて半分に減らしたいところです。高井、遠藤、花田も防御率は高いながら頑張りました。抑えは主に高津が務めましたが、6点台の防御率に13セーブに終わってしまい、この年も抑えを固定することはできませんでした。

 

2008年 5位

1 右 福地寿樹 320 9 61

2 三 宮本慎也 308 3 32

3 中 青木宣親 347 14 64

4 一 畠山和洋 279 9 58

5 左 飯原誉士 291 9 62

6 二 田中浩康 290 5 50

7 遊 川島慶三 255 4 35

8 捕 福川将和 207 7 35

9 投手

P  先発

 石川雅規 12ー10 2.68

 館山昌平 12ー3 2.99

 川島亮 7ー9 4.70

 村中恭兵 6ー11 4.34

 中継ぎ

 松岡健一 65 1.39

 押本健彦 67 3.34

 五十嵐亮太 44 2.47

 抑え

 林昌勇 54 33 3.00

 

この年は5位となりました。しかし、特に投手陣で明るい材料が多くありました。野手では、青木が中心となり、347、14本と例年通りの好成績を残しました。ラミレスが抜けたため、長打力不足が懸念されていましたが、その通りとなってしまい、青木の14本がチーム最多本塁打でした。畠山が4番に定着してつなぎの4番として存在感を示しました。宮本も3割を超える打率を記録し、本当に安定しています。田中浩と飯原の前年にブレークした選手はこの年も安定していました。新加入の福地が320で盗塁王も獲得しました。川島慶もブレークしました。キャッチャーは、福川が正捕手争いを一歩リードするためには打率を上げたいところです。一方、ピッチャー陣は、特に先発で前年の勝ち頭3枚(グライシンガー、石井一、藤井)が揃って移籍した影響で苦戦が予想されましたが、復活した石川と台頭した館山が12勝と予想以上の活躍でした。石川は防御率2.68で最優秀防御率、館山は最高勝率のタイトルを獲得しました。川島が7勝、台頭してきた村中が6勝と新しい選手も出てきました。中継ぎは、顔ぶれが大きく変わり、松岡と押本が中心となりました、中でも松岡は1点台の防御率と大ブレークしました。五十嵐も安定していました。抑えは課題でしたが、林昌勇が見事に穴を埋め、33 セーブを挙げました。

 

2009年 3位

1 左 福地寿樹 270 5 34

2 遊 川島慶三 255 12 43

3 中 青木宣親 303 16 66

4 一 デントナ 276 21 83

5 右 ガイエル 267 27 80

6 三 宮本慎也 294 5 46

7 二 田中浩康 258 4 35

8 捕 相川亮二 247 5 43

9 投手

P  先発

 館山昌平 16ー6 3.39

 石川雅規 13ー7 3.54

 由規 5ー10 3.50

 ユウキ 5ー6 3.40

 川島亮 5ー6 4.81

 中継ぎ

 木田優夫 30 5.55

 押本健彦 51 2.67

 松岡健一 52 4.72

 五十嵐亮太 56 3.19

 抑え

 林昌勇 57 28 2.05

 

この年は3位となりました。前年の課題だった長打力の点で補いができたことが大きかったです。野手では、ガイエルが復活し、チーム最多の27本、新加入のデントナが21本と両外国人選手が長打力を見せました。青木は3割、16本で最高出塁率のタイトルを獲得するなど例年通りの活躍でした。福地が2年連続で盗塁王を獲得しました。川島慶が12本と長打力を示しました。宮本も安定しており、田中浩、相川も1年間通して試合に出場し、年間通してほぼオーダーを固定できました。一方、ピッチャー陣は、館山が16勝で最多勝のタイトルを獲得し、石川が13勝を挙げ、2人が二桁勝利を達成しました。由規、ユウキ、川島が5勝で特に由規には今後に期待したいです。中継ぎは、押本と五十嵐が中心となりました。前年大活躍の松岡は成績を落としましたがフルシーズン活躍しました。抑えは、林昌勇が務め、28セーブを挙げました。

 

この5年間では、やはり青木の台頭が1番なハイライトでしょう。青木以外では、畠山や館山、松岡、田中浩、川島慶などの若手、ガイエルデントナ、リグス、グライシンガーなどの外国人選手も成功率が高かった気がします。

 

では最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。

ヤクルト2000年以降振り返り①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回はヤクルトの2000〜2004年を振り返っていきたいです。

 

2000年 4位

1 中 真中満 279 9 41

2 二 土橋勝征 225 1 27

3 右 稲葉篤紀 281 11 30

4 一 ペタジーニ 316 36 96

5 捕 古田敦也 278 14 64

6 左 高橋智 285 13 44

7 三 岩村明憲 278 18 66

8 遊 宮本慎也 300 3 55

9 投手

P  先発

 石井一久 10ー9 2.61

 川崎憲次郎 8ー10 3.55

 伊藤智仁 8ー7 3.14

 ハッカミー 8ー6 3.35

 高木晃次 2ー8 5.70

 中継ぎ

 レモン 31 3.91

 山本樹 44 3.29

 石井弘寿 45 3.30

 五十嵐亮太 56 3.11

 抑え

 高津臣吾 35 29 2.08

 

この年は4位となりました。野手では、ペタジーニが軸となり、316、36本と大活躍しました。次いで、岩村が18本、古田が14本、高橋智が13本、稲葉が11本とレギュラー陣の多くが二桁本塁打を記録しました。また出場機会は少ないながら、副島が10本に加えて、3割を超える打率を残し、レギュラー争いに食い込んでいきたいところです。宮本と真中は安定しており、宮本は3割をクリアしました。土橋はやや低打率に終わってしまい、翌年以降に巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、石井一が防御率2.61、10勝で最優秀防御率最多奪三振のタイトルを獲得しました。川崎、伊藤、ハッカミーが8勝で、4人目まではかなり計算できました。中継ぎは、山本、石井弘、五十嵐が軸となり、3人ともにまずまず安定していました。また、五十嵐は中継ぎながら11勝を挙げ、チーム最多勝となりました。抑えは、高津が務め、29セーブを挙げました。

 

2001年 1位

1 中 真中満 312 7 36

2 遊 宮本慎也 270 1 17

3 右 稲葉篤紀 311 25 90

4 一 ペタジーニ 322 39 127

5 捕 古田敦也 324 15 66

6 三 岩村明憲 287 18 81

7 左 ラミレス 280 29 88

8 二 土橋勝征 249 2 31

9 投手

P  先発

 藤井秀悟 14ー8 3.17

 石井一久 12ー6 3.39

 入来智 10ー3 2.85

 前田浩継 7ー10 3.93

 ホッジス 5ー3 3.80

 中継ぎ

 松田慎司 48 3.21

 島田直也 53 2.91

 石井弘寿 39 3.40

 五十嵐亮太 41 2.59

 河端龍 41 3.20

 山本樹 61 2.93

 抑え

 高津臣吾 52 37 2.61

 

この年は優勝し、日本一にも輝きました。投打ともに軸がしっかりしていました。野手では、やはりペタジーニが中心でした。322、39本、127打点と素晴らしい成績で、MVP、本塁打王打点王、最高出塁率のタイトルを獲得しました。また、新加入のラミレスが29本、稲葉が311、25本で、3人が25本をクリアしてきました。次いで、岩村が18本、古田が324、15本とここまで見るだけでもすごい打線だったのが、ひしひしと伝わってきます。加えて真中も3割をクリアし、宮本も安定しており、隙のない打線です。一方、ピッチャー陣は、藤井が軸となりました。藤井は14勝で最多勝を獲得しました。石井一が12勝、入来が10勝で3人が二桁勝利を達成しました。前田が7勝、途中加入のホッジスが5勝で5人は計算できました。中継ぎは、松田、島田、石井弘、五十嵐、河端、山本全員が安定しており、非常にレベルの高い中継ぎ陣でした。抑えは、高津が務め、37セーブで最優秀救援投手のタイトルを獲得しました。

 

2002年 2位

1 中 真中満 248 4 25

2 遊 宮本慎也 291 5 25

3 右 稲葉篤紀 266 10 39

4 一 ペタジーニ 322 41 94

5 捕 古田敦也 300 9 60

6 三 岩村明憲 320 23 71

7 左 ラミレス 295 24 92

8 二 城石憲之 248 8 28

9 投手

P  先発

 ホッジス 17ー8 3.41

 石川雅規 12ー9 3.33

 藤井秀悟 10ー9 3.08

 坂元弥太郎 3ー9 3.68

 山部太 5ー3 5.53

 中継ぎ

 ニューマン 42 3.52

 河端龍 43 2.70

 石井弘寿 69 1.51

 五十嵐亮太 64 2.08

 抑え

 高津臣吾 44 32 3.89

 

この年は2位となりました。この年も投打の柱がしっかりしていました。野手では、ペタジーニが中心となり、322、41本と引き続いて好成績を残しました。ラミレスが24本、岩村も一皮むけた感じで、320、23本と好成績を残しました。20本を3人がクリアしました。稲葉が10本で二桁本塁打を記録しました。古田が3割をクリアしており、打線はかなり強固な印象です。宮本が安定しています。これに打率3割を安定して打てるようになるとさらに怖い打線になりますね。真中の巻き返しと、台頭した城石の完全なレギュラー定着に期待したいところです。一方、ピッチャー陣は、ホッジスが中心となり、17勝で最多勝を獲得しました。石川が12勝で新人王を獲得しました。藤井が10勝を挙げ、3人が二桁勝利となり、かなり強力な先発ローテーションです。山部が5勝で、山部にはさらなる上積みを期待したいところです。中継ぎは、石井弘と五十嵐が中心となり、石井弘は防御率1.51で最優秀中継ぎ投手を獲得しました。また、ニューマンと河端も多くの登板機会を得て、好成績を残しました。抑えは、高津が務め、32セーブを挙げました。

 

2003年 3位タイ

1 中 真中満 293 6 48

2 遊 宮本慎也 284 7 44

3 一 ベッツ 287 15 52

4 左 ラミレス 333 40 124

5 三 鈴木健 317 20 95

6 捕 古田敦也 287 23 75

7 右 稲葉篤紀 273 11 30

8 二 土橋勝征 302 6 27

9 投手

P  先発

 石川雅規 12ー11 3.79

 ベバリン 8ー4 4.08

 鎌田祐哉 6ー7 3.21

 ホッジス 5ー9 5.90

 高井雄平 5ー6 5.03

 佐藤秀樹 5ー4 4.69

 中継ぎ

 坂元弥太郎 32 6.00

 山本樹 50 2.64

 石井弘寿 36 1.99

 五十嵐亮太 66 3.89

 抑え

 高津臣吾 44 34 3.00

 

この年は3位タイとなりました。前年までチームの柱となっていたペタジーニが移籍し、不安要素もありました。野手では、ラミレスが軸となり、333、40本、124打点と素晴らしい成績で、本塁打王打点王最多安打のタイトルを獲得しました。移籍してきた鈴木健が317、20本とこちらも好成績を残しました。古田が23本で長打力を示し、3人が20本をクリアしました。また新加入のベッツが15本、稲葉が11本、出場機会を減らしてしまいましたが、岩村が12本で打線の破壊力は素晴らしいものがありました。宮本と真中は例年通りの成績でチームに貢献し、土橋が規定打席未満ながら3割をクリアして、一時は失ったレギュラーの座を取り返してきました。一方、ピッチャー陣は、石川が12勝でチーム唯一の二桁勝利を達成しました。新加入のベバリンが8勝、ホッジスが5勝と両外国人の成績はもう少し上積みして、あわよくば2人とも二桁勝って欲しいところです。鎌田、ルーキーの高井、佐藤秀は先発、中継ぎ両方で貢献し、鎌田は6勝、高井と佐藤秀は5勝とまずまずでした。中継ぎは、山本、石井弘、五十嵐と何年間も中心で働いている選手が中心となり、石井弘は防御率1.99と安定感抜群でした。抑えは、高津が務め、34セーブで最優秀救援投手に輝きました。

 

2004年 2位

1 中 真中満 272 4 20

2 遊 宮本慎也 301 11 26

3 三 岩村明憲 300 44 103

4 左 ラミレス 305 31 110

5 一 鈴木健 289 15 65

6 捕 古田敦也 306 24 79

7 右 稲葉篤紀 265 18 45

8 二 土橋勝征 315 9 34

9 投手

P  先発

 石川雅規 11ー11 4.35

 ベバリン 9ー11 4.42

 川島亮 10ー4 3.17

 石堂克利 6ー7 6.93

 藤井秀悟 4ー6 5.51

 中継ぎ

 坂元弥太郎 34 4.41

 河端龍 61 3.68

 石井弘寿 38 2.05

 抑え

 五十嵐亮太 66 37 2.66

 

この年は2位となりました。野手では、岩村がさらに成績を伸ばし、軸となりました。岩村は、300、44本、103打点とチームだけでなく、日本を代表するような選手の成績に近づいてきました。ラミレスが305、31本、110打点と引き続き結果を残しました。古田が306、24本とこちらも素晴らしい貢献度でした。稲葉が18本、鈴木健が15本、宮本が3割11本と長打力のある選手も目立ちました。土橋も規定打席未満ながら3割をクリアし、打撃が開眼してきました。一方、ピッチャー陣は、石川が11勝、ルーキーの川島が10勝で新人王を獲得しました。この2人が二桁勝利を記録しました。ベバリンが9勝、台頭してきた石堂が6勝と4人目まではある程度計算でき、藤井が巻き返すとさらに強力となります。中継ぎは、河端と石井弘が中心で、この年も素晴らしい成績でしたが、そろそろ新しい若手が出てきて欲しいところです。抑えは、高津が移籍したたために、五十嵐が務め、37セーブで最優秀救援投手に輝きました。

 

この5年間は、投手、野手ともにレギュラー陣がしっかりとしたイメージで、非常に高いチーム力でした。しかし、それに頼り世代交代を遅らせてしまっては、今後は苦しい戦いとなるでしょう。岩村、川島、石川あたりを軸に新しい選手が育ってきて欲しいところです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。