2000年以降の甲子園出場校①

こんにちは、野球好き若者です。

 

今回は2000年以降の甲子園出場校を振り返っていきたいと思います。

 

・北北海道

白樺学園

(2020春、2015夏、2011夏、2006夏)

帯広農

(2020春)

旭川大高

(2019夏、2018夏、2009夏、2003夏)

滝川西

(2017夏)

クラーク記念国際

(2016夏)

武修館

(2014夏)

帯広大谷

(2013夏)

遠軽

(2013春)

旭川

(2012夏、2005夏、2002夏)

旭川

(2010夏、2006春、2003春)

駒大岩見沢

(2008夏、2008春、2007夏)

旭川

(2004夏)

帯広三条

(2001夏)

 

南北海道

北照

(2019夏、2018夏、2013夏、2013春、2012春、2010夏、2010春、2000春)

札幌大谷

(2019春)

札幌第一

(2019春、2017春、2016春、2012夏、2009夏、2002夏)

駒大苫小牧

(2018春、2014春、2007夏、2006夏、2005夏、2005春、2004夏、2003夏、2003春、2001夏)

北海

(2017夏、2016夏、2015夏、2011夏、2011春、2008夏)

東海大四

(2015春、2014夏、2001春)

鵡川

(2009春、2004春、2002春)

北海道栄

(2006春)

札幌南

(2000夏)

 

・青森

八戸学院光星

(2019夏、2019春、2018夏、2016夏、2016春、2015春、2014夏、2014春、2012夏、2012春、2011夏、2011春、2009春、2006春、2003夏、2001夏、2000夏)

青森山田

(2017夏、2016春、2009夏、2008夏、2007夏、2006夏、2005夏、2005春、2004夏、2002夏)

三沢商

(2015夏)

弘前学院聖愛

(2013夏)

八戸工大一

(2010夏)

 

・岩手

花巻東

(2019夏、2018夏、2018春、2015夏、2013夏、2012春、2011夏、2009夏、2009春、2007夏、2005夏)

盛岡大付

(2019春、2017夏、2017春、2016夏、2014夏、2013春、2012夏、2010春、2008夏、2004夏、2003夏、2003春、2001夏)

釜石

(2016春)

一関学院

(2010夏、2006春、2002夏)

専大北上

(2006夏、2000夏)

 

・秋田

秋田中央

(2019夏)

金足農

(2018夏、2007夏、2001夏)

由利工

(2018春)

明桜

(2017夏、2009夏、2002春、2000春)

大曲工

(2016夏、2015春)

秋田商

(2015夏、2013夏、2012夏、2010春、2006春、2005夏、2004夏、2004春、2002夏、2000夏)

角館

(2014夏)

能代

(2011夏、2010夏)

本荘

(2008夏、2006夏)

秋田

(2003夏)

 

・山形

鶴岡東

(2020春、2019夏、2016夏、2015夏、2011夏)

羽黒

(2018夏、2005春、2003夏)

日大山形

(2018春、2017夏、2013夏、2007夏、2006夏)

山形中央

(2014夏、2013春、2010夏、2010春)

酒田南

(2012夏、2009夏、2008夏、2005夏、2004夏、2002夏、2002春)

 

・宮城

仙台育英

(2020春、2019夏、2018夏、2017夏、2017春、2015夏、2015春、2013夏、2013春、2012夏、2010夏、2008夏、2007夏、2007春、2006夏、2001夏、2001春、2000夏)

東北

(2016夏、2011春、2009夏、2005夏、2004夏、2004春、2003夏、2003春、2001春)

利府

(2014夏、2009春)

東陵

(2014春)

石巻工

(2012春)

古川工

(2011夏)

仙台西

(2002夏)

 

・福島

聖光学院

(2019夏、2018夏、2018春、2017夏、2016夏、2015夏、2014夏、2013夏、2013春、2012夏、2012春、2011夏、2010夏、2009夏、2008夏、2008春、2007夏、2007春、2005夏、2004夏、2001夏)

いわき海星

(2013春)

光南

(2006夏)

日大東北

(2003夏、2002夏)

福島商

(2000夏、2000春)

 

 

奈良大付2020

こんにちは、野球好き若者です。

 

今回は奈良大付の2020年のチームについて書いていきたいです。

 

現在、奈良県では独自大会が行われており、ベスト4が出揃いました。

その一角が奈良大付です。

 

筆者の感覚的には、2020年すなわち今年の奈良大付は相当強いと感じています。

甲子園出場はもちろん、甲子園でもそこそこ勝てる実力があるのではないかと考えています。

 

秋の大会では、奈良県2位で近畿大会に出場し、近畿大会でも初戦に滋賀県1位で出場した近江に打ち勝ちました。ですが、勝てばセンバツ当確となる準々決勝で同県の天理にコールドで敗れてしまい、残念ながらセンバツ出場は叶いませんでした。

 

さあ夏にリベンジ!と思ったところでこのような情勢になってしまったことは非常に残念ですが、トーナメント形式の独自大会を開催すると判断いただいた高野連に感謝しましょう。

 

長々と前置きしましたが、チームを紹介します。

ピッチャーは、エースが矢野一希、右アンダースローの2年生二宮知也、左の2年生東大地と3人のタイプの違う投手陣がいます。

基本的には矢野が先発して、二宮あるいは東に繋ぐという形を取っています。

独自大会ではさらに他のピッチャーも投げていますが、基本的には上記の3人でしょう。

 

キャッチャーはプロ注目でもある山本陸です。前年は5番ファーストで試合に出ており、新チームから4番でキャッチャーとなりました。バッティングも素晴らしいですが、肩が強くてスローイングの安定感も評価されています。

内野は、ファーストが秋は野坂拓務、夏は美並彰也となっています。共に長打力があり、野坂は秋の近畿大会でホームランも放ちました。セカンドは北島広夢がレギュラーで、安定した守備に意外性も備えています。サードは泉幸佑がレギュラーで出ており、小柄ながらパンチ力があります。ショートは前年からレギュラーの喜多智也がレギュラーで、1番打者として巧打に守備も良く、好選手です。

 

外野は、今井優、吉岡耶翔、池田遼介の3人が務めることが多いです。今井は3番を打つ打線の中心選手でもあります。吉岡は前年から2番センターで出ており、嫌らしい選手という印象が強いです。さらに長打力もあり、独自大会でもホームランを放つ場面もありました。センターの守備も守備範囲が広く、2019夏の予選の智弁学園戦で凄いファインプレーもありました。池田も、これまた長打力があり、さらには投手もできる選手です。

 

つまりは、投手は3人でなかなか安定しており、打線もどこからでも点を取れ、山本筆頭に長打力もあり、守備もセンターラインがきっちりしていて安定感のあるチームです。

 

後一歩甲子園に届かないということが多かったチームですが、全国の高校野球ファンに今年の奈良大付を紹介したいという意味で書きました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

個人的u18 2018

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は2018年のu18を個人的に考えていきたいです。

 

2018年の3年生、2016夏〜2018夏に必ず1度は甲子園に出ている選手を対象として25人を考えていきたいです。

 

投手

1 吉田輝星(金足農)

2 柿木蓮大阪桐蔭

3 渡邉勇太朗(浦和学院

4 山田龍聖(高岡商

5 杉本壮志(日本航空石川

6 山口直哉(済美

捕手

7 小泉航平(大阪桐蔭

8 小池悠平(前橋育英

9 根来龍真(常葉菊川

10 野村大樹(早稲田実

内野手

11 根尾昂(大阪桐蔭

12 北村恵吾(近江)

13 野尻幸輝(木更津総合

14 野村佑希(花咲徳栄

15 山田健太大阪桐蔭

16 増田陸(明秀日立)

17 小松勇輝(東海大相模

18 山田拓也(東海大相模

19 小園海斗(報徳学園

20 中川卓也(大阪桐蔭

外野手

21 藤原恭大(大阪桐蔭

22 蛭間拓哉(浦和学院

23 梶田蓮(三重)

24 森下翔太(東海大相模

25 冨田泰生(智弁和歌山

 

とりあえずこんな感じです。

内野手に投手もできる選手が多いため、投手は少なめにしました。

個人的u18 2019

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回はu18を個人的に考えていきたいです。

 

今回は2019年版ということで、2019年の3年生、その中でも2017夏〜2019夏までで必ず1度は甲子園に出場している選手という条件で25人選びました。

 

投手

1 奥川恭伸(星稜)

2 池田陽佑(智弁和歌山

3 宮城大弥(興南

4 前佑囲斗(津田学園

5 西純矢(創志学園

6 飯塚脩人(習志野

7 野澤秀伍(龍谷大平安

8 石川昂弥(東邦)

9 河野佳(広陵

捕手

10 山瀬慎之助(星稜)

11 藤田健斗(中京学院大中京

12 東妻純平(智弁和歌山

13 有馬諒(近江)

内野手

14 重宮涼(明石商)

15 武岡龍世(八戸学院光星

16 近藤遼一(八戸学院光星

17 中里光貴(仙台育英

18 黒川史陽(智弁和歌山

19 西川晋太郎(智弁和歌山

20 熊田任洋(東邦)

外野手

21 桃谷惟吹(履正社

22 井上広大(履正社

23 東海林航介(星稜)

24 根来塁(智弁和歌山

25 住谷湧也(近江)

 

2019はこんな感じとなりました。

次回は2018版も考えていきたいです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

投手陣のやりくり(高校野球)

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今日は高校野球の投手陣のやりくりについて考えていきたいです。 

 

2020春から甲子園でも1週間に500球の球数制限が設けられます。その中で複数投手の準備が今まで以上に欠かせなくなりました。

 

レベルの高い投手がチーム内に多くいればいるほど、計算はしやすくなりますし、有利にはなると思います。

 

しかし、必ずしもレベルの高い投手陣をたくさん擁するチームが全国制覇するかと言われれば、そこは疑問が残ります。

 

そこで、レベルの高い投手の数に比例してチームは勝ち進むのかを筆者なりに考えてみました。(ここから先上から目線の口調になってしまうことも多くなってしまいすみません…)

 

では、まず近年の大会でほぼ1人の投手で勝ち進んだチームを見ていきましょう。(ベスト8以上)

 

2019春

東邦(石川)優勝

明石商(中森)ベスト4

 

2018夏

金足農(吉田)準優勝

済美(山口)ベスト4

下関国際(鶴田)ベスト8

 

2017夏

三本松(佐藤)ベスト8

 

2017春

東海大福岡(安田)ベスト8

 

2016夏

北海(大西)準優勝

木更津総合(早川)ベスト8

 

2016春

智弁学園(村上)優勝

龍谷大平安(市岡)ベスト4

明石商(吉高)ベスト8

木更津総合(早川)ベスト8

 

2015夏

仙台育英(佐藤世)準優勝

秋田商(成田翔)ベスト8

興南(比屋根)ベスト8

 

このように2015夏まで振り返ってみました。段々とほぼ1人で投げ抜く投手の数は減ってきており、2019夏はベスト8以上の高校では0人でした。ほぼ1人で投げ抜いて優勝という例も春はりますが、夏は2013年の前橋育英(高橋光)まで遡らなければないです。さらに2013年は春に済美の安楽がほぼ1人でかなりの球数を投げ、(この大会は準優勝)「危ない」などと言われ始めたくらいの年です。それだけ投手1人で優勝することは厳しいと言えると思います。(特に夏)

 

では2人の投手のやりくりで勝ち進んだ代表的なチームを見ていきましょう。

2019夏

履正社(清水、岩崎)優勝

 

2018夏

大阪桐蔭(柿木、根尾)優勝

 

2018春

大阪桐蔭(柿木、根尾)優勝

 

2017夏

花咲徳栄(綱脇、清水)優勝

広陵(平元、山本)準優勝

東海大菅生(松本、戸田)ベスト4

盛岡大付(平松、三浦)ベスト8

 

2017春

秀岳館(川端、田浦)ベスト4

 

2016春

海星(春田、土谷)ベスト8

 

2015夏

東海大相模(小笠原、吉田)優勝

花咲徳栄(鎌倉、高橋)ベスト8

 

2014夏

大阪桐蔭(福島、田中)優勝

 

2007夏

佐賀北(馬場、久保)優勝

 

このように2人の投手をある程度バランス良く使って勝ち進んだチームはこの辺りでしょう。それなりに結果が出ているパターンが多く、優勝している例も多いです。ハイレベルの投手がチームに2人いると、全ての試合で先発とリリーフをはっきりと役割分担させているチームもあれば、1試合ずつ任せていくスタンスのチームもありました。

 

他にも投手陣2人で勝ち進んだ例はありますが、上記した以外はたいていはどちらかが軸となり(いわばエース)、どちらかは2番手といった感じのやりくりでした。

(2012年春夏の大阪桐蔭の藤浪、沢田など)

 

ではここからは3人以上いるパターンを詳しく見ていきましょう。

 

2017夏 前橋育英

この年の前橋育英は、丸山、皆川、根岸、吉沢と4人の140キロオーバーの投手を擁しており、ハイレベルな投手が4人いました。どの選手も背番号1をつけれるレベルがあり、全国で通用する陣用でした。そのことが逆にどのように投手起用していくのかを難しくさせてしまったかもしれません。この状況で、誰を登板させるのかを選ぶには、やはりその時の4人の調子の関係と相手チームとの兼ね合いでしょう。しかし、本調子ではなかった場合も登板させている投手への信頼がかなりあるため、早めに見切ってしまうのも勇気が入りそうです。あとの投手にも信頼はあるので、変えるのも一つの手ですが難しいかもしれません。このパターンのようにハイレベルな選手がいすぎると逆に難しいのかもしれません。

 

2017夏 中京大中京

この年は1回戦敗退でしたが、磯村、香村、伊藤稜とレベルの高い3人の投手を擁していました。1回戦の広陵戦は磯村が先発し、好投して6回1死まで0点に抑えていました。しかし、「球威が落ちている」との判断で思い切って香村に変えました。しかし、これが完全に裏目に出てしまい、香村以下投げた投手は全員が失点してしまい敗れてしまいました。これは、香村、伊藤稜への信頼もかなり高く、それが故に磯村を引っ張らなかったのではないでしょうか。仮に磯村を引っ張っていても攻略されたかもしれません。ただこれもレベルの高い投手が揃っていたがための裏目に出た作戦とも言えると思います。

 

2007夏 帝京

この年の帝京は春夏共に高島を先発させた試合で敗れてしまいました。この年は大田、垣ヶ原の3年生2人に2年生の高島という構図でした。しかし、高島ものちにプロ入りするほどの実力投手であり、前年の智弁和歌山戦でも先発しており、この年の夏も神村学園戦では完投勝利を挙げています。つまりは全国でも十分に通用する選手なのです。夏は大田が不調でもあり、ほぼ垣ヶ原と高島のやりくりでしたが、これもやはり高島への信頼もかなり高かったがために3人で軸を作れずに先発が裏目に出た形ではないでしょうか。

 

ここまで色々と事例を見てきましたが、やはり投手陣は甲子園で勝ち進むためには複数人必要なことが多いでしょう。しかし、レベルの高い選手が3人以上揃った中で、逆に軸の選手を作ることが難しくなると、投手起用は難しくなるんだなと感じました。監督としても、レベルの高い投手がチームに多くいることは嬉しいでしょう。嬉しい悩みなのかもしれませんが、かなり難しいことですね。

 

その中で軸を作るのが難しい状況でありながらも、上手く3人以上の投手をやりくりした例は2001夏の近江ではないでしょうか。

 

近江はこの年、準優勝しましたが、「三本の矢」と呼ばれた、3人の投手リレーが大きな原動力となりました。竹内、島脇、清水と3人のレベルの高い投手が揃っていたのですが、この3人を上手く役割分担しました。それも投げる順番まで明確にしました。

 

この時は先発を竹内、中継ぎで島脇、抑えで清水と完全分業制で戦いました。

 

このように完全に役割分担をしておくと、監督としても誰を先発させるのか、といったことで迷わなくなると思います。さらに選手も毎試合同じ役割なので戸惑いやイレギュラーが少ないと思います。

 

よって3人以上のレベルの高い投手をうまくやりくりするためには、2001夏の近江のように役割分担することが最も効果的なように感じました。

 

投手陣の使い方に関しては様々な考えがあり、様々な意見があると思います。あくまで筆者の独断であり、絶対にこれが有効というものではありません。

 

では最後までご覧いただきありがとうございました。

最強甲子園①(近畿〜九州)

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は前回の続きでやっていきます。

 

・滋賀

近江(2018)

この年は春2回戦敗退、夏ベスト8でした。投手は2年生の林が中心で、金城、佐合、松岡と4人いました。野手は、3年生の北村、山田に2年生の有馬、住谷、1年生の土田と下級生も目立ちました。

 

・京都

龍谷大平安(2014)

この年は春優勝、夏1回戦敗退でした。春は久しぶりに平安が甲子園で目立った結果を残しました。投手は、高橋奎、中田、元氏などの継投策で勝ち進みました。野手は、俊足の徳本、大谷、河合、石川と打撃がいい選手が多く、多くの試合でいいところで打っていました。

 

・奈良

智弁学園(2016)

この年は春優勝、夏2回戦敗退でした。投手は甲子園では村上が1人で投げ抜きました。絶対的エースという感じでした。野手は、納、大橋に下級生の福元、太田といて、勝負強さが目立ちました。

 

・和歌山

智弁和歌山(2000)

この年は春準優勝、夏優勝と春夏両方で決勝まで進みました。超強力打線を擁しており、小関、堤野、武内、池辺、後藤、山野が春夏のどちらか(あるいは両方)でホームランを記録しました。投手はやや難がありましたが、甲子園史上ここまですごい打線は今後もなかなか現れないでしょう。

 

・大阪

大阪桐蔭(2012)

この年は春夏連覇しました。投手は藤浪、沢田に病気の影響もあり、甲子園では登板はありませんでしたが平尾も擁していました。野手は、田端、水本、下級生の森、笠松が中心で他の選手もよく打っていました。

 

・兵庫

報徳学園(2002)

この年は春優勝、夏1回戦敗退でした。この年の報徳は最強世代と言われており、投手は大谷、野手は尾崎が中心となり、強い世代でした。

 

・岡山

関西(2006)

この年は春2回戦敗退、夏1回戦敗退でした。劇的な負け方が多く、不運なチームとも思いましたが、実力的にはこの年が1番ではないかと思います。投手はダースと下級生の中村、野手は安井、上田、山本、熊代、下田など一発のある打者が多かったです。前年の経験者がこの年の3年生に多かったこともプラスだったでしょう。

 

・広島

広陵(2003)

この年は春優勝、夏2回戦敗退でした。中井監督には「弱い」と言われていたらしいですが、甲子園では安定した戦いを見せていました。投手は西村、野手は白濱、藤田に下級生の上本がおり、のちにプロ野球に進む選手も多く在籍していました。

 

鳥取

鳥取城北(2012)

この年は春1回戦敗退、夏2回戦敗退でした。しかし、鳥取から春夏連続出場するチームは珍しく、秋の中国地区チャンピオンでもありました。投手は平田と西坂、野手は佐藤、川野、谷口など力のあるチームでした。

 

・島根

開星(2010)

この年は春1回戦敗退、夏1回戦敗退と甲子園では勝てませんでしてが力はかなりあるチームでした。春に21世紀枠で選ばれた向陽に敗れ、野々村監督の発言が問題視されてしまったのもこの年です。投手は下級生ながら絶対的エースの白根、野手は糸原、出射に投手ながら打撃も良かった白根が中心でした。

 

・山口

下関国際(2018)

この年は春1回戦敗退、夏ベスト8と春夏連続で甲子園に出ました。近年力をつけてきた高校です。投手は鶴田、野手は4番でもある鶴田、浜松、甲山の二遊間の安定感など圧倒的な強さは感じないながらも終わってみれば勝っているといった完成度の高いチームに映っていました。

 

・香川

尽誠学園(2002)

この年は春夏連続でベスト8でした。投手は井上、野手は碩野、小瀬あたりが中心でした。春夏連続ベスト8に入るのはなかなかの至難の業で、これを成し遂げるチームは年に1校〜2校であり、その点をプラスポイントとして選出しました。

 

・徳島

鳴門(2013)

この年は春2回戦敗退、夏ベスト8でした。投手は板東が甲子園では1人で投げ抜きました。野手は伊勢、河野、松本など攻撃力があることが印象的な年でした。

 

・愛媛

済美(2004)

この年は春優勝、夏準優勝と春夏連続で決勝まで進みました。この年は創部3年目でかなり早く全国の舞台で戦いました。投手は福井が春夏共にほぼ1人で投げ抜きました。野手は鵜久森、高橋(春は)、甘井、小松など1期生となる3年生で素材の良い選手が上甲監督の元に集まり活躍しました。

 

・高知

明徳義塾(2002)

この年は春ベスト8、夏優勝と素晴らしい結果を残しました。馬淵監督が「負ければおかしい」と思うほど自信のあった年でした。投手は田辺、野手は森岡、筧、山田など3年生に良い選手が多くいました。さらに2年生の沖田、山口、1年生の梅田、鶴川とこれからを担っていく選手も多くレギュラーあるいはベンチ入りしていました。

 

・福岡

九州国際大付(2011)

この年は春準優勝、夏2回戦敗退(2回戦スタートの組み合わせだったため実質は1回戦敗退)でした。しかし夏もその大会でベスト4に入る関西高校相手の初戦敗退なので、実力はかなりありました。投手は三好が春は1人、夏も延長になったことで最後は変わりましたがほぼ1人で投げ抜きました。野手は高城、打撃も良い三好、下級生の龍、花田などどこからでも一発が出るような強力打線でした。

 

・佐賀

佐賀北(2007)

この年は夏優勝でした。大会前の評価はそれほどは高くなく、「佐賀北旋風」とも言われましたが、百崎監督は「珍しく良い選手が集まったこの代にかけていた」と後に話しており、守備の完成度の高さなど必然的な優勝と筆者は思います。投手は毎試合馬場が先発し久保がリリーフする継投策、野手は副島、井手、小技が得意な馬場崎、下級生の大串あたりが目立ちました。

 

・長崎

清峰(2009)

この年は春優勝でした。夏は大瀬良擁する長崎日大に敗れてしまい春夏連続出場はなりませんでしたが、春は投手の今村中心に安定していました。投手は今村がほぼ1人で投げ抜きましたが、野手は屋久、山崎など前年の夏甲子園の経験者が軸で戦いました。

 

・大分

明豊(2009)

この年は春2回戦敗退、夏ベスト8でした。春夏共に菊池雄星擁する花巻東に敗れてしまいましたが、かなり力はありました。投手は、野口に150キロオーバーでショート、サード兼用の今宮、さらに下級生の山野を擁しました。野手は、打撃も良い今宮、阿部、河野、平井と一発長打の怖さもある素晴らしい打線でした。優勝してもおかしくないだけの力はあったと思います。

 

・熊本

秀岳館(2016)

この年は春夏ベスト4でした。鍛冶舎監督が前に率いていたオール枚方ボーイズから多くの選手が秀岳館高校に進学し、「大阪第二代表」などと揶揄されたこともありましたが、素晴らしいチームだったと筆者は思います。投手は継投策で勝ち進んでおり、有村、堀江、中井、下級生の田浦、川端と5人をやりくりしていました。野手は、九鬼、松尾、天本、下級生の木本、廣部などを擁していました。

 

・宮崎

日南学園(2001)

この年は夏ベスト8でした。絶対的エースの寺原を擁して勝ち進みました。野手は長畑、井手などが中心で、特に井手は甲子園で大当たりでした。

 

・鹿児島

神村学園(2012)

この年は春2回戦敗退、夏3回戦敗退(2回戦スタートの組み合わせだったため、実質は2回戦敗退)でした。甲子園での実績だけならもっと上のチームもありましたが、筆者が1番強いなと感じたのはこの年の神村学園です。投手は柿沢、平藪の2人の継投策で勝ち進んでいました。野手は、4番でもあった柿沢、古賀、新納に9番ながら長打力あった二河が目立ちました。

 

・沖縄

興南(2010)

この年は春夏連覇しました。沖縄勢では初の春夏連覇を達成し、一大ブームとなりました。投手は島袋がほぼ1人で投げ抜きました。野手は我如古、国吉陸、慶田城、山川など経験値の高い選手が揃っていました。

 

以上が最強チームを集めた代表です。

他にもいろんな意見があるかと思いますが、筆者の意見はこれです。

最強甲子園①(北海道〜東海)

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は「最強甲子園」という題で執筆し始めていますが、甲子園とはやはり強い高校が集まる場所。

 

その中で筆者が各都道府県で最強と思われるチームばかりを選んでみました。

 

ここに出た顔ぶれで実際に甲子園で試合をしてほしいですね。笑

(2000年以降に限ります)

 

・北北海道

駒大岩見沢(2008)

この年は、春が1回戦敗退、夏が3回戦敗退でしたが、春夏連続で出場し、投手で板木、野手で及川といった軸がいました。

 

南北海道

駒大苫小牧(2006)

この年は神宮で優勝しながら不祥事を起こしてしまい、春は出場辞退、しかし夏はあの駒大苫小牧早稲田実の伝説の決勝戦を見せてくれた末、準優勝した代です。2連覇していた2004、2005よりも筆者的にはこの年が最強メンバーが揃った代ではないかと考えています。投手で田中、野手では中澤や本間、鷲谷といった逸材が揃っていました。特に中澤のバッティングが好きでした。

 

・青森

光星学院(2012)

この年は春夏連続で準優勝でした。絶対的エースはいませんでしたが、田村、北條といった2人の中心選手を軸に安定した強さを発揮していました。

 

・岩手

花巻東(2009)

この年は、春準優勝、夏ベスト4でした。菊池雄星といった絶対的エースを中心にした守りのチームという印象でした。夏は菊池雄星が途中故障してしまい、最後は残念でしたが、猿川など長打力のある選手や佐藤涼など小技の使える選手など様々いました。

 

・秋田

金足農(2018)

この年は夏に出場し、準優勝でした。絶対的エース吉田輝星が地方予選から通じてほぼ1人で投げ抜きました。しかし、吉田だけでなく、3回戦の横浜戦で高橋が逆転スリーラン、準々決勝の近江戦でツーランスクイズなど打線は日替わりでヒーローが出ました。

 

・山形

日大山形(2013)

この年は夏ベスト4に入りました。初戦で日大三と当たり、筆者自身失礼ながら日大三が圧勝するだろうと思ってしまいましたが、逆で日大山形が圧勝しました。そこから作新学院明徳義塾と甲子園常連校を次々と下しました。投手は庄司、野手は奥村、青木が中心となり活躍しました。

 

・宮城

仙台育英(2015)

この年は春2回戦敗退、夏準優勝という結果でした。打線がとにかく看板で、平沢、郡司、佐々木良のクリーンナップの破壊力は素晴らしかったです。1番佐藤将、2番青木、6番紀伊あたりも素晴らしく、気が抜けない打線でした。投手は佐藤世がエースでしたが、結果的にはもう1人エース格がいれば優勝できたかもしれません。

 

・福島

聖光学院(2011)

この年は夏2回戦敗退でした。甲子園の実績としてはあまりですが、絶対的エースの歳内を擁し、野手では、芳賀、遠藤雅、斉藤などいい選手を揃えていて、聖光学院最強の年かなと考えて選びました。

 

・茨城

常総学院(2003)

この年は夏優勝という結果を残しました。投手は飯島と磯部が軸となり、木内マジックと呼ばれた木内監督の采配も冴え渡りました。野手では、坂、松林が中心となった好チームでした。

 

・栃木

作新学院(2012)

この年は、春2回戦敗退、夏ベスト8でした。甲子園での実績的にはもっと上だった代もありましたが、特に打線が素晴らしく強さを最も感じたのはこの年でした。野手では、篠原、高山、石井が中心で、下級生の山下も活躍していました。投手はエース不在でしたが、大谷、筒井、水沼あたりの継投でかわしていっていた感じでした。

 

・群馬

前橋育英(2017)

この年は春2回戦敗退、夏3回戦敗退でした。甲子園優勝した年もあり、その年と比べれば実績は乏しいです。しかし、特に投手陣が強みで、皆川、丸山、吉沢、根岸と4人が140キロオーバーでした。野手も、丸山、飯島、戸部、皆川など好選手が多かったです。丸山、皆川は打撃も素晴らしかったです。

 

・埼玉

花咲徳栄(2017)

この年は夏優勝という結果を残しました。投手は、綱脇、清水の2枚看板で、綱脇が先発し、清水がリリーフという形で毎試合戦いました。野手では、西川、千丸、須永、高井、下級生の野村といった良い選手が揃いました。

 

・千葉

木更津総合(2018)

この年は夏3回戦敗退でした。例年投手を中心とした守りの堅さに定評のあるチームですが、この年も投手は、3年生の野尻、2年生の根本、1年生の篠木と各学年に好投手がいました。野手も、投手で4番の野尻を中心に、山中、東、下級生の太田など例年よりも破壊力がありました。

 

・神奈川

東海大相模(2015)

この年は夏優勝でした。開幕前から優勝候補筆頭と評価されており、プレッシャーの中見事に優勝を果たしました。投手は小笠原、吉田と150キロを投げる選手が2人というプロレベル(2人ともプロに進みましたが)、野手は杉崎、豊田、磯網のクリーンナップが印象に残っています。

 

・東東京

帝京(2007)

この年は春ベスト4、夏ベスト8と甲子園で春夏共にかなり上まで勝ち進みました。優勝はできなかったですが、優勝してもおかしくない戦力でありました。投手は大田、垣ヶ原、下級生の高島と3人良い投手がいました。ここまでいい投手が3人も揃うと逆に使い方が難しかったかもしれません。野手では、中村、本間、下級生の杉谷が中心でした。のちにプロとなる選手が多かったチームでした。

 

西東京

日大三(2011)

この年は春ベスト4、夏優勝と春夏両方で結果を残しました。筆者自身この代の日大三高は、春夏連覇すると思っていたので、春負けたことが逆に驚きました。投手は吉永がほぼ1人で投げ抜きました。日大三高と言えば、例年打線は看板でこの年も畔上、横尾、高山のクリーンナップに清水、菅沼などの脇を固める選手のレベルも高かったです。

 

・山梨

東海大甲府(2012)

この年は夏ベスト4と結果を残しました。投手は神原、本多、野手は石井、相原、下級生の渡邊、山本あたりが印象に残っています。新海、渡邊の二遊間のレベルがとても高かったことを覚えています。

 

・新潟

日本文理(2009)

この年は春1回戦敗退、夏準優勝でした。新潟県勢初の決勝進出で大いに盛り上がりました。投手は伊藤が1人で投げ抜きました。野手は、切手、高橋義が中心となり、中村などの脇を固めた選手もいいところで打っていました。

 

・長野

佐久長聖(2014)

この年は夏2回戦敗退でした。実績はそこそこですが、投手が寺沢、両角の2枚看板が強力で、野手は竹内が中心でした。

 

・富山

富山商(2014)

この年は夏3回戦敗退でした。投手は森田が中心で、岩城も控えていました。野手は、坂本、岩瀬あたりが甲子園では当たっており、少ないチャンスをモノにする打線という感じでした。

 

・石川

星稜(2019)

この年は春2回戦敗退、夏準優勝でした。ドラフト1位候補と騒がれた奥川を擁し春夏共に優勝候補と言われました。投手陣も奥川だけでなく、寺沢、下級生の荻原も甲子園で好投しました。野手は、強肩の山瀬、俊足の東海林、下級生の内山、知田あたりが目立っていました。

 

・福井

敦賀気比(2015)

この年は春優勝、夏2回戦敗退でした。投手で4番の平沼を中心に春夏共に優勝候補と言われて、春は見事に優勝しました。投手は平沼1人がほぼ投げ抜きましたが、下級生に山崎といった好選手もいました。野手は、篠原、2打席連続満塁本塁打の松本などが中心で、強力打線でした。

 

・静岡

常葉菊川(2007)

この年は春優勝、夏ベスト4と甲子園に突如現れた強豪校でした。ここで出てきた後はある程度コンスタントに出場しています。投手は、田中がエースで、2番手は下級生の戸狩、野手は、フルスイングが持ち味で、長谷川、石岡、高野あたりが特に目立っていた印象です。

 

・愛知

中京大中京(2009)

この年は春ベスト8、夏優勝と春夏両方で結果を残しました。投手は堂林に下級生の森本、野手は、河合、山中に下級生の磯村がいました。伊藤、金山は下位打線でしたが、他チームなら4番と驚かれました。国友、山中の二遊間も素晴らしかったです。

 

・岐阜

大垣日大(2007)

この年は春準優勝、夏ベスト8と春夏両方で結果を残しました。阪口監督が就任してから急速に力をつけ、この年は初出場の年でした。投手は森田、野手は大林とエース、4番がしっかりしていました。

 

・三重

三重(2014)

この年は春1回戦敗退、夏準優勝でした。春から夏の間に監督が変わり、戦い方が大きく変わった中で準優勝は見事でした。投手は今井がほぼ1人で投げ抜きました。野手は、西岡、長野が中心で打線も強力でした。

 

ここまでが、北海道〜東海までの最強チームです。