西武2000年以降振り返り②(2005〜2009)

こんにちは、野球好き大学生です。

 

続いては2005〜2009年について振り返っていきたいです。

 

2005年 3位

1 右 栗山巧 297(286ー85) 10 28

2 中 赤田将吾 272(427ー116) 3 24

3 DH  フェルナンデス 293(420ー123) 26 84

4 一 カブレラ 300(444ー133) 36 92

5 左 和田一浩 322(475ー153) 27 69

6 三 中村剛也 262(237ー62) 22 57

7 遊 中島裕之 274(405ー111) 11 60

8 二 石井義人 312(444ー129) 6 38

9 捕 細川亨 194(289ー56) 8 32

P  先発

 松坂大輔 14ー13 2.30

 西口文也 17ー5 2.77

 帆足和幸 13ー8 4.03

 河原純一 2ー11 5.38

 中継ぎ

 大沼幸二 31 6.20

 星野智樹 56 3.11

 森慎二 48 4.22

 抑え

 豊田清 35 19 3.97

 

この年も中村や栗山、石井義人など様々な選手が台頭した年となりました。特に中村はホームラン22本を放ち和製大砲を予感させました。フェルナンデス、カブレラ、和田のクリーンナップは安定した成績を残しますね。しかし2004年は大活躍だった貝塚佐藤友亮などの成績の上積みがなかったことがやや響いたかもしれません。ピッチャーは西口が17勝を挙げ、松坂が14勝、帆足が13勝と結果を残しました。新戦力の河原は期待外れに終わってしまった感がありますね。中継ぎも森がこの年はフル回転しましたが防御率4点台は過去の実績を考えると物足りないですね。豊田も防御率3.97とこれまで中継ぎ陣を支えてきた投手が不調だったことも響いた気がします。

 

2006年 3位

1 右 福地寿樹 289(294ー85) 4 22

2 二 片岡易之 292(404ー118) 4 44

3 遊 中島裕之 306(412ー126) 16 63

4 一 カブレラ 315(466ー147) 31 100

5 左 和田一浩 298(484ー144) 19 95

6 DH  平尾博嗣 231(195ー45) 5 28

7 三 中村剛也 276(283ー78) 9 29

8 捕 細川亨 199(266ー53) 7 27

9 中 赤田将吾 293(451ー132) 2 34

P  先発

 松坂大輔 17ー5 2.13

 涌井秀章 12ー8 3.24

 西口文也 9ー9 3.55

 ギッセル 6ー4 3.96

 帆足和幸 5ー2 4.66

 グラマン 4ー6 4.26

 中継ぎ

 三井浩二 45 1.73

 石井貴 46 3.49

 星野智樹 58 3.93

 抑え

 小野寺力 59 29 2.82

 

打線に関しては、和田、中村あたりが成績を落としてしまったこと、フェルナンデスが移籍したことなどが響き、やや前年と比べると振るわなかった印象な気がします。その中でもカブレラは健在ですね。今年ブレークした選手としては、片岡ですね。前年までセカンドが少し穴でしたが埋まった感じがしました。ピッチャーは松坂17勝のほか、涌井が12勝し、一気にブレークしました。中継ぎも三井が防御率1点台と奮闘、石井貴、星野あたりもフル稼働しました。豊田移籍に伴いクローザーは小野寺になりましたが、こちらも役割を存分に果たしたと言えそうです。

 

2007年 5位

1 中 福地寿樹 273(319ー87) 0 20

2 二 片岡易之 256(422ー108) 3 34

3 遊 中島裕之 300(533ー160) 12 74

4 一 カブレラ 295(441ー130) 27 81

5 左 和田一浩 315(501ー158) 18 49

6 DH  栗山巧 278(302ー84) 5 29

7 右 G.G佐藤 280(486ー136) 25 69

8 捕 細川亨 239(393ー94) 10 43

9 三 石井義人 254(260ー66) 2 17

P  先発

 涌井秀章 17ー10 2.79

 岸孝之 11ー7 3.40

 西口文也 9ー11 4.28

 ギッセル 1ー9 5.21

 中継ぎ

 三井浩二 47 2.22

 山崎敏 45 3.86

 岩崎哲也 55 2.82

 小野寺力 44 5.18

 抑え

 グラマン 40 17 4.08

 

カブレラ、片岡あたりが成績を落としてしまったことが響いた形で5位となってしまったのか、原因はそこだけではないでしょうが、一因にはなりました。この年はG.G佐藤がブレークしました。打線で必ずと言っていいほど1人は毎年大きく成績を伸ばす選手がいることが西武の強みですね。ピッチャーは涌井が17勝を挙げた他、新戦力の岸も11勝を挙げました。中継ぎは山崎、岩崎、小野寺あたりが主戦でした。抑え「はこの年からグラマンがまわりました。

 

2008年 1位

1 二 片岡易之 287(582ー167) 4 46

2 左 栗山巧 317(527ー167) 11 72

3 遊 中島裕之 331(486ー161) 21 81

4 一 ブラゼル 234(471ー110) 27 87

5 右 G.G佐藤 302(388ー117) 21 62

6 三 中村剛也 244(524ー128) 46 101

7 DH  石井義人 278(306ー85) 4 29

8 捕 細川亨 238(404ー96) 16 58

9 中 ボカチカ 251(239ー60) 20 47

P  先発

   石井一久 11ー10 4.32

 涌井秀章 10ー11 3.90

 岸孝之 12ー4 3.42

 帆足和幸 11ー6 2.63

 西口文也 8ー6 5.03

 キニー 2ー4 4.48

 中継ぎ

 星野智樹 63 2.38

 大沼幸二 52 3.69

 小野寺力 50 3.56

 抑え

 グラマン 55 31 1.42

 

前年は5位に終わりましたがこの年は優勝し、日本一にも輝きました。和田が抜けたことで不安もあったと思いますが、多くの選手が期待以上の働きをしたことで穴を完全に埋めました。やはり中村のホームラン量産、一気にホームラン王となりました。さらにはブラゼルボカチカの両外国人選手がそれなりの数字を残したこと、中島、細川も大きく成績を伸ばしたことなどが大きかったですね。ピッチャーも石井一久、涌井、岸、帆足の4人が10勝以上をマークし強力な先発陣でした。中継ぎは大沼の復活と星野、小野寺がよく投げました。抑えのグラマンは前年よりも安定した成績でした。

 

2009年 4位

1 二 片岡易之 260(588ー153) 13 58

2 中 栗山巧 267(569ー152) 12 57

3 遊 中島裕之 309(560ー173) 22 92

4 三 中村剛也 285(501ー143) 48 122

5 一 石井義人 300(383ー115) 6 39 

6 右 G.G佐藤 291(502ー146) 25 83

7 DH  ボカチカ 215(195ー42) 13 32

8 捕 銀仁朗 220(273ー60) 3 25 

9 左 大崎雄太郎 275(160ー44) 0 14

P  先発

 涌井秀章 16ー6 2.30

 岸孝之 13ー5 3.26

 石井一久 9ー9 4.29

 帆足和幸 9ー6 3.59

 西口文也 4ー4 5.11

 中継ぎ

 野上亮磨 25 4.45

 星野智樹 62 4.08

 大沼幸二 54 3.14

 抑え

 小野寺力 47 16 3.98

 

この年は4位となってしまいましたが、中村が2年連続のホームラン王、片岡も大幅に長打力を上げてきました。中島、G.G佐藤も20本をクリア、石井義人もいい活躍をしました。細川の離脱、ボカチカの不振が痛かったかもしれません。ピッチャーも涌井16勝、岸13勝は文句のつけようがありません。ある程度の勝ち数を期待できる先発が多いことが大きかったですね。中継ぎは星野、大沼のほか、野上が台頭してきました。抑えは再び小野寺となりました。

 

ではここまでが2005〜2009です。また2010以降もアップしますのでお楽しみに

 

最後までご覧いただきありがとうございました。