ソフトバンク2000年以降振り返り①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回もプロ野球各チーム2000年以降振り返りとして、ソフトバンクの2000 〜2004の振り返りをして行きます。この時はチーム名が「ダイエー」だった年ですね。

 

2000年 1位

1 中 柴原洋 310 7 52

2 左 村松有人 259 1 24

3 捕 城島健司 310 9 50

4 三 小久保裕紀 288 31 105

5 一 松中信彦 312 33 106

6 右 秋山幸二 262 5 48

7 DH  ニエベス 216 15 38

8 二 本間満 261 0 20

9 遊 鳥越裕介 243 4 25

P  先発

 若田部健一 9ー11 4.43

 永井智浩 9ー7 5.20

 ラジオ 8ー6 4.20

 田之上慶三郎 8ー4 3.86

 斉藤和巳 5ー2 4.13

 中継ぎ

 渡辺正和 60 2.54

 篠原貴行 57 3.18

 吉田修司 69 3.01

 抑え

 ペドラザ 51 35 2.15

 

この年は優勝しましたが、やはり打線が大きかったでしょう。松中、小久保が30本100打点を達成し、柴原も打率3割をクリア、城島が台頭、ニエベスも率は低いながら長打力を発揮しました。ピッチャー陣は、先発で二桁勝った選手がいなかったことは少し残念ですが、若田部と永井が9勝、ラジオと田之上が8勝でそれなりに安定はしていました。中継ぎは渡辺、篠原、吉田がフル稼働し機能しました。抑えはペドラザが最優秀救援投手を獲得するほどの活躍を見せ安定していました。中継ぎ陣の強さも優勝の要因だったと思われます。

 

2001年 2位

1 中 柴原洋 302 7 49

2 左 バルデス 310 21 81

3 二 井口資仁 261 30 97

4 三 小久保裕紀 290 44 123

5 一 松中信彦 334 36 122

6 捕 城島健司 258 31 95

7 右 秋山幸二 286 11 32

8 DH  大道典嘉 325 5 36 

9 遊 鳥越裕介 174 2 16

P  先発

 星野順治 13ー9 4.35

 田之上慶三郎 13ー7 3.77

 ラジオ 9ー6 4.31 

 若田部健一 6ー4 4.40

 中継ぎ

 倉野信次 34 3.77

 渡辺正和 48 5.05

 岡本克道 66 2.83 

 吉田修司 68 3.27

 抑え

 ペドラザ 54 34 3.65

 

打線は城島、松中、井口がホームラン30本、小久保が40本をクリアし、なんとチームに4人が30本以上という記録を残しました。新外国人のバルデスも3割20本をクリアし機能しました。柴原、バルデスの1.2番が3割以上、3〜6番が30本以上という圧倒的強打線ですね。先発では星野と田之上が13勝、ラジオが9勝と3人勝ちがある程度計算できる投手がいました。中継ぎ陣も渡辺、岡本、吉田がフル稼働、抑えのペドラザも最優秀救援投手を獲得しました。やや先発のコマ数不足だった点が2位となってしまった要因かもしれませんが全体的に戦力は整っていました。

 

2002年 2位タイ

1 中 柴原洋 269 4 43

2 左 バルデス 303 21 76

3 二 井口資仁 259 18 53

4 三 小久保裕紀 292 32 89

5 一 松中信彦 260 28 83

6 捕 城島健司 293 25 74

7 DH  大道典嘉 296 6 36

8 右 秋山幸二 249 5 24

9 遊 鳥越裕介 251 4 25

P  先発

 若田部健一 10ー8 2.99

 星野順治 9ー10 3.76

 田之上慶三郎 6ー9 3.93

 ラジオ 6ー5 5.44

 山田秋親 5ー6 5.24

 中継ぎ

 寺原隼人 14 3.59

 渡辺正和 57 2.66

 吉田修司 62 3.13

 岡本克道 48 1.51

 抑え

 ペドラザ 34 21 3.30

 

この年はストライクゾーンの変更の影響もあり、松中、井口、柴原あたりが打率を落としてしまいましたが、城島と松中、バルデスは20ホームラン、小久保は30ホームランをクリアしました。バルデスは2年続けて好成績を残しました。投手陣は先発で二桁勝ったのが若田部のみとやや物足りない結果とはなり、星野が9勝、田之上とラジオが6勝と続きます。中継ぎ陣は渡辺、吉田、岡本あたりが大活躍し、中でも岡本は防御率1点台と素晴らしい数字をマークしました。抑えはペドラザでしたが例年ほどの安定感はなく、防御率は3点台となってしまいました。

 

2003年 1位

1 中 村松有人 324 6 57

2 三 川崎宗則 294 2 51

3 二 井口資仁 340 27 109

4 一 松中信彦 324 30 123

5 捕 城島健司 330 34 119

6 左 バルデス 311 26 104

7 DH  大道典嘉 281 4 51

8 右 柴原洋 333 4 53

9 遊 鳥越裕介 212 1 25

P  先発

 斉藤和巳 20ー3 2.83

 和田毅 14ー5 3.38

 杉内俊哉 10ー8 3.38

 新垣渚 8ー7 3.34

 寺原隼人 7ー5 5.48

 ナイト 6ー4 4.86

 中継ぎ

 岡本克道 54 4.05

 吉田修司 53 5.03

 スクルメタ 18 3.86

 抑え

 篠原貴行 30 10 2.32

 

この年は圧倒的な強さで優勝しました。それも去年まで打線の軸を任されていた小久保を1年間欠いた上での優勝なのでいかに選手層が厚かったかということを物語っていると思います。まず打線としては、井口、松中、城島、バルデス100打点カルテットですよね。3〜6番に100打点以上をマークした選手が続けて並んでるわけですからそれは脅威です。ホームランも城島と松中が30本、井口とバルデスが25本をクリアしました。さらに打率も、村松が324、柴原が333、井口が340、松中が324、城島が330、バルデスが311、この年から台頭した川崎が294でまずまずの成績だったと思いますが、川崎の率ですら低く見えてしまいます。どこで抑えたら良かったのでしょうか、この打線という感じですよね。ピッチャー陣も、斉藤が20勝をクリアし、投手タイトルを総なめにした他、和田14勝で新人王、杉内が10勝、新垣が8勝と1年前とは大きく変わったローテーションでしたが完全に機能しました。中継ぎは岡本、吉田がフル稼働しましたがやや枚数不足の感があり、唯一の弱点はここだったかもしれません。抑えもスクルメタと篠原でやや固定できずの感がありました。

 

2004年 1位

1 中 柴原洋 271 7 39

2 遊 川崎宗則 303 4 45

3 二 井口資仁 333 24 89

4 一 松中信彦 358 44 120

5 捕 城島健司 338 36 91

6 DH  ズレータ 284 37 100

7 左 バルデス 279 18 74

8 右 宮地克彦 310 3 24

9 三 本間満 290 2 24

P  先発

 新垣渚 11ー8 3.28

 斉藤和巳 10ー7 6.26

 和田毅 10ー6 4.35

 星野順治 7ー8 2.55

 グーリン 8ー3 4.24

 中継ぎ

 倉野信次 37 2.55

 山田秋親 35 3.90

 抑え

 三瀬幸司 55 28 3.06

 

この年も1位でしたがこの年はより打線の力で優勝したと言えると思います。前年はやや出来過ぎな感もあり、少し成績を落とした選手もいましたが、それでも松中が三冠王、城島、井口も好成績を残しクリーンナップの迫力は12球団随一だったと記憶しています。このクリーンナップの後ろに37本100打点のズレータ、この年は少し成績を落としたものの安定した数字を残すバルデスが控えてるのですから、相変わらず他チームは羨む打線ですよね。川崎もこの年は3割クリアしましたし、西武から移籍してきた宮地も台頭してきました。ピッチャー陣は、新垣、斉藤、和田が二桁勝利を挙げましたが、1年前と比べるとやや物足りなくは写ってしまいますよね。斉藤は1年前が最強だったので。中継ぎの軸は山田ですね。倉野も先発、中継ぎとフル稼働しましたがやや枚数不足だった点は否めません。抑えは1年前は固定できませんでしたが、ルーキーの三瀬が完全に定着し、最優秀救援投手と新人王を獲得しました。見事な活躍でした。

 

やはりこの5年間では2003年の強さが際立っていますよね。それまで4番を張っていた小久保を欠いてもこの打線なのですから、小久保がいればどうなっていたのか、さらに途中加入のズレータが開幕からいればどんな打線になっていたのか考えてしまいますよね。

 

次は2005年〜2009年の打線を振り返っていきたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。