楽天2000年以降振り返り③

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は楽天の2010〜2014年を振り返っていきたいです。

 

2010年 6位

1 中 聖澤諒 290 6 43

2 遊 渡辺直人 265 0 26

3 右 鉄平 318 9 64

4 DH  山崎武司 239 28 93

5 一 ルイーズ 266 12 38

6 三 中村紀洋 266 13 64

7 左 草野大輔 257 5 48

8 二 高須洋介 268 6 48

9 捕 嶋基宏 315 3 43

P  先発

 岩隈久志 10ー9 2.82

 永井怜 10ー10 3.75

 田中将大 11ー6 2.50

 ラズナー 5ー11 4.48

 川井貴志 3ー7 4.59

 中継ぎ

 片山博視 53 1.88

 青山浩二 41 1.72

 川岸強 49 6.12

 抑え

 小山伸一郎 55 11 2.41

 

前年の2位から一転、この年は最下位となってしまいましたが、また新たな選手の台頭も見られました。野手で主力として活躍したのは、鉄平と山崎です。鉄平は2年連続で3割をクリアし、山崎も率は低いながら、長打力を発揮しました。新加入のルイーズや昨年やや今ひとつな感があった中村紀洋もまずまずの成績を残しました。草野はやや成績を落としてしまいましたが、嶋は格段に打撃成績が上がり、聖澤も台頭してきました。一方、ピッチャー陣は岩隈と永井が10勝、田中が11勝を挙げ、2年連続で二桁勝利投手が3人出ました。ラズナーも頑張りましたが、防御率4点台は少し高いかもしれません。中継ぎは、片山の台頭と青山。片山と青山は1点台の防御率をマークしました。川岸もフルで頑張り、抑えも一時期やりましたが、6点台の防御率不本意だったでしょう。抑えは小山がやりました。まだまだ暫定的な措置での抑えなので、来季は中継ぎ一本で行くかもしれないですね。

 

2011年 5位

1 遊 松井稼頭央 260 9 48

2 二 内村賢介 271 1 30

3 三 高須洋介 277 1 30

4 DH  山崎武司 229 11 48

5 一 ガルシア 261 8 34

6 右 鉄平 228 1 17

7 左 中村真人 271 1 24

8 捕 嶋基宏 224 2 28

9 中 聖澤諒 288 2 42

P  先発

 田中将大 19ー5 1.27

 塩見貴洋 9ー9 2.85

 岩隈久志 6ー7 2.42

 永井怜 4ー5 2.81

 中継ぎ

 青山浩二 51 2.79

 片山博視 59 3.43

 スパイアー 30 4.60

 小山伸一郎 50 2.88

 抑え

 ラズナー 34 17 2.04

 

この年は5位となりました。野手では、統一球が導入された影響もあり、チーム最高本塁打が11本の山崎と長打力には課題を残しました。新加入の松井はある程度機能きましたが、1年間フルで出られた野手も少なく、野手陣のやりくりに苦労したかもしれません。その中で新加入にガルシアと内村の台頭、この2つはまずまずの数字だったと思います。嶋や鉄平は数字を下げてしまいましたが、また来年以降に期待しましょう。一方、ピッチャー陣は田中が防御率1.27、19勝で最優秀防御率最多勝、最高勝率、沢村賞とすごい成績を残しました。岩隈と永井は期待外れでしたが、塩見の台頭により結果的に計算できる先発の枚数は増えました。中継ぎは、青山、片山、小山がフル稼働した他、スパイアーもまずまずでしたが、4点台の防御率は少し高いかもしれません。抑えはラズナーが先発から転向しまずまずでした。

 

2012年 4位

1 中 聖澤諒 270 4 45

2 二 銀次 280 4 45

3 遊 松井稼頭央 266 9 43

4 一 フェルナンデス 243 3 51

5 右 牧田明久 225 9 53

6 DH  ガルシア 227 7 30

7 左 鉄平 251 1 33

8 捕 嶋基宏 291 1 8

9 三 枡田慎太郎 295 5 32

P  先発

 田中将大 10ー4 1.87

 美馬学 8ー10 3.08

 辛島航 8ー5 2.53

 塩見貴洋 6ー10 3.71

 釜田佳直 7ー4 3.28

 ヒメネス 5ー10 3.15

 中継ぎ

 片山博視 41 3.77

 小山伸一郎 57 1.99

 ハウザー 58 3.17 

 ラズナー 46 2.79

 抑え

 青山浩二 61 22 2.51

 

この年は4位となった上、様々な選手が投打ともに台頭してきました。野手では銀次、牧田、枡田が台頭しました。特に銀次はほぼ1年間フルで活躍しました。しかし、長打力でチーム最高ホームランが牧田の9本と二桁にも届かずここは課題です。フェルナンデスも以前のような長打力はなくなっており、安定はしていますが、外国人特有の怖さは薄れてしまっている感がありますね。一方、ピッチャー陣は田中が10勝を挙げ、先発では美馬と辛島、さらにはルーキーの釜田が台頭し、一気に枚数が増えました。岩隈は移籍しましたが、穴を埋めれそうな素材が出てきました。ヒメネス防御率は全く悪くありませんが、援護が少なかったかもしれませんね。中継ぎも、片山、小山、ハウザー、ラズナーが特に目立ちました。小山は1点台の防御率をマークしており、何年も続けて安定していますよね。抑えは青山となり、好成績をマークしました。

 

2013年 1位

1 右 岡島豪郎 323 1 13

2 二 藤田一也 275 1 48

3 一 銀次 317 4 54

4 DH  ジョーンズ 243 26 94

5 三 マギー 292 28 93

6 左 枡田慎太郎 272 8 47

7 遊 松井稼頭央 248 11 58

8 捕 嶋基宏 257 4 48

9 中 聖澤諒 284 2 40

P  先発

 田中将大 24ー0 1.27

 則本昂大 15ー8 3.34

 美馬学 6ー5 4.12

 ダックワース 5ー5 4.31

 中継ぎ

 片山博視 31 3.03

 小山伸一郎 45 3.94

 斎藤隆 30 2.36

 青山浩二 60 3.43

 抑え

 ラズナー 37 17 3.35

 

この年は球団創設以来初の優勝、そして日本一にも輝きました。まず、野手では新外国人選手、若手が台頭し、うまく機能した形となりました。前年までは長打力が課題でしたが、ジョーンズが26本、マギーが28本を放ち、大砲の役割を果たしました。さらに銀次も打率3割をクリア、藤田、岡島の台頭といった形で、大きくメンバーが入れ替わりながらレベルアップしました。ベテランの松井の存在も大きかったでしょう。一方、ピッチャー陣は、田中が防御率1.27、24勝0敗と化け物かという成績を残しました。沢村賞最多勝最優秀防御率を獲得しました。ルーキーの則本も15勝を挙げ即戦力として機能しました。この2人と比べると、美馬、ダックワース辺りは少し落ちますが、まずまずの成績だったのではないでしょうか。中継ぎでは、日本に復帰した斎藤や片山、小山、青山といった何年間も安定した投球を続ける選手がうまく噛み合いました。抑えはラズナーで、まずまずの成績といったところでしょうか。来季の連覇を期待したいですね。

 

2014年 6位

1 右 岡島豪郎 283 7 53

2 二 藤田一也 269 2 36

3 一 銀次 327 4 70

4 DH  ジョーンズ 221 24 71

5 左 ボウカー 248 7 22

6 三 松井稼頭央 291 8 46

7 遊 西田哲朗 250 7 41

8 捕 嶋基宏 263 1 36

9 中 島内宏明 242 2 18

P  先発

 則本昂大 14ー10 3.02

 辛島航 8ー13 3.79

 塩見貴洋 8ー7 4.71

 松井裕樹 4ー8 3.80

 美馬学 2ー9 4.83

 中継ぎ

 西宮悠介 46 3.17

 クルーズ 29 3.99

 斎藤隆 31 2.59

 福山博之 65 1.87

 抑え

 ファルケンボーグ 39 20 2.87

 

前年の日本一から一転、この年は最下位に沈んでしまいました。やはり、田中、マギーといった投打の柱が抜けたことが痛手でしたでしょう。ジョーンズが24本放ちましたが、1人大砲の感は否めませんでした。この年は銀次の打率327が光ります。完全にアベレージヒッターとして嫌なバッターですよね。岡島、藤田といったところもよく頑張ったと言えるでしょう。この年は西田や島内が台頭してきました。ここ数年、毎年楽しみな選手が出てきています。一方、ピッチャー陣は、則本が14勝を挙げ、完全に球団のエース格となりました。その他は競争でしたが、辛島、塩見が8勝、ルーキーの松井裕も台頭しました。美馬の巻き返しに期待したいところです。中継ぎも新たな顔ぶれが目立ちました。福山がフル稼働に1点台の防御率をマークしました。これからの活躍に期待ですね。西宮も台頭しており、ピッチャーはここも競争が続きそうです。抑えは移籍してきたファルケンボーグが務めました。

 

この5年間では様々な選手が出てきた他、日本一も達成してきました。次の5年間でどうなっていくのか。楽しみです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。