オリックス2000年以降振り返り①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回はオリックスの2000〜2004年を振り返っていきたいです。

 

2000年 4位

1 左 田口壮 279 8 49

2 二 大島公一 283 1 33

3 中 谷佳知 284 9 73

4 右 イチロー 387 12 73

5 一 藤井康雄 229 18 54

6 三 アリアス 250 26 61

7 DH  小川博文 261 5 45

8 捕 日高剛 203 6 34

9 遊 塩崎真 262 1 35

P  先発

 川越英隆 8ー6 3.79

 戎信行 8ー2 3.27

 金田政彦 6ー6 3.51

 小林宏 5ー9 6.75

 杉本友 4ー8 5.73

 ブロウズ 5ー4 5.40

 中継ぎ

 カルロス 42 5.26

 加藤伸一 24 4.98

 木田優夫 24 5.66

 高橋功一 49 4.97

 牧野塁 34 3.14

 抑え

 小倉恒 48 10 2.98

 

この年は4位となりました。打線では中心はやはりイチローでした。打率387と日本記録にも迫るほどの率を残し、首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得しました。長打力ではアリアスが20本をクリアし光りました。次いで藤井が18本、イチローが12本となります。田口、谷なども1年間フルで活躍しました。一方、ピッチャー陣は、戎が8勝、防御率3.27で最優秀防御率のタイトルを獲得し軸として活躍しました。川越も8勝、金田6勝などそこそこ勝てた選手は何人かいましたが二桁勝利を挙げた先発はおらず、この点は課題と言えそうです。中継ぎは、先発と兼ねたカルロスや高橋が軸となりましたが、カルロスが防御率5点台、高橋が防御率4点台とやや苦しみました。他にも枚数は多く一皮むける選手が出てきて欲しいところです。抑えは小倉で10セーブを挙げました。

 

2001年 4位

1 遊 塩崎真 262 4 45

2 二 大島公一 263 1 31

3 中 谷佳知 325 13 79

4 一 アリアス 262 38 97

5 DH  ビティエロ 275 22 83

6 左 田口壮 280 8 42

7 右 葛城育郎 268 14 53

8 三 進藤達哉 242 9 40

9 捕 日高剛 247 8 37

P  先発

 加藤伸一 11ー7 3.69

 小倉恒 10ー7 3.62

 金田政彦 8ー5 4.94

 戎信行 5ー9 3.68

 ヤーナル 4ー3 3.93

 川越英隆 1ー5 6.07

 中継ぎ

 山崎慎太郎 47 5.44

 戸叶尚 43 4.06

 嘉勢敏弘 70 3.21

 山口和男 32 3.42

 具臺晟 51 4.06

 抑え

 大久保勝信 53 14 2.68

 

この年も4位となりました。チームの中心選手だったイチローがメジャー移籍により抜け、戦力的な低下は否めないと考えられていたシーズンでした。打線で軸となったのは、確実性の谷と長打力やアリアスでした。谷は3割を大きく超える打率を残しました。アリアスは38本のホームランを放ち、一発長打の怖さを持っていました。新戦力のビティエロも22本塁打を記録しました。葛城14本、谷13本と二桁ホームランを記録した選手が打線に4人いました。藤井も15本塁打を記録しましたが率が2割に届かず、不本意な成績に終わりました。田口、塩崎あたりもほぼフルシーズンレギュラーとして活躍しました。一方、ピッチャー陣は、加藤が11勝、先発に転向した小倉が10勝で二桁勝利を達成しました。金田が8勝を挙げてある程度安定した先発の枚数はいましたが、前年エース格だった戎と川越がやや低調な成績となってしまい、このあたりが巻き返すとさらに強固な先発陣となりそうです。中継ぎは、嘉勢が最もフル稼働しました。山崎、戸叶、山口、具あたりも頑張りました。抑えは主に大久保となり、14セーブで新人王も獲得しました。

 

2002年 6位

1 二 大島公一 230 1 25

2 遊 塩崎真 203 2 20

3 中 谷佳知 326 5 39

4 DH  シェルドン 256 26 59

5 三 進藤達哉 225 5 29

6 一 セギノール 204 23 47

7 左 塩谷和彦 230 5 20

8 捕 日高剛 193 12 36

9 右 葛城育郎 221 1 12

P  先発

 ヤーナル 6ー13 3.61

 小倉恒 7ー4 3.50

 川越英隆 3ー15 4.92

 具臺晟 5ー7 2.52

 金田政彦 4ー9 2.50

 ユウキ 7ー1 1.93

 中継ぎ

 山口和男 41 2.50

 大久保勝信 28 3.95

 抑え

 萩原淳 48 10 2.64

 

この年は6位となりました。田口、アリアス、ビティエロといった前年の主力選手がごっそり抜けたことで、打線の戦力低下は否めませんでした。その中で打線の軸となった選手は谷で、この年も3割を大きく超える打率を残し、盗塁王も獲得しました。長打力では、シェルドンとセギノールが20本塁打をクリアしましたが、特にセギノールの打率は低く、確実性は欠きました。他にも日高、大島、進藤、塩崎、塩谷、葛城といった前年までにある程度の実績を残した選手の打率が揃って低く、打算が苦しんだ大きな要因となりました。一方、ピッチャー陣は、防御率はいい成績の選手も多いのですが、打線の援護に恵まれず勝ち数は伸びませんでした。ヤーナルと小倉は3点台の防御率をマークしたもののそれぞれ6勝と7勝に終わりました。川越は3勝に終わり巻き返したいところです。具は2点台の防御率にもかかわらず5勝、金田に至っては最優秀防御率のタイトルを獲得したにもかかわらず4勝と圧倒的に投高打低の戦いでした。ユウキが1点台の防御率で7勝し、翌年以降に期待できそうです。中継ぎは前年まで枚数が多く、強みでしたがこの年は山口と大久保以外には目立った選手はおらずやや苦しみました。抑えは主に萩原が務め、10セーブを挙げました。

 

2003年 6位

1 一 塩谷和彦 307 8 46

2 三 大島公一 285 0 20

3 中 谷佳知 350 21 92

4 左 ブラウン 307 28 93

5 二 オーティズ 255 33 86

6 DH  山崎武司 232 22 68

7 右 葛城育郎 251 9 30

8 捕 日高剛 268 9 37

9 遊 後藤光尊 267 9 29

P  先発

 小倉恒 4ー13 4.52

 具臺晟 6ー8 4.99

 マック鈴木 4ー9 7.06

 小林宏 4ー8 5.54

 金田政彦 4ー5 4.12

 中継ぎ

 本柳和也 40 4.64

 牧野塁 49 5.05

 萩原淳 42 6.90

 抑え

 加藤大輔 43 9 5.17

 

この年も6位となってしまいました。前年は投高打低という感じでしたが、この年は打高投低という感じで前年と逆になってしまいました。野手では、谷に加えてブラウン、オーティズ、山崎武といった新加入した選手が揃って結果を残しました。谷は打率350、21本で最多安打のタイトルも獲得しました。オーティズが33本塁打、ブラウンが28本塁打、山崎武が22本塁打で4人が20本をクリアするという大型打線でした。さらに後藤が台頭したこと、塩谷が3割をクリアしたこと、前年揃って不調だった日高、大島、葛城あたりが巻き返したことで充実した打線となりました。一方、ピッチャー陣は、小倉が先発、中継ぎ、抑えとフル稼働したものの防御率4点台で4勝、具も6勝も防御率は5点台間近、マック鈴木が7点台の防御率、小林、金田も5点台、4点台と揃って苦しみました。昨年は打線が揃って苦しみましたが今度は投手が巻き返す番ですね。中継ぎは大きく顔ぶれが変わり、本柳、牧野、萩原が中心でしたが、どの選手も防御率は4点台以上でした。抑えは主に加藤でしたが防御率5点台と苦しんでしまいました。

 

2004年 6位

1 中 村松有人 320 6 51

2 遊 斉藤秀光 253 4 26

3 左 谷佳知 317 15 63

4 右 ブラウン 269 15 70

5 一 オーティズ 289 24 71

6 三 塩谷和彦 269 9 48

7 DH  塩崎真 341 8 39

8 捕 日高剛 275 5 38

9 二 平野恵一 279 6 39

P  先発

 川越英隆 7ー9 4.17

 本柳和也 6ー11 5.61

 具臺晟 6ー10 4.32

 ムーア 6ー6 6.24

 中継ぎ

 小倉恒 34 5.83

 相木崇 37 5.36

 戸叶尚 40 2.61

 歌藤達夫 57 5.60

 抑え

 山口和男 40 17 3.80

 

この年も6位となってしまいました。打線ではやはり谷が中心でした。谷は本当に毎年安定して打率3割をクリアしますね。また移籍してきた村松も打率3割をクリアし、1番打者の役割を果たしました。オーティズが24本塁打でチーム最多本塁打となりました。ブラウンが15本のホームランを放ちましたが、昨年に比べると成績を落としました。塩崎が規定打席未満ながら打率3割を大きく超える打率をマークして一皮むけたことや平野が台頭してきたことも大きいですね。一方、ピッチャー陣は、川越が7勝、本柳、具、ムーアが6勝を挙げましたが、防御率はどの選手も4点台でした。中継ぎは戸叶が中心でした。戸叶は安定していました。他にも小倉、相木、歌藤が頑張りましたが防御率は全員5点台でした。抑えは山口が務め17セーブを挙げました。

 

この5年間ではイチローなど長年の看板選手だった選手が移籍し、変わって谷が中心選手となりました。しかし、投手と打線が噛み合わない年が多く苦しみました。

 

では最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。