巨人2000年以降振り返り①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は巨人の2000〜2004年について振り返っていきたいです。

 

2000年 1位

1 二 仁志敏久 298 20 58

2 左 清水隆行 271 11 46

3 三 江藤智 256 32 91

4 中 松井秀喜 316 42 108

5 一 マルティネス 288 17 64

6 右 高橋由伸 289 27 74

7 遊 元木大介 274 5 29

8 捕 村田真一 204 7 34

9 投手

P  先発

 メイ 12ー7 2.95

 工藤公康 12ー5 3.11

 上原浩治 9ー7 3.57

 高橋尚成 9ー6 3.18

 桑田真澄 5ー8 4.50

 中継ぎ

 木村龍治 54 2.83

 柏田貴史 50 2.08

 岡島秀樹 56 3.11

 抑え 

 槙原寛己 21 9 4.12

 

この年は優勝し、日本一にも輝きました。野手ではホームランを打てる選手が打線にずらりという感じで、その中でも松井が中心でした。松井は打率316、42本、108打点でMVP、本塁打王打点王、最高出塁率のタイトルを獲得しました。他にも広島から移籍してきた江藤が32本塁打のほか、最多勝利打点のタイトルを獲得、高橋由が27本、仁志が20本で4人が20本塁打をクリアしました。マルティネスが17本、故障もあり出場機会は少なかったものの清原が16本、清水も11本、元木との熾烈なレギュラー争いだった二岡も10本で二桁をクリアした選手がなんと8人もいます。凄い打線ですね。一方、ピッチャー陣は、メイと工藤が12勝を挙げ、工藤は最高勝率のタイトルを獲得しました。上原と高橋尚が9勝、桑田は中継ぎ、抑えなどとも兼ねながら5勝を挙げ、ある程度勝てる選手は多かったです。中継ぎは、木村、柏田、岡島が中心で活躍しました。抑えは、主に槙原が務めましたが固定できず、抑えのやりくりには苦労しました。

 

2001年 2位

1 二 仁志敏久 273 20 59

2 左 清水隆行 324 7 29

3 右 高橋由伸 302 27 85

4 中 松井秀喜 333 36 104

5 一 清原和博 298 29 121

6 三 江藤智 285 30 87

7 遊 元木大介 292 9 39

8 捕 阿部慎之助 225 13 44

9 投手

P  先発

 入来祐作 13ー4 3.71

 メイ 10ー8 4.13

 上原浩治 10ー7 4.02

 高橋尚成 9ー9 3.94

 中継ぎ

 河原純一 21 5.94

 桑田真澄 16 4.83

 三浦貴 49 3.41

 條辺剛 46 4.02

 抑え

 岡島秀樹 58 25 2.76

 

この年は2位となりました。しかし、特に野手では充実した戦力でした。打線の中心はやはり松井で打率333、36本、104打点で首位打者のタイトルを獲得しました。江藤が30本、清原が29本に121打点、高橋由が27本に3割を超える打率、仁志が20本で20本塁打を5人がクリアしました。清水も規定打席未満ながら高打率、元木も安定しており、ルーキーの阿部も活躍しました。打線は文句なしといった感じです。一方、ピッチャー陣は、入来が13勝で最高勝率のタイトルを獲得し、メイと上原が10勝、高橋尚が9勝を挙げました。しかし、メイと上原は防御率4点台で少し苦しみはしました。中継ぎは三浦と條辺が中心でしたが、特に條辺は防御率4点台で少し不本意な成績でした。抑えは岡島が務め、25セーブをあげました。中継ぎでやや苦労し、ここが優勝を逃したポイントだったかもしれません。

 

2002年 1位

1 左 清水隆行 314 14 58

2 遊 二岡智宏 281 24 67

3 右 高橋由伸 306 17 53

4 中 松井秀喜 334 50 107

5 一 江藤智 242 18 56

6 三 元木大介 257 6 52

7 二 仁志敏久 244 8 42

8 捕 阿部慎之助 298 18 73

9 投手

P  先発

 上原浩治 17ー5 2.60

 桑田真澄 12ー6 2.22

 工藤公康 9ー8 2.91

 高橋尚成 10ー4 3.09

 入来祐作 5ー4 3.05

 真田裕貴 6ー3 3.73

 中継ぎ

 條辺剛 47 3.16

 前田幸長 53 2.74

 岡島秀樹 52 3.40

 抑え

 河原純一 49 28 2.70

 

この年は優勝し、日本シリーズも4勝0敗で日本一となりました。エースと4番がしっかりしており、軸が固定できたことが大きかったと思います。野手では、松井がこの年は例年にも増して好調でした。打率334、50本107打点でMVP、本塁打王打点王、最高出塁率のタイトルを獲得しました。次いで二岡が24本塁打を放ち、松井と二岡が20本をクリアしました。阿部と江藤が18本、高橋由が17本、清水が14本、怪我もありましたが清原が12本と一発の怖さのある選手が打線に揃っていました。清水は打率3割をクリアし最多安打のタイトルを獲得、高橋由も3割をクリアしました。阿部はルーキーイヤーにも増して良い成績を残し、2年目のジンクスを吹き飛ばしました。一方、ピッチャー陣は、上原が17勝を挙げ、最多勝沢村賞、最高勝率のタイトルを獲得しました。桑田が12勝、高橋尚が10勝を挙げ、3人が二桁勝利を達成しました。工藤も9勝を挙げました。前年大活躍だった入来が成績を落としましたが、真田が台頭してきました。中継ぎは條辺、前田、岡島が中心で枚数はまだ少ないですが弱点と言われるほどではなくなってきました。抑えは河原が務め、28セーブをマークしました。

 

2003年 3位タイ

1 中 清水隆行 240 14 44

2 遊 二岡智宏 300 29 67

3 右 高橋由伸 323 26 68

4 左 ペタジーニ 323 34 81

5 一 清原和博 290 26 68

6 三 斉藤宜之 289 11 52

7 捕 阿部慎之助 303 15 51

8 二 仁志敏久 246 8 34

9 投手

P  先発

 上原浩治 16ー5 3.17

 木佐貫洋 10ー7 3.34

 工藤公康 7ー6 4.23

 桑田真澄 5ー3 5.93

 中継ぎ

 久保裕也 38 4.27

 岡島秀樹 41 4.89

 前田幸長 50 3.15

 真田裕貴 30 5.40

 サンタナ 25 4.94

 抑え

 河原純一 23 7 9.41

 

この年は3位タイとなりました。松井がメジャーに移籍し、ペタジーニが加わりました。ペタジーニは期待に応え3割30本をクリアしました。20本をクリアしたのが、二岡、高橋由、清原で二桁をクリアしたのが、阿部、清水、斉藤、そして出場機会は少なかったながら江藤です。打率もペタジーニ以外に高橋由、二岡が3割をクリアし、阿部も規定打席未満ながら高打率をマークしました。一方、ピッチャー陣は、上原が16勝で最多奪三振のタイトルを獲得しました。木佐貫も10勝を挙げ新人王を獲得し、2人が二桁勝利を達成しました。工藤が7勝も続きますが、先発陣はやや枚数不足でした。中継ぎは、岡島、前田が中心に先発と両立した久保やサンタナ、真田も多くの出場機会を得ました。抑えは主に河原が務めましたが、防御率9点台で、サンタナなども一時期務めましたが結局固定できませんでした。

 

2004年 3位

1 二 仁志敏久 289 28 60

2 左 清水隆行 308 16 60

3 中 ローズ 287 45 99

4 右 高橋由伸 317 30 79

5 三 小久保裕紀 314 41 96

6 一 ペタジーニ 290 29 84

7 捕 阿部慎之助 301 33 78

8 遊 二岡智宏 269 9 49

9 投手

P  先発

 上原浩治 13ー5 2.60

 木佐貫洋 7ー8 5.03

 工藤公康 10ー7 4.67

 高橋尚成 5ー10 5.44

 林昌範 3ー9 4.89

 桑田真澄 3ー5 6.47

 中継ぎ

 前田幸長 44 2.38

 岡島秀樹 53 3.09

 シコースキー 62 2.67

 抑え

 久保裕也 35 8 4.08

 

この年は3位となりました。ローズ、小久保といった他球団のクリーンナップの選手を獲得した影響もあり、打線の破壊力は12球団でも随一でしたが、抑えが固定できずリリーフ陣に課題を残しました。打線では、ローズが45本で本塁打王に輝いた他、小久保が41本、阿部が33本、高橋由が30本、ペタジーニが29本、仁志が28本、清水が16本とスタメンで二岡以外は二桁ホームランをクリアしています。打率も小久保、清水、ローズ、阿部が3割をクリアしました。打線は文句なしです。一方、ピッチャー陣は、上原が防御率2.60、13勝で最優秀防御率と最高勝率のタイトルを獲得しました。上原はまあ球界随一のピッチャーといった感じですね。工藤も10勝で二桁勝利を達成しました。木佐貫は抑えも一時期やりながら7勝、高橋尚が5勝でこの辺りがあと2〜3勝ずつ上積みしたいところです。中継ぎは前田、岡島、シコースキーが頑張りましたが、ここはやや枚数不足でこの3人に依存しました。抑えは久保も務めましたが、結局固定できず今季もここが課題となりました。

 

この5年間は優勝と日本一が2回ずつで全てAクラスと成績は残しましたが、特にリリーフ陣に課題が目立ちました。打線は2002年までは松井が中心でしたが、移籍後はペタジーニ、ローズ、小久保など新加入の選手がことごとく好成績を残しました。キャッチャーも阿部に固定され大きかったです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。