巨人2000年以降振り返り③

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は巨人の2010〜2014年について振り返っていきたいです。

 

2010年 2位

1 遊 坂本勇人 281 31 85

2 中 松本哲也 287 0 22

3 三 小笠原道大 308 34 90

4 左 ラミレス 304 49 129

5 捕 阿部慎之助 281 44 92

6 右 長野久義 288 19 52

7 一 エドガー 263 12 44

8 二 脇谷亮太 273 7 43

9 投手

P  先発

 東野峻 13ー8 3.27

 内海哲也 11ー8 4.38

 ゴンザレス 5ー13 5.29

 藤井秀悟 7ー3 3.76

 西村健太朗 4ー5 4.52

 中継ぎ

 越智大祐 59 3.20

 久保裕也 79 2.77

 山口鉄也 73 3.05

 抑え

 クルーン 52 25 4.26

 

この年は2位となりました。野手では、ラミレスが打率304、49本129打点とまたしても素晴らしい成績を残し、本塁打王打点王を獲得しました。阿部が44本で2人が40本塁打を達成しました。さらに小笠原と坂本も30本をクリアしました。打線で4人が30本塁打をクリアしています。ルーキーの長野も19本塁打を放ち新人王を獲得しました。出場機会が少ないながら、高橋由が13本、エドガーも12本を放ち二桁ホームランを達成しました。脇谷もほぼシーズンを通して働き、松本もまずまずな成績を残しました。一方、ピッチャー陣は、東野が13勝、内海が11勝と二桁勝利を達成しました。ゴンザレスが5勝は誤算でしたが、移籍した藤井が7勝とまずまずの成績を残しました。中継ぎは、越智、久保、山口が柱となりました。抑えはクルーンが務め、25セーブを挙げましたが、防御率4点台と苦しみました。

 

2011年 3位

1 遊 坂本勇人 262 16 59

2 三 亀井義行 246 3 24

3 中 長野久義 316 17 69

4 左 ラミレス 279 23 73

5 捕 阿部慎之助 292 20 61

6 右 高橋由伸 246 15 37

7 一 小笠原道大 242 5 20

8 二 藤村大介 222 0 15

9 投手

P  先発

 内海哲也 18ー5 1.70

 澤村拓一 11ー11 2.03

 東野峻 8ー11 3.47

 中継ぎ

 西村健太朗 37 1.82

 高木康成 46 3.72

 越智大祐 42 2.75

 アルバラデホ 46 2.45

 山口鉄也 60 1.75

 ロメロ 41 3.29

 抑え

 久保裕也 67 20 1.17

 

この年は3位となりました。統一球が導入された影響で野手陣は苦しみましたが、投手陣に好成績を残した選手も多くいました。野手では、ラミレスが23本、阿部が20本で20本塁打はクリアしましたが、圧倒的な成績ではありませんでした。長野が打率316で首位打者を獲得した他、17本、坂本も16本、高橋由が15本を放ちました。小笠原が成績をかなり落としてしまったことは残念でしたが、藤村が台頭し、盗塁王を獲得しました。一方、ピッチャー陣は、内海が防御率1.70、18勝で最多勝、澤村も11勝で新人王を獲得しました。東野が8勝でこの3人は先発である程度計算できましたが、枚数不足の感は否めませんでした。中継ぎは、西村、高木、越智、アルバラデホ、山口、ロメロと数多くの選手が活躍し、先発陣を補った形となりました。抑えは、主に久保が務め、1点台の防御率に20セーブを挙げました。

 

2012年 1位

1 右 長野久義 301 14 60

2 中 松本哲也 258 0 11

3 遊 坂本勇人 311 14 69

4 三 村田修一 252 12 58

5 捕 阿部慎之助 340 27 104

6 一 高橋由伸 239 8 56

7 左 谷佳知 258 3 22

8 二 藤村大介 252 0 10

9 投手

P  先発

 内海哲也 15ー6 1.98

 ホールトン 12ー8 2.45

 澤村拓一 10ー10 2.86

 杉内俊哉 12ー4 2.04

 宮國椋丞 6ー2 1.86

 中継ぎ

 福田聡志 50 1.61

 高木康成 40 1.44

 高木京介 34 0.57

 マシソン 40 1.71

 山口鉄也 72 0.84

 抑え

 西村健太朗 69 32 1.14

 

この年は優勝し、日本一にも輝きました。投打の軸がしっかりしていたシーズンでした。野手では、阿部が打率340、27本104打点で完全に打線の中心としての役割を果たしました。長野と坂本は共に打率3割をクリアし、14本塁打をマークしました。新加入した村田も12本塁打で長打力のある選手が多い打線でした。藤村はまずまずでしたが、高橋由と松本は本来の力からすると物足りない成績に映ります。巻き返したいところですね。一方、ピッチャー陣は、内海が防御率1.98、15勝でエースとしての役割を果たしました。前年は先発の枚数不足が課題でしたが、移籍したホールトンと杉内が12勝、澤村が10勝で4人が二桁勝利を達成しました。宮國も1点台の防御率で6勝を挙げこれから期待できそうです。中継ぎは、福田、高木康、高木京、マシソン、山口が中心となり枚数も多く強固でした。高木京とマシソンは防御率0点台、福田、高木康、山口が防御率1点台で本当に盤石でした。抑えは、西村が務め、防御率1.14、32セーブと完璧でした。

 

2013年 1位

1 中 長野久義 281 19 65

2 右 亀井義行 257 3 25

3 遊 坂本勇人 265 12 54

4 捕 阿部慎之助 296 32 91

5 三 村田修一 316 25 87

6 一 ロペス 303 18 55

7 左 ボウカー 262 14 46

8 二 寺内崇幸 225 2 12

9 投手

P  先発

 菅野智之 13ー6 3.12

 内海哲也 13ー6 3.31

 杉内俊哉 11ー6 3.35

 ホールトン 9ー4 3.73

 澤村拓一 5ー10 3.13

 宮國椋丞 6ー7 4.93

 中継ぎ

 笠原将生 30 3.33

 青木高広 34 2.87

 高木京介 46 4.34

 マシソン 63 1.03

 山口鉄也 64 1.22

 抑え

 西村健太朗 71 42 1.13

 

この年は1位となりましたが、惜しくも日本一にはなれずでした。野手では、阿部が32本塁打を放ちました。さらに村田も打率316、25本と好成績を残し、長野が19本、ロペスが18本、ボウカーが14本、坂本が12本、出場機会が少ないながら、高橋も10本と長打力は健在でした。打率3割も村田とロペスが達成しました。寺内が台頭してきたことも大きかったです。一方、ピッチャー陣は、ルーキーの菅野が13勝でいきなりエース級の活躍をした他、内海も13勝、杉内が11勝、ホールトンが9勝、宮國が6勝、澤村は5勝に終わりましたが、ローテーションはほぼ年間通して困りませんでした。中継ぎは、前年ほどの安定感ではありませんでしたが、マシソンと山口は1点台の防御率で2人ともに最優秀中継ぎのタイトルを獲得しました。高木京は防御率4点台と苦しみましたが、笠原や移籍してきた青木など新しい選手も出てきました。抑えは、西村が務め、防御率1.13、42セーブで最多セーブのタイトルを獲得しました。

 

2014年 1位

1 右 長野久義 297 13 62

2 二 片岡治大 252 6 32

3 遊 坂本勇人 279 16 61

4 捕 阿部慎之助 248 19 57

5 三 村田修一 256 21 68

6 左 アンダーソン 319 15 50

7 一 ロペス 243 22 57

8 中 橋本到 256 4 35

9 投手

P  先発

 菅野智之 12ー5 2.33

 杉内俊哉 10ー6 3.16

 大竹寛 9ー6 3.98

 内海哲也 7ー9 3.17

 小山雄輝 6ー2 2.41

 澤村拓一 5ー3 3.72

 セドン 4ー5 4.67

 中継ぎ

 香月良太 41 4.21

 青木高広 38 2.45

 久保裕也 48 4.73

 西村健太朗 49 2.98

 山口鉄也 60 3.04

 抑え

 マシソン 64 30 3.58

 

この年は1位となりましたが、ファイナルステージで敗退し、日本シリーズ進出はなりませんでした。野手では、この年も長打力健在でした。ロペスが22本塁打、村田が21本塁打で2人が20本をクリアした他、阿部が19本、坂本が16本、アンダーソンが15本、長野が13本と二桁本塁打を達成した選手は多くいました。移籍した片岡やブレークし始めた橋本も活躍しました。一方、ピッチャー陣は、菅野が12勝で2年連続のチーム最多勝(前年は最多タイ)、杉内が10勝を挙げ、2人が二桁勝利を達成しました。新加入の大竹が9勝、内海が7勝、小山が6勝、澤村が5勝で枚数はかなり揃っており、小山も台頭してきました。中継ぎは、香月、青木、久保、西村、山口と枚数はいましたが、防御率は前年までの実績を考えるとやや高めでした。抑えは、マシソンが務め、30セーブを挙げました。

 

この5年間はリーグ優勝3回、5年間全てAクラスと充実していました。前までは打線が目立っている感じでしたが、この5年間はピッチャー陣が活躍し、先発では内海、菅野、杉内など二桁勝てる選手が続々と、中継ぎでは山口、マシソン、高木康、高木京、西村など安定した選手が多かったです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。