阪神2000年以降振り返り①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、阪神の2000〜2004年について振り返りいきたいです。

 

2000年 6位

1 左 坪井智哉 272 4 32

2 二 和田豊 253 1 20

3 右 タラスコ 239 19 57

4 中 新庄剛志 278 28 85

5 一 大豊泰昭 241 23 54

6 捕 矢野輝弘 269 5 26

7 三 ハートキー 272 4 27

8 遊 田中秀太 251 1 17

9 投手

P  先発

 川尻哲郎 10ー7 3.17

 ハンセル 7ー8 4.34

 藪恵壹 6ー10 4.17

 星野伸之 5ー10 4.04

 湯舟敏郎 4ー7 5.21

 中継ぎ

 福原忍 36 3.29

 中込伸 25 4.62

 西川慎一 45 1.93

 伊藤敦規 71 1.86

 ミラー 17 7.41

 遠山奨志 54 2.55

 抑え

 葛西稔 43 17 2.45

 

この年は6位となってしまいました。打線では、新庄が28本、大豊が23本で20本塁打を2人が達成しました。タラスコが19本でまずまず長打力を発揮しました。坪井、矢野がほぼ1年間フル出場しましたが、他の選手は半レギュラーという感じで、まだまだレギュラー定着とはいってない状況でした。一方、ピッチャー陣は、川尻が10勝でチーム唯一の二桁勝利を達成しました。ハンセルが7勝、藪が6勝、星野伸が5勝を挙げましたが、この3人は貯金を作れず、本来ならもう少し勝ち星を上積みできたはずです。中継ぎは、西川、伊藤、遠山が中心となり、西川と伊藤は1点台の防御率を記録しました。抑えは、主に葛西が務め、17セーブを挙げました。

 

2001年 6位

1 二 上坂太一郎 253 6 24

2 中 赤星憲広 292 1 23

3 左 濱中おさむ 263 13 53

4 右 桧山進次郎 300 12 57

5 一 広澤克実 284 12 46

6 三 今岡誠 268 4 40

7 捕 矢野輝弘 242 8 30

8 遊 藤本敦士 269 1 17

9 投手

P  先発

 福原忍 9ー12 3.13

 井川慶 9ー13 2.67

 カーライル 7ー10 3.87

 ハンセル 5ー13 3.49

 谷中真二 7ー3 3.21

 中継ぎ

 伊達昌司 28 3.75

 遠山奨志 52 4.88

 伊藤敦規 52 1.79

 抑え

 成本年秀 45 20 2.34

 

この年は6位となってしまいました。打線では、出場機会が少ないながらクルーズが14本でチーム最多本塁打となりました。濱中が台頭し、13本塁打を放ちました。桧山が打率3割に12本、広澤も12本となりましたが、長打力不足は翌年以降の課題ですね。ルーキーの赤星が大ブレークし、盗塁王と新人王を獲得しました。今岡もまずまず安定した成績でしたが、本来はもう少し長打を打てる選手のはずです。上坂、藤本といった俊足タイプの選手も出てきており、翌年以降どこまで成績を伸ばしてくるか楽しみです。一方、ピッチャー陣は、福原と台頭してきた井川が9勝、カーライルと谷中が7勝、ハンセルが5勝と先発陣は数はいるので、勝ち星を少し上積みしていきたいところです。中継ぎは、伊藤が中心で1点台の防御率を記録しました。遠山が防御率4点台で巻き返したいところです。伊達も頑張りました。抑えは、成本が務め20セーブを挙げました。

 

2002年 4位

1 二 今岡誠 317 15 56

2 中 赤星憲広 252 0 12

3 三 片岡篤史 228 11 46

4 一 アリアス 258 32 82

5 右 桧山進次郎 293 13 61

6 左 濱中おさむ 301 18 51

7 遊 関本健太郎 254 5 11

8 捕 矢野輝弘 321 6 27

9 投手 

P  先発

 井川慶 14ー9 2.49

 ムーア 10ー11 3.33

 藪恵壹 10ー6 3.14

 川尻哲郎 5ー4 3.02

 中継ぎ

 谷中真二 41 3.43

 伊達昌司 41 3.32

 金澤健人 50 4.33

 抑え

 バルデス 42 22 1.54

 

この年は4位となりました。星野監督となり、雰囲気がかなり変わってきました。打線では、新加入のアリアスが32本塁打を放ち、長打力不足をとりあえずは補いました。濱中が規定打席未満ながら3割を超える打率に18本、今岡も打率317、15本、桧山が13本、新加入の片岡が11本を放ち、だいぶ長打が出るようになってきました。赤星がやや成績を落としながらも2年連続の盗塁王を獲得しました。矢野も故障離脱した時期がありながらも高打率をマークしました。関本が新たに台頭してきており、若手選手の中でどの選手がレギュラーを奪うのか実物です。一方、ピッチャー陣は、井川が一気に成績を伸ばし、14勝で最多奪三振のタイトルを獲得しました。新加入のムーアと藪が10勝を挙げ、3人が二桁勝利を挙げました。川尻も5勝を挙げました。5番手以降の先発陣が課題ですね。中継ぎは、伊達、谷中、金澤の登板数が多く頑張りました。金澤は次は4点台だった防御率を下げることを課題にしたいところです。抑えは、バルデスが務め、防御率1.54、22セーブと活躍しました。

 

2003年 1位

1 二 今岡誠 340 12 72

2 中 赤星憲広 312 1 35

3 左 金本知憲 289 19 77

4 右 桧山進次郎 278 16 63

5 三 片岡篤史 296 12 55

6 一 アリアス 265 38 107

7 捕 矢野輝弘 328 14 79

8 遊 藤本敦士 301 0 36

9 投手

P  先発

 井川慶 20ー5 2.80

 伊良部秀輝 13ー8 3.85

 ムーア 10ー6 4.35

 下柳剛 10ー5 3.73

 藪恵壹 8ー3 3.96

 中継ぎ

 久保田智之 26 3.12

 吉野誠 56 3.27

 安藤優也 51 1.62

 抑え

 ウィリアムス 52 25 1.54

 

この年は18年ぶりにリーグ優勝を果たし、日本シリーズでも、ダイエーをあと一歩まで追い詰めました。前年のオフに負け犬根性を取っ払うためと大幅な選手の入れ替えを行い、このシーズンに臨みました。その中で、伊良部、金本といった投打の柱となれる選手を獲得しました。野手では、アリアスが38本107打点と主砲の役割を果たしました。次いで、金本が19本、桧山が16本、矢野が14本、今岡と片岡が12本、シーズン途中で故障離脱してしまいながらも濱中が11本とかなり怖い打線となってきました。今岡は打率340で首位打者を獲得しました。矢野が打率328、赤星が312、藤本も3割をクリアし、若手もかなり成績を伸ばしてきました。赤星は3年連続で盗塁王を獲得しました。一方、ピッチャー陣は、井川が防御率2.80、20勝でMVP、最多勝最優秀防御率沢村賞、最高勝率と多くのタイトルを獲得しました。伊良部が13勝、ムーアと新加入の下柳が10勝、藪が8勝で、先発陣5人で61勝とかなり勝ちました。中継ぎは、吉野と安藤が中心となり、ルーキーの久保田も台頭してきました。安藤は1点台の防御率をマークし、大ブレークしました。抑えは、主にウィリアムスが務め、防御率1.54、25セーブと活躍しました。

 

2004年 4位

1 中 赤星憲広 300 0 30

2 遊 藤本敦士 257 5 33

3 二 今岡誠 306 28 83

4 左 金本知憲 317 34 113

5 右 桧山進次郎 306 18 84

6 一 アリアス 272 25 84

7 三 関本健太郎 316 5 41

8 捕 矢野輝弘 285 11 65

9 投手

P  先発

 井川慶 14ー11 3.73

 福原忍 10ー15 3.87

 藪恵壹 6ー9 3.02

 下柳剛 7ー5 5.12

 三東洋 5ー0 4.91

 中継ぎ

 桟原将司 44 3.48

 久保田智之 28 4.04

 安藤優也 57 3.58

 抑え

 ウィリアムス 51 14 3.28

 

この年は4位となりました。前年にぶっちぎりで優勝し、前年よりも戦力が上がったと言われており期待されましたが、結果は出ませんでした。野手では、金本が完全に打線の中心となり、打率317、34本、113打点で打点王のタイトルを獲得しました。今岡が3割を超える打率に28本、アリアスが25本で3人が20本塁打を達成しました。桧山も打率3割をクリアして18本、矢野が11本で長打の怖さはある打線でした。赤星が打率3割に4年連続の盗塁王を獲得しました。関本がかなり成績を挙げ、規定打席未満ながら3割を超える打率を残しました。藤本が巻き返したいところですね。一方、ピッチャー陣は、井川が14勝で最多奪三振を獲得しました。福原が10勝、下柳が7勝、藪が6勝、台頭してきた三東が5勝で、先発陣の枚数はいましたが、勝ち数をもう少し伸ばして貯金を作りたいところです。中継ぎは、ルーキーの桟原と安藤が中心でした。久保田は4点台の防御率を下げたいところです。抑えは、ウィリアムスが務め、14セーブを挙げましたが、ややセーブ数は少なかったです。

 

この5年間は、2000年と2001年が最下位でしたが、その中でも、今岡、赤星、藤本、井川などが出てきており、その選手が活躍して2003年に優勝しました。今後もこれらの選手が活躍してほしいところです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。