阪神2000年以降振り返り③

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、阪神の2010〜2014年を振り返っていきたいです。

 

2010年 2位

1 中 マートン 349 17 91

2 二 平野恵一 350 1 24

3 遊 鳥谷敬 301 19 104

4 三 新井貴浩 311 19 112

5 一 ブラゼル 296 47 117

6 左 金本知憲 241 16 45

7 捕 城島健司 303 28 91

8 右 桜井広大 255 9 30

9 投手

P  先発

 久保康友 14ー5 3.25

 スタンリッジ 11ー5 3.49

 下柳剛 7ー8 4.32

 メッセンジャー 5ー6 4.93

 能見篤史 8ー0 2.60

 中継ぎ

 渡辺亮 61 2.65

 久保田智之 71 3.20

 西村憲 65 3.89

 抑え

 藤川球児 58 28 2.01

 

この年は2位となりました。打高投低の傾向のあったシーズンでした。野手では、ブラゼルが47本、117打点と主砲の役割を果たしました。新加入の城島も3割を超える打率に28本の本塁打を放ち活躍しました。さらに、鳥谷と新井が19本、新加入のマートンが17本、金本が16本とどこからでも一発が飛び出しそうな打線でした。打率でも、マートンが349をマークし、最多安打のタイトルを獲得しました。ヒット数も214本と当時の日本記録を更新しました。平野が打率350を記録し、1.2番はこの年凄かったです。鳥谷と新井も打率3割をクリアしました。打率3割をクリアした選手が打線に5人と恐ろしい打線ですね。100打点をクリアした選手もブラゼル、新井、鳥谷と3人いました。金本が本来の力を発揮するとさらに厚い打線となります。桜井も巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、久保が14勝で最高勝率のタイトルを獲得しました。新加入のスタンリッジが11勝で2人が二桁勝利を達成しました。能見が8勝、下柳が7勝、メッセンジャーが5勝と先発陣の枚数はいました。能見は故障離脱の時期が長いながら8勝で、怪我がなければ15勝くらいいっていたのではないでしょうか。中継ぎは、渡辺、久保田に大ブレークした西村の3人が中心で活躍しました。抑えは、藤川が務め、28セーブを挙げました。

 

2011年 4位

1 右 マートン 311 13 60

2 中 平野恵一 295 1 29

3 遊 鳥谷敬 300 5 51

4 三 新井貴浩 269 17 93

5 一 ブラゼル 282 16 69

6 二 関本賢太郎 263 2 16

7 左 金本知憲 218 12 31

8 捕 藤井彰人 223 2 15

9 投手 

P  先発

 能見篤史 12ー9 2.52

 メッセンジャー 12ー7 2.88

 岩田稔 9ー13 2.29

 スタンリッジ 9ー7 2.92

 久保康友 8ー8 3.78

 中継ぎ

 福原忍 55 2.59

 渡辺亮 56 1.98

 榎田大樹 62 2.27

 抑え

 藤川球児 56 41 1.24

 

この年は4位となりました。前年は打線が強力でしたが、統一球が導入された影響もあり、野手では成績を落とした選手が多かったです。その中で野手では、新井が17本、93打点で打点王のタイトルを獲得しました。ブラゼルが16本、マートンが13本、金本が12本と長打力はある程度発揮しましたが、20本をクリアした選手がいなかったことは課題です。マートンは打率3割をクリアし、2年連続で最多安打を獲得しました。鳥谷も打率3割をクリアし、最高出塁率のタイトルを獲得しました。平野、関本もある程度安定した成績を残しました。キャッチャーは、移籍した藤井の出場機会が多かったです。一方、ピッチャー陣は、能見とメッセンジャーが12勝を挙げ、2人が二桁勝利を記録しました。岩田とスタンリッジが9勝、久保が8勝で、先発陣はなかなか強力でした。中継ぎは、福原、渡辺、ルーキーの榎田が中心でした。渡辺は1点台の防御率をマークしました。抑えは、藤川が務め、防御率1.24、41セーブでセーブ王を獲得しました。

 

2012年 5位

1 二 平野恵一 245 1 24

2 中 大和 257 0 26

3 遊 鳥谷敬 262 8 59

4 三 新井良太 280 11 32

5 右 マートン 260 5 38

6 一 新井貴浩 250 9 52

7 左 金本知憲 258 6 30

8 捕 藤井彰人 248 1 10

9 投手

P  先発

 メッセンジャー 10ー11 2.52

 能見篤史 10ー10 2.42

 岩田稔 8ー14 3.52

 スタンリッジ 7ー12 2.69

 久保康友 4ー7 2.33

 中継ぎ

 渡辺亮 50 2.06

 福原忍 60 1.76

 筒井和也 58 3.24

 榎田大樹 48 2.34

 抑え

 藤川球児 48 24 1.32

 

この年は5位となりました。打線では出場機会が少ないながら、ブラゼルが12本でチーム最多本塁打となりました。新井良が台頭し、11本で長打力を示しました。新井貴、鳥谷、平野、マートン、金本が全員成績を落としてしまい、打線は苦しかったです。大和が打撃が開花しつつあり、この年はまずまずの成績を残しました。一方、ピッチャー陣は、メッセンジャーと能見が10勝を挙げ、2人が二桁勝利を記録しました。岩田が8勝、スタンリッジが7勝を挙げましたが、いずれの選手も貯金を作れず、ここは課題でしょう。久保が巻き返したいところです。中継ぎは、渡辺、福原、筒井、榎田が中心となりました。福原は1点台の防御率を記録しました。先発から転向して、活躍しています。抑えは、藤川が務め、防御率1.32、24セーブと活躍しました。

 

2013年 2位

1 二 西岡剛 290 4 44

2 中 大和 273 0 21

3 遊 鳥谷敬 282 10 65

4 左 マートン 314 19 85

5 一 新井貴浩 267 15 70

6 右 福留孝介 198 6 31

7 三 新井良太 238 14 51

8 捕 藤井彰人 258 1 24

9 投手

P  先発

 メッセンジャー 12ー8 2.89

 能見篤史 11ー7 2.69

 スタンリッジ 8ー12 2.74

 藤浪晋太郎 10ー6 2.75

 榎田大樹 4ー9 3.61

 中継ぎ

 筒井和也 39 2.58

 加藤康介 61 1.97

 安藤優也 58 2.28

 久保康友 44 2.85

 抑え

 福原忍 50 14 1.20

 

この年は2位となりました。しかし、クライマックスシリーズは、ファーストステージで敗退し、9月の失速で勢いを失った状態でズルズルいってしまった印象です。野手では、マートンが打率3割、19本で最多安打も獲得し、打線の中心でした。新井貴が15本、新井良が14本、鳥谷が10本で、二桁本塁打を記録した選手はそれなりにいましたが、20本をクリアして欲しいところです。新加入の西岡が安定した成績を残しました。大和も1年間安定して活躍できるようになってきました。新加入で期待された福留が期待外れに終わってしまった点は誤算でした。一方、ピッチャー陣は、メッセンジャーが12勝で最多奪三振のタイトルを獲得しました。能見が11勝、ルーキーの藤浪が10勝で3人が二桁勝利を達成しました。スタンリッジが8勝を挙げました。榎田が中継ぎから先発に転向しましたが、やや中継ぎの方が良かったかもしれません。中継ぎは、加藤、先発から転向した安藤が中心でした。加藤は1点台の防御率を記録しました。筒井、久保も頑張りました。抑えは、藤川が抜けたことで、主に福原が務め、防御率1.20、14セーブを挙げました。

 

2014年 2位

1 二 上本博紀 276 7 38

2 中 大和 264 1 24

3 遊 鳥谷敬 313 8 73

4 一 ゴメス 283 26 109

5 左 マートン 338 14 84

6 右 福留孝介 253 9 34

7 三 今成亮太 259 4 24

8 捕 梅野隆太郎 197 7 21

9 投手

P  先発

 メッセンジャー 13ー10 3.20

 藤浪晋太郎 11ー8 3.53

 能見篤史 9ー13 3.99

 岩田稔 9ー8 2.54

 岩崎優 5ー4 3.50

 中継ぎ

 金田和之 40 3.61

 加藤康介 32 4.56

 安藤優也 53 3.80

 福原忍 60 4.05

 抑え

 呉昇桓 64 39 1.76

 

この年は2位となりました。クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズにも進出しました。打線では、新加入のゴメスが26本、109打点で打点王を獲得しました。マートンが打率338、14本で念願の首位打者を獲得しました。鳥谷も打率3割をクリアし、クリーンナップがきっちりと機能しました。上本と今成が台頭し、上本はシーズン通して安定した成績を残し、今成も十分合格点の成績を残しました。福留は後半巻き返しましたが、本来の力からするともう少し成績を伸ばせるはずです。キャッチャーでルーキーの梅野が台頭し、これから期待していきたい選手です。一方、ピッチャー陣は、メッセンジャーが13勝、藤浪が11勝を挙げました。メッセンジャーは毎年安定して二桁勝ちますし、藤浪もルーキーイヤーから2年連続の二桁勝利です。能見と岩田が9勝を挙げ、ルーキーの岩崎が5勝と台頭しました。中継ぎは、安藤と台頭した金田が中心でした。加藤と福原も頑張りましたが、共に防御率4点台でここは課題です。抑えは、新加入の呉昇桓が務め、防御率1.76、39セーブを記録しました。

 

この5年間は、打線で苦しんだシーズンもありましたが、2014年には、ゴメス、マートンなどの外国人選手が中心となり活躍しました。藤浪、梅野、上本あたりに今後さらに期待したいところです。 

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。