阪神2000年以降振り返り④

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、阪神の2015〜2019年を振り返っていきたいです。

 

2015年 3位

1 遊 鳥谷敬 281 6 42

2 二 上本博紀 253 4 31

3 右 福留孝介 281 20 76

4 一 ゴメス 271 17 72

5 左 マートン 276 9 59

6 三 今成亮太 283 1 16

7 捕 梅野隆太郎 239 4 18

8 中 大和 225 0 12

9 投手

P  先発

 藤浪晋太郎 14ー7 2.40

 能見篤史 11ー13 3.72

 メッセンジャー 9ー12 2.97

 岩田稔 8ー10 3.22

 岩崎優 3ー10 3.51

 中継ぎ

 松田遼馬 30 5.74

 高宮和也 52 3.03

 安藤優也 50 3.02

 福原忍 61 3.02

 抑え

 呉昇桓 63 41 2.73

 

この年は3位となりました。野手では、福留が復活し、20本塁打をクリアしました。ゴメスが17本を放ちましたが、大活躍の前年と比べると成績を落としました。ゴメスに限らず、この年は野手では成績を落とした選手が多く、打線には苦労しました。その中で鳥谷は安定した成績を残しました。今成もまずまずでした。マートン、上本、大和が巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、藤浪が14勝、能見が11勝で2人が二桁勝利を挙げました。メッセンジャーが9勝、岩田が8勝とここまではある程度は計算できました。岩崎が巻き返したいところです。中継ぎは、高宮、安藤、福原が中心となりました。松田が台頭してきており、5点台の防御率は課題ですが、持ってるボールはよく楽しみです。抑えは、呉昇桓が務め、41セーブを挙げました。

 

2016年 4位

1 左 高山俊 275 8 65

2 二 大和 231 1 20

3 中 江越大賀 209 7 20

4 右 福留孝介 311 11 59

5 捕 原口文仁 299 11 46

6 一 ゴメス 255 22 79

7 三 鳥谷敬 236 7 36

8 遊 北條史也 273 5 33

9 投手

P  先発

 メッセンジャー 12ー11 3.03

 岩貞祐太 10ー9 2.90

 能見篤史 8ー12 3.67

 藤浪晋太郎 7ー11 3.25

 青柳晃洋 4ー5 3.29

 中継ぎ

 安藤優也 50 2.53

 榎田大樹 35 4.31

 サターホワイト 20 2.57

 島本浩也 23 3.65

 高橋聡文 54 3.76

 ドリス 34 2.12

 藤川球児 43 4.60

 松田遼馬 22 1.00

 抑え

 マテオ 52 20 1.80

 

この年は4位となりました。金本監督となり、超変革をスローガンに掲げ、若手選手を積極的に起用しました。野手では、ゴメスが22本塁打を放ち、長打力を見せました。福留と大ブレークの原口が11本を放ちました。原口は育成からの這い上がりで、他の育成の選手に勇気を与えました。しかし、マートンの穴を埋められる選手はこの年の時点では出てきませんでした。福留は3割を超える打率を記録しました。ルーキーの高山が1年目としては十分すぎる成績を残し、新人王も獲得しました。北條もチャンスを掴み、この年は1年間フルで1軍に貢献しました。江越も魅力は大いにありますが、確実性を伸ばしたいところです。鳥谷が成績を落としてしまい、ここは誤算でした。一方、ピッチャー陣は、メッセンジャーが12勝、大ブレークの岩貞が10勝で2人が二桁勝利を挙げました。能見が8勝、藤浪が7勝でした。藤浪はこの年成績を落としてしまいましたが、もっと勝てる選手のはずです。ルーキーの青柳も台頭してきました。中継ぎは、安藤、移籍の高橋が中心でした。ドリスやサターホワイト、復帰した藤川も頑張りましたが、藤川は防御率4点台と苦しみました。抑えは、主にマテオが務め、防御率1.80、20セーブを挙げました。

 

2017年 2位

1 中 高山俊 250 6 24

2 二 上本博紀 284 9 38

3 右 糸井嘉男 290 17 62

4 左 福留孝介 263 18 79

5 一 中谷将大 241 20 61

6 三 鳥谷敬 293 4 41

7 遊 大和 280 1 16

8 捕 梅野隆太郎 206 2 33

9 投手

P  先発

 秋山拓巳 12ー6 2.99

 メッセンジャー 11ー5 2.39

 能見篤史 6ー6 3.72

 岩貞祐太 5ー10 4.96

 小野泰己 2ー7 4.35

 青柳晃洋 4ー4 3.22

 藤浪晋太郎 3ー5 4.12

 中継ぎ

 石崎剛 26 1.17

 岩崎優 66 2.39

 桑原謙太朗 67 1.51

 高橋聡文 61 1.70

 藤川球児 52 2.22

 マテオ 63 2.75

 松田遼馬 26 5.05

 抑え

 ドリス 63 37 2.71

 

この年は2位となりました。野手では、中谷が20本をクリアし、生え抜き若手が育ってきました。次いで、福留が18本、新加入の糸井が17本とこの辺りの選手が長打力を発揮しました。鳥谷の復活や上本の安定した活躍も大きかったです。また大和も打席数は少ないながら率はなかなか良かったです。梅野が出場機会を多く得て正捕手に近づいてきました。高山がやや成績を落としてしまい、巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、秋山が12勝、メッセンジャーが11勝で2人が二桁勝利を達成しました。能見が6勝、岩貞が5勝となりましたが、この2人は本来の力からするともう少し勝てるはずです。ルーキーの小野が頑張りました。青柳と小野はさらなる上積みに期待したいです。藤浪も巻き返したいところです。中継ぎは、先発から転向した岩崎、桑原、高橋、藤川、マテオと多くの選手が活躍しました。中でも桑原と高橋は1点台の防御率をマークしました。さらに石崎も台頭してきており、ここに入ってこれるか期待です。抑えは、ドリスが務め、37セーブを挙げました。

 

2018年 6位

1 二 糸原健斗 286 1 35

2 遊 北條史也 322 1 20

3 左 福留孝介 280 14 72

4 右 糸井嘉男 308 16 68

5 一 陽川尚将 252 6 48

6 三 大山悠輔 274 11 48

7 中 中谷将大 230 5 26

8 捕 梅野隆太郎 259 8 47

9 投手

P  先発

 メッセンジャー 11ー7 3.63

 小野泰己 7ー7 4.77

 岩貞祐太 7ー10 3.48

 秋山拓巳 5ー10 3.86

 才木浩人 6ー10 4.61

 藤浪晋太郎 5ー3 5.32

 中継ぎ

 岩崎優 61 4.94

 岡本洋介 34 3.83

 桑原謙太朗 62 2.68

 能見篤史 45 2.56

 藤川球児 53 2.32

 望月惇志 37 4.30 

 抑え

 ドリス 55 32 2.85

 

この年は6位となってしまいました。しかし、新しい選手の活躍も目立ちました。野手では、糸井が中心となり、打率3割に16本でチーム最多本塁打となりました。福留が14本、前年の後半から台頭してきた大山が11本とこの辺りの選手が長打力を発揮しました。糸原が1年間フル出場で、安定した成績を残し、北條も規定打席未満ながら3割を大きく超える打率を記録しました。陽川も随所で長打力を見せました。梅野が1年間ほぼフルで働き、正捕手と呼べる存在となってきました。中谷は巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、メッセンジャーが11勝でチーム唯一の二桁勝利を挙げました。小野と岩貞が7勝、才木が6勝、秋山と藤浪が5勝である程度先発の枚数はいましたが、伸び代のある選手やまだまだ勝ち星を伸ばせる選手がおり、翌年に期待したいところです。中継ぎは、桑原、能見、藤川が中心となりました。岩崎は勤続疲労もあり、防御率4点台と苦しみましたが、岡本、望月あたりが出てきました。望月は防御率4点台と課題もありますが、これからが楽しみな選手です。抑えは、ドリスが務め、32セーブを挙げました。

 

2019年 3位

1 中 近本光司 271 9 42

2 二 糸原健斗 267 2 45

3 右 糸井嘉男 314 5 42

4 三 大山悠輔 258 14 76

5 左 福留孝介 256 10 47

6 一 マルテ 284 12 49

7 遊 木浪聖也 262 4 32

8 捕 梅野隆太郎 266 9 59

9 投手

P  先発

 西勇輝 10ー8 2.92

 青柳晃洋 9ー9 3.14

 ガルシア 6ー8 4.69

 高橋遥人 3ー9 3.78

 メッセンジャー 3ー7 4.67

 秋山拓巳 4ー3 4.26

 中継ぎ

 岩崎優 48 1.01

 ジョンソン 58 1.38

 島本浩也 63 1.67

 ドリス 56 2.11

 能見篤史 51 4.30

 守屋功輝 57 3.00

 抑え

 藤川球児 56 16 1.77

 

この年は3位となりました。最後6試合全勝でクライマックスシリーズに進出できるという状況から6連勝でクライマックスシリーズに進出し、ファイナルステージまで行きました。野手では、大山が主に4番に座り、14本塁打を放ちました。マルテが12本、福留が10本と続きます。しかし、20本を打てる選手がいなかった点は課題です。糸井が打率3割をクリアしました。梅野も前年よりもさらに成績を挙げ、阪神の正捕手どころか、球界を代表するキャッチャーというレベルまで来ました。ルーキーの近本と木浪も頑張りました。近本は盗塁王を獲得しました。木浪も後半戦に特に持ち前のバッティングが出るようになってきました。糸原も安定してますね。一方、ピッチャー陣は、新加入の西が10勝でチーム唯一の二桁勝利を挙げました。青柳も勝ち数を伸ばし9勝、ガルシアが苦しみながらも6勝しましたが、その他はなかなか勝ち数が伸びず、先発の枚数不足は課題です。高橋遥は、来季特に勝ち星を伸ばせるか見物です。中継ぎは、岩崎、ジョンソン、島本が中心でした。この3人はいずれも1点台の防御率を記録し、強力なブルペン陣を支えました。守屋も台頭してきており、ベテランの能見がもう一花咲かせたいところです。ドリスもなかなかの好投でした。抑えは、途中から藤川が務め、防御率1.77、16セーブと活躍しました。

 

この5年間は若手の台頭も目立ちました。野手では、近本、糸原、木浪、高山、中谷、北條、大山などなど多くの選手が、ピッチャーも岩貞、岩崎、守屋、島本、青柳などです。この辺りの選手が今後も活躍して欲しいです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。