中日2000年以降振り返り②

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、中日の2005〜2009年について振り返っていきたいです。

 

2005年 2位

1 二 荒木雅博 291 2 41

2 遊 井端弘和 323 6 63

3 三 立浪和義 253 9 56

4 一 T.ウッズ 306 38 103

5 右 福留孝介 328 28 103

6 中 アレックス 269 18 78

7 左 森野将彦 268 9 46

8 捕 谷繁元信 234 14 65

9 投手

P  先発

 川上憲伸 11ー8 3.74

 山本昌 7ー8 4.89

 マルティネス 8ー4 3.38

 中田賢一 8ー3 3.63

 朝倉健太 5ー7 3.94

 中継ぎ

 山井大介 27 4.13

 鈴木義広 47 3.56

 高橋聡文 61 4.67

 平井正史 55 3.83

 岡本真也 57 3.14

 抑え

 岩瀬仁紀 60 46 1.88

 

この年は2位となりました。野手では、新加入のT.ウッズと福留が軸となりました。T.ウッズは、306、38本、103打点で主砲としての役割を果たしました。福留は、328、28本、103打点と好成績を残し、最高出塁率のタイトルを獲得しました。アレックスが18本、谷繁が14本、森野の台頭もあり、出場機会を減らしながらも井上が10本と長打力を示しました。井端が3割を大きく超える打率を記録しました。荒木も安定しており、森野が台頭してきました。立浪がやや低打率に終わってしまい、巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、川上が11勝を挙げ、チーム最多勝となりました。新加入のマルティネスとルーキーの中田が8勝、山本昌が7勝、朝倉が5勝を挙げ、ある程度計算できる人数が増えてきました。中継ぎは、平井と岡本が中心となり、岡本は中継ぎとして10勝を挙げました。高橋聡が多くの登板機会を得て頑張りましたが、防御率4点台は改善ポイントです。ルーキーの鈴木も大活躍しました。抑えは、岩瀬が務め、防御率1.88、46セーブで最多セーブのタイトルを獲得しました。

 

2006年 1位

1 二 荒木雅博 300 2 31

2 遊 井端弘和 283 8 48

3 右 福留孝介 351 31 104

4 一 T.ウッズ 310 47 144

5 三 森野将彦 280 10 52

6 中 アレックス 273 15 77

7 左 井上一樹 311 11 39

8 捕 谷繁元信 234 9 38

9 投手

P  先発

 川上憲伸 17ー7 2.51

 朝倉健太 13ー6 2.79

 山本昌 11ー7 3.32

 佐藤充 9ー4 2.65

 マルティネス 6ー9 4.25

 中田賢一 7ー4 3.91

 中継ぎ

 岡本真也 56 3.40

 平井正史 57 2.29

 抑え

 岩瀬仁紀 56 40 1.30

 

この年は1位となり、日本シリーズにも進出しましたが、日本一には届きませんでした。投打ともに、エースと4番がしっかりとしていました。野手では、T.ウッズが、310、47本、144打点で本塁打王打点王の2冠に輝きました。さらに、福留が、351、31本、104打点と素晴らしい成績を残し、MVP、首位打者、最高出塁率のタイトルを獲得しました。首位打者本塁打王打点王の3冠が全て中日から出たということで、それは強いと直結しますね。アレックスが15本、井上が規定打席未満ながら、3割11本、森野が10本と5人が二桁本塁打をクリアしました。荒木が3割を達成し、井端も安定した成績を残しました。谷繁は正捕手としてフルシーズン活躍しました。一方、ピッチャー陣は、川上が17勝で最多勝最多奪三振、最高勝率のタイトルを獲得しました。朝倉が13勝、山本昌が11勝、ブレークした佐藤が9勝、中田が7勝、マルティネスが6勝とある程度は計算できる先発陣が6人揃っていました。中継ぎは、岡本と平井が中心となり、この2人は優勝に大いに貢献しました。しかし、この2人以外に目立った活躍をしたリリーフ陣はおらず、岡本、平井に次ぐリリーフ陣の台頭は課題です。抑えは、岩瀬が務め、防御率1.30、40セーブで最多セーブのタイトルを獲得しました。

 

2007年 2位

1 遊 井端弘和 296 5 45

2 二 荒木雅博 263 1 25

3 右 福留孝介 294 13 48

4 一 T.ウッズ 270 35 102

5 左 森野将彦 294 18 97

6 三 中村紀洋 293 20 79

7 中 李炳圭 262 9 46

8 捕 谷繁元信 236 6 44

9 投手

P  先発

 中田賢一 14ー8 3.59

 川上憲伸 12ー8 3.55

 朝倉健太 12ー7 3.36

 小笠原孝 6ー6 2.99

 山井大介 6ー4 3.36

 山本昌 2ー10 5.07

 中継ぎ

 平井正史 45 3.29

 岡本真也 62 2.89

 抑え

 岩瀬仁紀 61 43 2.44

 

この年は2位でしたが、クライマックスシリーズを突破し、日本一に輝きました。野手では、やはりT.ウッズが中心となり、35本、102打点と好成績を残しました。新加入の中村紀が20本を放ち、2人が20本をクリアしました。森野がレギュラー定着後は毎年成績を伸ばし、この年は18本、福留が13本でしたが、故障があり、シーズン終盤以降は出番がありませんでした。井端が安定した成績を残し、荒木は打率がやや低かったですが、盗塁王を獲得しました。新加入の李炳圭はフルシーズン試合に出ましたが、「韓国のイチロー」と呼ばれ期待が大きかったことを考えると今ひとつだったと言わざるを得ません。谷繁は正捕手として活躍しました。一方、ピッチャー陣は、中田が14勝、川上と朝倉が12勝で3人が二桁勝利を挙げました。小笠原と山井が6勝で、5人が計算でき素晴らしい先発陣です。山本昌は年齢の関係もあり、成績を落としましたが、責められないでしょう。中継ぎは、平井と岡本が中心でこの年も活躍しました。しかし、この2人に次ぐ存在の中継ぎ陣はおらず、勤続疲労も考えられる中では、大きな課題です。抑えは、岩瀬が務め、43セーブを挙げました。

 

2008年 3位

1 二 荒木雅博 243 4 28

2 遊 井端弘和 277 5 23

3 右 李炳圭 254 16 65

4 一 T.ウッズ 276 35 77

5 左 和田一浩 302 16 74

6 三 中村紀洋 274 24 72

7 中 森野将彦 321 19 59

8 捕 谷繁元信 234 2 27

9 投手

P  先発

 山本昌 11ー7 3.16

 小笠原孝 8ー11 4.70

 吉見一起 10ー3 3.23

 川上憲伸 9ー5 2.30

 中田賢一 7ー9 4.65

 チェン 7ー6 2.90

 中継ぎ

 浅尾拓也 44 1.79

 高橋聡文 54 2.33

 抑え

 岩瀬仁紀 51 36 2.94

 

この年は3位となりました。福留のメジャー移籍に伴い、戦力ダウンの恐れがありましたが、和田が新加入したことで持ち堪えた感じです。野手では、T.ウッズが主砲として君臨し、35本のホームランを放ちました。中村紀が24本で2人が20本をクリアしました。森野が規定打席未満ながら321、19本で打線の中心になれる可能性を感じさせました。新加入の和田と李炳圭が16本で長打力も見せました。和田は3割もクリアしました。井端はまずまずで、荒木もフルシーズン活躍しましたが、もう少し打率を上げたいところです。谷繁が年齢的にもフル出場するのが厳しくなってきているため、次の正捕手の台頭が待たれます。一方、ピッチャー陣は、山本昌が復活し、11勝、台頭した吉見が10勝で2人が二桁勝利を達成しました。川上が9勝、小笠原が8勝、中田と台頭したチェンが7勝で、若手の台頭により先発陣にさらに厚みが出てきました。中継ぎは、浅尾がブレークして、防御率1.79と活躍しました。高橋聡も好投しましたが、この2人以外の枚数はまたしてもおらず、前年とは顔ぶれは変わりながら枚数不足の状況は変わらない形でした。抑えは、岩瀬が務め、36セーブを挙げました。

 

2009年 2位

1 遊 井端弘和 306 5 39

2 二 荒木雅博 270 2 38

3 三 森野将彦 289 23 109

4 一 ブランコ 275 39 110

5 左 和田一浩 302 29 87

6 中 藤井淳志 299 10 49

7 右 野本圭 251 2 13

8 捕 谷繁元信 208 9 33

9 投手

P  先発

 吉見一起 16ー7 2.00

 朝倉健太 10ー8 4.04

 川井雄太 11ー5 3.78

 チェン 8ー4 1.54

 小笠原孝 7ー2 3.13

 中田賢一 5ー4 3.44

 中継ぎ

 河原純一 44 1.85

 高橋聡文 49 3.08

 浅尾拓也 67 3.49

 抑え

 岩瀬仁紀 54 41 2.12

 

この年は2位となりました。打線では、T.ウッズと中村紀、投手では川上が抜けて、苦しいシーズンになると思われましたが、若手と新戦力が活躍して順位は2位と上々でした。野手では、新加入のブランコが39本、110打点で本塁打王打点王の2冠に輝きました。期待通りの活躍でした。和田が3割29本、森野が23本、109打点とクリーンナップ3人が全員20本をクリアしました。藤井が台頭してきて10本をクリアしました。井端が3割をクリアし、荒木も安定していました。谷繁に代わる正捕手の存在は出てきつつありますが、やはりまだまだ谷繁が一番手でしょう。ルーキーの野本が台頭してきており、今後成績を伸ばしていくことに期待です。一方、ピッチャー陣は、吉見が16勝で最多勝、川井がブレークして11勝、朝倉が10勝で3人が二桁勝利を挙げました。さらにチェンが8勝ながらも防御率1.54で最優秀防御率を獲得しました。小笠原が7勝、中田が5勝で完全に川上の穴を埋めました。中継ぎは、高橋聡、浅尾に新加入の河原が防御率1.85を記録し活躍しました。抑えは、岩瀬が務め、41セーブで最多セーブを獲得しました。

 

この5年間は、5年間全てでAクラス入りし、2007年は日本一にも輝きました。前の5年でブレークしてきた荒木、井端、福留、川上、岩瀬に加え、森野、中田、浅尾、吉見などが台頭してきており、戦力が強固になりました。さらにT.ウッズ、中村紀、ブランコなども活躍し、チームがうまく機能していました。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。