中日2000年以降振り返り④

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、中日の2015〜2019年について振り返っていきたいです。

 

2015年 5位

1 中 大島洋平 260 6 27

2 二 亀澤恭平 269 0 12

3 右 平田良介 283 13 53

4 三 ルナ 292 8 60

5 左 和田一浩 298 5 26

6 一 森野将彦 262 0 10

7 遊 エルナンデス 271 11 58

8 捕 杉山翔大 183 3 17

9 投手

P  先発

 大野雄大 11ー10 2.52

 若松駿太 10ー4 2.12

 山井大介 4ー12 3.92

 バルデス 5ー8 3.18

 八木智哉 4ー6 3.92

 ネイラー 4ー3 3.81

 中継ぎ

 高橋聡文 35 3.51

 岡田俊哉 50 1.57

 浅尾拓也 36 3.19

 田島慎二 64 2.28

 又吉克樹 63 3.36

 抑え

 福谷浩司 42 19 4.05

 

この年は5位となりました。野手では、平田が軸となり、13本でチーム最多本塁打となりました。エルナンデスが11本で2人が二桁本塁打を記録しました。しかし、20本はおろか、15本以上打った選手すらおらず、長打力不足は課題です。ルナは安定して率を残してきます。チームとしてこれほど頼りになる選手はいないでしょう。大島はフルシーズン活躍していますが、打率3割をノルマとしていきたいところです。ベテランの和田、森野はフルシーズン活躍するのはなかなか難しくなってきており、若手の台頭が待たれます。亀澤が台頭してきたことは大きいです。前年からですが、谷繁が選手兼監督となり、杉山などの若手捕手にチャンスを与えていますが、もう一皮むけて欲しいところです。一方、ピッチャー陣は、大野が11勝、台頭した若松が10勝で2人が二桁勝利を達成しました。バルデスが5勝を挙げました。先発陣は数はいましたが、二桁勝利を挙げた2人以外が勝ち数を伸ばすことが期待されます。中継ぎは、岡田、田島、又吉が中心となり、岡田は1点台の防御率を記録しました。高橋聡、浅尾のベテラン勢もまずまずの結果を残しました。抑えは、福谷が務め、19セーブを挙げましたが、防御率4点台で、安定感には欠きました。

 

2016年 6位

1 中 大島洋平 292 3 27

2 二 荒木雅博 246 1 16

3 右 平田良介 248 14 73

4 一 ビシエド 274 22 68

5 左 ナニータ 285 8 35

6 三 福田永将 267 10 37

7 遊 堂上直倫 254 6 46

8 捕 杉山翔大 260 3 27

9 投手

P  先発

 大野雄大 7ー10 3.54

 若松駿太 7ー8 4.06

 吉見一起 6ー7 3.08

 ジョーダン 6ー6 4.24

 バルデス 6ー7 3.51

 中継ぎ

 岡田俊哉 57 3.20

 小川龍也 44 2.27

 祖父江大輔 46 3.14

 福敬登 27 4.78

 福谷浩司 41 4.05

 又吉克樹 62 2.80

 山井大介 33 4.52

 抑え

 田島慎二 59 17 2.44

 

この年は6位となってしまいました。しかし、特に野手で新しい選手の台頭が目立ち、明るい材料もありました。野手では、新戦力のビシエドが22本でチームで唯一20本をクリアしました。平田が14本、台頭してきた福田が10本で3人が二桁本塁打を記録しました。福田は和製大砲を感じさせる選手であり、今後に大いに期待したい選手です。大島は3割には届きませんでしたが、安定した成績を残します。堂上がこの年、多くの出場機会を得て、まずまずの成績を残しました。ナニータも規定打席未満ながら安定した成績を残しました。キャッチャーでは、杉山が打率がかなり上がり、正捕手に近づいてきました。一方、ピッチャー陣は、大野と若松が7勝で、チーム最多勝となりましたが、7勝が最多勝は少し寂しい数字です。吉見とジョーダンとバルデスが6勝で先発陣の数はいましたが、全体的にもう少し勝ち数を上積みしていきたいところです。中継ぎは、岡田、又吉、祖父江が中心となり、多くの登板機会を得ました。小川も多くの登板機会を得て活躍しました。福谷も頑張りましたが、防御率4点台は改善ポイントです。抑えは、主に田島が務め、17セーブを挙げました。

 

2017年 5位

1 遊 京田陽太 264 4 36

2 二 亀澤恭平 287 2 13

3 中 大島洋平 313 3 29

4 左 ゲレーロ 279 35 86

5 一 ビシエド 250 18 49

6 右 藤井淳志 265 6 42

7 三 福田永将 271 18 49

8 捕 松井雅人 221 2 17

9 投手

P  先発

 大野雄大 7ー8 4.02

 小笠原慎之介 5ー8 4.84

 バルデス 6ー9 3.76

 ジョーダン 6ー4 2.30

 鈴木翔太 5ー5 4.17

 吉見一起 3ー7 5.23

 中継ぎ

 伊藤準規 39 3.88

 岩瀬仁紀 50 4.79

 祖父江大輔 35 2.57

 又吉克樹 50 2.13

 三ツ間卓也 35 4.06

 抑え

 田島慎二 63 34 2.87

 

この年は5位となりました。 野手では、新加入のゲレーロが35本で本塁打王となり、長打力不足の課題を一気に解消してくれました。ビシエドと和製大砲候補の福田が18本で長打力を示しました。大島が3割をクリアして、この年は主に3番を任されました。そして、ルーキーの京田が期待通りと言いますか、期待以上の成績を残し、新人王を獲得しました。亀澤、藤井もまずまずの成績を残しました。また、正捕手争いでは、この年は松井雅が一歩前に出た印象です。一方、ピッチャー陣は、なんと中継ぎがメインの又吉が8勝でチーム最多勝となりました。これは先発陣にとっては屈辱的な出来事でもあります。巻き返し必須です。その中で、大野が7勝、ジョーダンとバルデスが6勝、小笠原と鈴木が5勝で数はいました。小笠原と鈴木はまだまだ若い投手などで、今後にさらなる上積みが期待されます。中継ぎは、又吉のほか、祖父江あたりが中心となりました。登板数のみでは岩瀬がかなり多く、4点台の防御率は物足りないですが、活躍しました。三ツ間や伊藤も台頭してきました。抑えは、田島が務め、34セーブを挙げました。

 

2018年 5位

1 中 大島洋平 274 7 57

2 遊 京田陽太 235 4 44

3 左 アルモンテ 321 15 77

4 一 ビシエド 348 26 99

5 右 平田良介 329 9 55

6 二 高橋周平 254 11 69

7 三 福田永将 261 13 63

8 捕 松井雅人 229 2 22

9 投手

P  先発

 ガルシア 13ー9 2.99

 笠原祥太郎 6ー4 4.14

 吉見一起 5ー7 3.87

 小笠原慎之介 5ー6 4.11

 松坂大輔 6ー4 3.74

 中継ぎ

 岩瀬仁紀 48 4.63

 岡田俊哉 27 5.06

 佐藤優 42 2.08

 鈴木博志 53 4.41

 祖父江大輔 51 3.14

 福谷浩司 29 5.00

 又吉克樹 40 6.53

 ロドリゲス 26 2.30

 抑え

 田島慎二 30 15 7.22

 

この年は5位となりました。しかし、野手陣はセリーグ最高打線と言われ、この年のセリーグでは最も良い打線でした。野手では、ビシエドが中心となり、348、26本と素晴らしい成績を残しました。新加入のアルモンテが321、15本、福田が13本、高橋が11本、と打率も残せ、長打も打てる選手が多かったです。平田が打率329と高打率を残しました。京田はやや低調でしたが、大島は安定しており、素晴らしい打線でした。まだまだ発展途上の選手も多く、今後にも期待できそうです。一方、ピッチャー陣は、新加入のガルシアが13勝でチームで唯一二桁勝利を飾りました。台頭してきた笠原と移籍してきた松坂が6勝、吉見と小笠原が5勝でした。笠原と小笠原はさらなる上積みに期待したいところです。中継ぎは、枚数はいました。しかし、安定感に欠く選手が多く、佐藤と祖父江と途中加入のロドリゲス以外は防御率4点台以上と苦しい状況ではありました。岩瀬、鈴木博、又吉は多くの登板機会を得ましたが、精彩を欠きました。抑えは、主に田島が務め、15セーブを記録しましたが、防御率7点台は少しいただけない数字です。

 

2019年 5位

1 右 平田良介 278 8 32

2 遊 京田陽太 249 3 40

3 中 大島洋平 312 3 45

4 一 ビシエド 315 18 93

5 三 高橋周平 293 7 59

6 二 阿部寿樹 291 7 59

7 左 福田永将 287 18 66

8 捕 加藤匠馬 228 0 13

9 投手

P  先発

 柳裕也 11ー7 3.53

 大野雄大 9ー8 2.58

 ロメロ 8ー10 4.26

 梅津晃大 4ー1 2.34

 山井大介 3ー5 4.85

 中継ぎ

 岡田俊哉 53 3.58

 祖父江大輔 44 3.11

 谷元圭介 38 5.22

 福敬登 52 2.05

 藤嶋健人 32 2.48

 R.マルティネス 43 2.66

 又吉克樹 26 4.06

 三ツ間卓也 29 3.38

 ロドリゲス 64 1.64

 抑え

 鈴木博志 25 14 4.32

 

この年は5位となりました。野手では、ビシエドが315、18本、福田が18本でチーム最多本塁打となりました。しかし、20本をクリアする選手が出てきて欲しいところです。大島が3割をクリアしました。高橋が安定した数字を残し、台頭してきた阿部も大合格点の成績でした。平田が規定打席未満ながら安定しており、京田が本来の力を発揮するとさらにいい打線になります。正捕手争いでは、強肩の加藤が出てきました。一方、ピッチャー陣は、前年にチームで唯一二桁勝利を挙げたガルシアが移籍して、心配されましたが柳が11勝でチーム唯一の二桁勝利を達成しました。大野雄が復活して9勝、ロメロが8勝とこの3人は計算できました。ルーキーの梅津のさらなる台頭に期待したいところです。中継ぎは、岡田、祖父江、福、マルティネス、ロドリゲスと安定した成績を残した選手が多く、安心できました。中でもロドリゲスは1点台の防御率を記録しました。抑えは、主に鈴木博が務め、14セーブを挙げましたが、防御率4点台と安定感に欠き、岡田に抑えの座を奪われることもありました。

 

この5年間は5年ともBクラスで苦しみましたが、打線と中継ぎ投手は安定してきており、先発陣がうまく組み合わさっていくと、面白い戦いになっていくのではないでしょうか。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。