ヤクルト2000年以降振り返り①

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回はヤクルトの2000〜2004年を振り返っていきたいです。

 

2000年 4位

1 中 真中満 279 9 41

2 二 土橋勝征 225 1 27

3 右 稲葉篤紀 281 11 30

4 一 ペタジーニ 316 36 96

5 捕 古田敦也 278 14 64

6 左 高橋智 285 13 44

7 三 岩村明憲 278 18 66

8 遊 宮本慎也 300 3 55

9 投手

P  先発

 石井一久 10ー9 2.61

 川崎憲次郎 8ー10 3.55

 伊藤智仁 8ー7 3.14

 ハッカミー 8ー6 3.35

 高木晃次 2ー8 5.70

 中継ぎ

 レモン 31 3.91

 山本樹 44 3.29

 石井弘寿 45 3.30

 五十嵐亮太 56 3.11

 抑え

 高津臣吾 35 29 2.08

 

この年は4位となりました。野手では、ペタジーニが軸となり、316、36本と大活躍しました。次いで、岩村が18本、古田が14本、高橋智が13本、稲葉が11本とレギュラー陣の多くが二桁本塁打を記録しました。また出場機会は少ないながら、副島が10本に加えて、3割を超える打率を残し、レギュラー争いに食い込んでいきたいところです。宮本と真中は安定しており、宮本は3割をクリアしました。土橋はやや低打率に終わってしまい、翌年以降に巻き返したいところです。一方、ピッチャー陣は、石井一が防御率2.61、10勝で最優秀防御率最多奪三振のタイトルを獲得しました。川崎、伊藤、ハッカミーが8勝で、4人目まではかなり計算できました。中継ぎは、山本、石井弘、五十嵐が軸となり、3人ともにまずまず安定していました。また、五十嵐は中継ぎながら11勝を挙げ、チーム最多勝となりました。抑えは、高津が務め、29セーブを挙げました。

 

2001年 1位

1 中 真中満 312 7 36

2 遊 宮本慎也 270 1 17

3 右 稲葉篤紀 311 25 90

4 一 ペタジーニ 322 39 127

5 捕 古田敦也 324 15 66

6 三 岩村明憲 287 18 81

7 左 ラミレス 280 29 88

8 二 土橋勝征 249 2 31

9 投手

P  先発

 藤井秀悟 14ー8 3.17

 石井一久 12ー6 3.39

 入来智 10ー3 2.85

 前田浩継 7ー10 3.93

 ホッジス 5ー3 3.80

 中継ぎ

 松田慎司 48 3.21

 島田直也 53 2.91

 石井弘寿 39 3.40

 五十嵐亮太 41 2.59

 河端龍 41 3.20

 山本樹 61 2.93

 抑え

 高津臣吾 52 37 2.61

 

この年は優勝し、日本一にも輝きました。投打ともに軸がしっかりしていました。野手では、やはりペタジーニが中心でした。322、39本、127打点と素晴らしい成績で、MVP、本塁打王打点王、最高出塁率のタイトルを獲得しました。また、新加入のラミレスが29本、稲葉が311、25本で、3人が25本をクリアしてきました。次いで、岩村が18本、古田が324、15本とここまで見るだけでもすごい打線だったのが、ひしひしと伝わってきます。加えて真中も3割をクリアし、宮本も安定しており、隙のない打線です。一方、ピッチャー陣は、藤井が軸となりました。藤井は14勝で最多勝を獲得しました。石井一が12勝、入来が10勝で3人が二桁勝利を達成しました。前田が7勝、途中加入のホッジスが5勝で5人は計算できました。中継ぎは、松田、島田、石井弘、五十嵐、河端、山本全員が安定しており、非常にレベルの高い中継ぎ陣でした。抑えは、高津が務め、37セーブで最優秀救援投手のタイトルを獲得しました。

 

2002年 2位

1 中 真中満 248 4 25

2 遊 宮本慎也 291 5 25

3 右 稲葉篤紀 266 10 39

4 一 ペタジーニ 322 41 94

5 捕 古田敦也 300 9 60

6 三 岩村明憲 320 23 71

7 左 ラミレス 295 24 92

8 二 城石憲之 248 8 28

9 投手

P  先発

 ホッジス 17ー8 3.41

 石川雅規 12ー9 3.33

 藤井秀悟 10ー9 3.08

 坂元弥太郎 3ー9 3.68

 山部太 5ー3 5.53

 中継ぎ

 ニューマン 42 3.52

 河端龍 43 2.70

 石井弘寿 69 1.51

 五十嵐亮太 64 2.08

 抑え

 高津臣吾 44 32 3.89

 

この年は2位となりました。この年も投打の柱がしっかりしていました。野手では、ペタジーニが中心となり、322、41本と引き続いて好成績を残しました。ラミレスが24本、岩村も一皮むけた感じで、320、23本と好成績を残しました。20本を3人がクリアしました。稲葉が10本で二桁本塁打を記録しました。古田が3割をクリアしており、打線はかなり強固な印象です。宮本が安定しています。これに打率3割を安定して打てるようになるとさらに怖い打線になりますね。真中の巻き返しと、台頭した城石の完全なレギュラー定着に期待したいところです。一方、ピッチャー陣は、ホッジスが中心となり、17勝で最多勝を獲得しました。石川が12勝で新人王を獲得しました。藤井が10勝を挙げ、3人が二桁勝利となり、かなり強力な先発ローテーションです。山部が5勝で、山部にはさらなる上積みを期待したいところです。中継ぎは、石井弘と五十嵐が中心となり、石井弘は防御率1.51で最優秀中継ぎ投手を獲得しました。また、ニューマンと河端も多くの登板機会を得て、好成績を残しました。抑えは、高津が務め、32セーブを挙げました。

 

2003年 3位タイ

1 中 真中満 293 6 48

2 遊 宮本慎也 284 7 44

3 一 ベッツ 287 15 52

4 左 ラミレス 333 40 124

5 三 鈴木健 317 20 95

6 捕 古田敦也 287 23 75

7 右 稲葉篤紀 273 11 30

8 二 土橋勝征 302 6 27

9 投手

P  先発

 石川雅規 12ー11 3.79

 ベバリン 8ー4 4.08

 鎌田祐哉 6ー7 3.21

 ホッジス 5ー9 5.90

 高井雄平 5ー6 5.03

 佐藤秀樹 5ー4 4.69

 中継ぎ

 坂元弥太郎 32 6.00

 山本樹 50 2.64

 石井弘寿 36 1.99

 五十嵐亮太 66 3.89

 抑え

 高津臣吾 44 34 3.00

 

この年は3位タイとなりました。前年までチームの柱となっていたペタジーニが移籍し、不安要素もありました。野手では、ラミレスが軸となり、333、40本、124打点と素晴らしい成績で、本塁打王打点王最多安打のタイトルを獲得しました。移籍してきた鈴木健が317、20本とこちらも好成績を残しました。古田が23本で長打力を示し、3人が20本をクリアしました。また新加入のベッツが15本、稲葉が11本、出場機会を減らしてしまいましたが、岩村が12本で打線の破壊力は素晴らしいものがありました。宮本と真中は例年通りの成績でチームに貢献し、土橋が規定打席未満ながら3割をクリアして、一時は失ったレギュラーの座を取り返してきました。一方、ピッチャー陣は、石川が12勝でチーム唯一の二桁勝利を達成しました。新加入のベバリンが8勝、ホッジスが5勝と両外国人の成績はもう少し上積みして、あわよくば2人とも二桁勝って欲しいところです。鎌田、ルーキーの高井、佐藤秀は先発、中継ぎ両方で貢献し、鎌田は6勝、高井と佐藤秀は5勝とまずまずでした。中継ぎは、山本、石井弘、五十嵐と何年間も中心で働いている選手が中心となり、石井弘は防御率1.99と安定感抜群でした。抑えは、高津が務め、34セーブで最優秀救援投手に輝きました。

 

2004年 2位

1 中 真中満 272 4 20

2 遊 宮本慎也 301 11 26

3 三 岩村明憲 300 44 103

4 左 ラミレス 305 31 110

5 一 鈴木健 289 15 65

6 捕 古田敦也 306 24 79

7 右 稲葉篤紀 265 18 45

8 二 土橋勝征 315 9 34

9 投手

P  先発

 石川雅規 11ー11 4.35

 ベバリン 9ー11 4.42

 川島亮 10ー4 3.17

 石堂克利 6ー7 6.93

 藤井秀悟 4ー6 5.51

 中継ぎ

 坂元弥太郎 34 4.41

 河端龍 61 3.68

 石井弘寿 38 2.05

 抑え

 五十嵐亮太 66 37 2.66

 

この年は2位となりました。野手では、岩村がさらに成績を伸ばし、軸となりました。岩村は、300、44本、103打点とチームだけでなく、日本を代表するような選手の成績に近づいてきました。ラミレスが305、31本、110打点と引き続き結果を残しました。古田が306、24本とこちらも素晴らしい貢献度でした。稲葉が18本、鈴木健が15本、宮本が3割11本と長打力のある選手も目立ちました。土橋も規定打席未満ながら3割をクリアし、打撃が開眼してきました。一方、ピッチャー陣は、石川が11勝、ルーキーの川島が10勝で新人王を獲得しました。この2人が二桁勝利を記録しました。ベバリンが9勝、台頭してきた石堂が6勝と4人目まではある程度計算でき、藤井が巻き返すとさらに強力となります。中継ぎは、河端と石井弘が中心で、この年も素晴らしい成績でしたが、そろそろ新しい若手が出てきて欲しいところです。抑えは、高津が移籍したたために、五十嵐が務め、37セーブで最優秀救援投手に輝きました。

 

この5年間は、投手、野手ともにレギュラー陣がしっかりとしたイメージで、非常に高いチーム力でした。しかし、それに頼り世代交代を遅らせてしまっては、今後は苦しい戦いとなるでしょう。岩村、川島、石川あたりを軸に新しい選手が育ってきて欲しいところです。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。