ヤクルト2000年以降振り返り②

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は、ヤクルトの2005〜2009年について振り返っていきたいです。

 

2005年 4位

1 中 青木宣親 344 3 28

2 遊 宮本慎也 265 7 47

3 三 岩村明憲 319 30 102

4 左 ラミレス 282 32 104

5 右 宮出隆自 320 8 46

6 一 リグス 306 14 44

7 捕 古田敦也 258 5 33

8 二 城石憲之 256 2 30

9 投手

P  先発

 藤井秀悟 10ー12 3.43

 石川雅規 10ー8 4.87

 川島亮 9ー10 2.81

 館山昌平 10ー6 3.95

 ガトームソン 8ー5 4.18

 中継ぎ

 ゴンザレス 27 5.07

 高井雄平 18 4.52

 吉川昌宏 61 3.72

 五十嵐亮太 49 3.49

 抑え

 石井弘寿 61 37 1.95

 

この年は4位となりました。しかし、明るい話題もありました。野手では、青木が大ブレークし、200安打をクリアしました。344の打率を記録し、首位打者最多安打、新人王のタイトルを獲得しました。ラミレスが32本、104打点、岩村が319、30本、102打点と3.4番のレベルがとても高く、打の中心でした。新加入のリグスがまずまず、宮出が規定打席未満ながら320、宮本、城石がまずまずの成績を残しました。古田は年齢のこともあり、次世代の正捕手の台頭が急がれます。一方、ピッチャー陣は、藤井、石川、館山が10勝で二桁トリオとなりました。川島9勝、ガトームソンが8勝でかなり計算できる枚数は豊富でした。中継ぎは吉川と五十嵐が中心で1年間フル稼働しましたが、この2人以外に目立った選手はおらず、他の選手の台頭が待たれます。抑えは、石井が務め防御率1.95、37セーブと大活躍でした。

 

2006年 3位

1 中 青木宣親 321 13 62

2 一 リグス 294 39 94

3 三 岩村明憲 311 32 77

4 左 ラミレス 267 26 112

5 二 ラロッカ 285 18 63

6 右 宮出隆自 275 9 59

7 遊 宮本慎也 304 2 34

8 捕 米野智人 235 7 37

9 投手

P  先発

 石川雅規 10ー10 4.53

 石井一久 11ー7 3.44

 ガトームソン 9ー10 2.85

 ゴンザレス 9ー7 3.15

 藤井秀悟 7ー8 4.41

 中継ぎ

 松井光介 40 4.08

 花田真人 51 3.33

 館山昌平 44 3.95

 木田優夫 56 3.09

 抑え

 高津臣吾 48 13 2.74

 

この年は3位となりました。野手で期待以上の成績を残した選手が多かったこと、前年課題だった中継ぎ陣で枚数が揃ってきたことが要因となりました。野手では、リグスが39本で恐怖の2番打者として大活躍しました。岩村が311、32本と例年通りの活躍をしました。さらにラミレスが26本、112打点と勝負強さを発揮し貢献しました。さらに、新加入のラロッカが18本、青木が321、13本で2年連続の最多安打に初の盗塁王も獲得しました。宮出は前年出来過ぎの感もあったのでそこと比べるとまずまずでしたが、安定していました。宮本はフルシーズン活躍したかったところです。古田の後釜として、この年は米野が台頭し、まずまずの成績でした。一方、ピッチャー陣は、メジャーから復帰した石井一が11勝、石川が10勝で二桁勝利を記録した選手はこの2人となりました。ガトームソンとゴンザレスが9勝、藤井が7勝とこの年も安定した先発陣が多かったです。中継ぎは、花田、館山、木田が中心となり、前年とは大きく顔ぶれが変わりました。松井も防御率4点台ながらまずまずでした。抑えは、主にメジャーから復帰した高津が務め13セーブでしたが抑えを固定できなかったことは課題です。

 

2007年 6位

1 中 青木宣親 346 20 58

2 二 田中浩康 295 5 51

3 左 ラミレス 343 29 122

4 右 ガイエル 245 35 79

5 一 宮出隆自 279 9 46

6 遊 宮本慎也 300 5 39

7 三 飯原誉士 246 8 32

8 捕 福川将和 224 7 29

9 投手

P  先発

 グライシンガー 16ー8 2.84

 石井一久 9ー10 4.16

 藤井秀悟 7ー10 5.05

 石川雅規 4ー7 4.38

 中継ぎ

 館山昌平 45 3.17

 吉川昌宏 43 3.61

 高井雄平 52 5.19

 遠藤政隆 38 4.09

 木田優夫 50 3.14

 花田真人 41 4.80

 抑え

 高津臣吾 25 13 6.17

 

この年は6位となってしまいました。投手、野手ともに明るい材料もありました。野手では、青木とラミレスが中心となりました。青木は346、20本で首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得しました。ラミレスは343、29本、122打点に加えて、この当時では右打者史上初のシーズン200安打を達成し、打点王最多安打のタイトルを獲得しました。新加入のガイエルは率は低いながらも高い出塁率をマークし、35本を記録しました。宮本が打率3割をクリアしました。他には、田中浩、飯原といった新しい選手がほぼレギュラーを獲得したことが明るい材料です。岩村ラロッカ移籍したことに伴い、自ずと若手選手の出番が多くなりました。このチャンスをある程度モノにしたのがこの2人でした。キャッチャーは状況が変わり、この年は福川が頑張りました。一方、ピッチャー陣は、新加入のグライシンガーが16勝で最多勝と期待に応えました。さらに、石井一が9勝、藤井が7勝とここまでは計算できました。川島は巻き返したいところです。中継ぎは、枚数は豊富でした。その中で木田と吉川が中心となり回していました。館山は負け数をせめて半分に減らしたいところです。高井、遠藤、花田も防御率は高いながら頑張りました。抑えは主に高津が務めましたが、6点台の防御率に13セーブに終わってしまい、この年も抑えを固定することはできませんでした。

 

2008年 5位

1 右 福地寿樹 320 9 61

2 三 宮本慎也 308 3 32

3 中 青木宣親 347 14 64

4 一 畠山和洋 279 9 58

5 左 飯原誉士 291 9 62

6 二 田中浩康 290 5 50

7 遊 川島慶三 255 4 35

8 捕 福川将和 207 7 35

9 投手

P  先発

 石川雅規 12ー10 2.68

 館山昌平 12ー3 2.99

 川島亮 7ー9 4.70

 村中恭兵 6ー11 4.34

 中継ぎ

 松岡健一 65 1.39

 押本健彦 67 3.34

 五十嵐亮太 44 2.47

 抑え

 林昌勇 54 33 3.00

 

この年は5位となりました。しかし、特に投手陣で明るい材料が多くありました。野手では、青木が中心となり、347、14本と例年通りの好成績を残しました。ラミレスが抜けたため、長打力不足が懸念されていましたが、その通りとなってしまい、青木の14本がチーム最多本塁打でした。畠山が4番に定着してつなぎの4番として存在感を示しました。宮本も3割を超える打率を記録し、本当に安定しています。田中浩と飯原の前年にブレークした選手はこの年も安定していました。新加入の福地が320で盗塁王も獲得しました。川島慶もブレークしました。キャッチャーは、福川が正捕手争いを一歩リードするためには打率を上げたいところです。一方、ピッチャー陣は、特に先発で前年の勝ち頭3枚(グライシンガー、石井一、藤井)が揃って移籍した影響で苦戦が予想されましたが、復活した石川と台頭した館山が12勝と予想以上の活躍でした。石川は防御率2.68で最優秀防御率、館山は最高勝率のタイトルを獲得しました。川島が7勝、台頭してきた村中が6勝と新しい選手も出てきました。中継ぎは、顔ぶれが大きく変わり、松岡と押本が中心となりました、中でも松岡は1点台の防御率と大ブレークしました。五十嵐も安定していました。抑えは課題でしたが、林昌勇が見事に穴を埋め、33 セーブを挙げました。

 

2009年 3位

1 左 福地寿樹 270 5 34

2 遊 川島慶三 255 12 43

3 中 青木宣親 303 16 66

4 一 デントナ 276 21 83

5 右 ガイエル 267 27 80

6 三 宮本慎也 294 5 46

7 二 田中浩康 258 4 35

8 捕 相川亮二 247 5 43

9 投手

P  先発

 館山昌平 16ー6 3.39

 石川雅規 13ー7 3.54

 由規 5ー10 3.50

 ユウキ 5ー6 3.40

 川島亮 5ー6 4.81

 中継ぎ

 木田優夫 30 5.55

 押本健彦 51 2.67

 松岡健一 52 4.72

 五十嵐亮太 56 3.19

 抑え

 林昌勇 57 28 2.05

 

この年は3位となりました。前年の課題だった長打力の点で補いができたことが大きかったです。野手では、ガイエルが復活し、チーム最多の27本、新加入のデントナが21本と両外国人選手が長打力を見せました。青木は3割、16本で最高出塁率のタイトルを獲得するなど例年通りの活躍でした。福地が2年連続で盗塁王を獲得しました。川島慶が12本と長打力を示しました。宮本も安定しており、田中浩、相川も1年間通して試合に出場し、年間通してほぼオーダーを固定できました。一方、ピッチャー陣は、館山が16勝で最多勝のタイトルを獲得し、石川が13勝を挙げ、2人が二桁勝利を達成しました。由規、ユウキ、川島が5勝で特に由規には今後に期待したいです。中継ぎは、押本と五十嵐が中心となりました。前年大活躍の松岡は成績を落としましたがフルシーズン活躍しました。抑えは、林昌勇が務め、28セーブを挙げました。

 

この5年間では、やはり青木の台頭が1番なハイライトでしょう。青木以外では、畠山や館山、松岡、田中浩、川島慶などの若手、ガイエルデントナ、リグス、グライシンガーなどの外国人選手も成功率が高かった気がします。

 

では最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。