最強甲子園①(近畿〜九州)

こんにちは、野球好き大学生です。

 

今回は前回の続きでやっていきます。

 

・滋賀

近江(2018)

この年は春2回戦敗退、夏ベスト8でした。投手は2年生の林が中心で、金城、佐合、松岡と4人いました。野手は、3年生の北村、山田に2年生の有馬、住谷、1年生の土田と下級生も目立ちました。

 

・京都

龍谷大平安(2014)

この年は春優勝、夏1回戦敗退でした。春は久しぶりに平安が甲子園で目立った結果を残しました。投手は、高橋奎、中田、元氏などの継投策で勝ち進みました。野手は、俊足の徳本、大谷、河合、石川と打撃がいい選手が多く、多くの試合でいいところで打っていました。

 

・奈良

智弁学園(2016)

この年は春優勝、夏2回戦敗退でした。投手は甲子園では村上が1人で投げ抜きました。絶対的エースという感じでした。野手は、納、大橋に下級生の福元、太田といて、勝負強さが目立ちました。

 

・和歌山

智弁和歌山(2000)

この年は春準優勝、夏優勝と春夏両方で決勝まで進みました。超強力打線を擁しており、小関、堤野、武内、池辺、後藤、山野が春夏のどちらか(あるいは両方)でホームランを記録しました。投手はやや難がありましたが、甲子園史上ここまですごい打線は今後もなかなか現れないでしょう。

 

・大阪

大阪桐蔭(2012)

この年は春夏連覇しました。投手は藤浪、沢田に病気の影響もあり、甲子園では登板はありませんでしたが平尾も擁していました。野手は、田端、水本、下級生の森、笠松が中心で他の選手もよく打っていました。

 

・兵庫

報徳学園(2002)

この年は春優勝、夏1回戦敗退でした。この年の報徳は最強世代と言われており、投手は大谷、野手は尾崎が中心となり、強い世代でした。

 

・岡山

関西(2006)

この年は春2回戦敗退、夏1回戦敗退でした。劇的な負け方が多く、不運なチームとも思いましたが、実力的にはこの年が1番ではないかと思います。投手はダースと下級生の中村、野手は安井、上田、山本、熊代、下田など一発のある打者が多かったです。前年の経験者がこの年の3年生に多かったこともプラスだったでしょう。

 

・広島

広陵(2003)

この年は春優勝、夏2回戦敗退でした。中井監督には「弱い」と言われていたらしいですが、甲子園では安定した戦いを見せていました。投手は西村、野手は白濱、藤田に下級生の上本がおり、のちにプロ野球に進む選手も多く在籍していました。

 

鳥取

鳥取城北(2012)

この年は春1回戦敗退、夏2回戦敗退でした。しかし、鳥取から春夏連続出場するチームは珍しく、秋の中国地区チャンピオンでもありました。投手は平田と西坂、野手は佐藤、川野、谷口など力のあるチームでした。

 

・島根

開星(2010)

この年は春1回戦敗退、夏1回戦敗退と甲子園では勝てませんでしてが力はかなりあるチームでした。春に21世紀枠で選ばれた向陽に敗れ、野々村監督の発言が問題視されてしまったのもこの年です。投手は下級生ながら絶対的エースの白根、野手は糸原、出射に投手ながら打撃も良かった白根が中心でした。

 

・山口

下関国際(2018)

この年は春1回戦敗退、夏ベスト8と春夏連続で甲子園に出ました。近年力をつけてきた高校です。投手は鶴田、野手は4番でもある鶴田、浜松、甲山の二遊間の安定感など圧倒的な強さは感じないながらも終わってみれば勝っているといった完成度の高いチームに映っていました。

 

・香川

尽誠学園(2002)

この年は春夏連続でベスト8でした。投手は井上、野手は碩野、小瀬あたりが中心でした。春夏連続ベスト8に入るのはなかなかの至難の業で、これを成し遂げるチームは年に1校〜2校であり、その点をプラスポイントとして選出しました。

 

・徳島

鳴門(2013)

この年は春2回戦敗退、夏ベスト8でした。投手は板東が甲子園では1人で投げ抜きました。野手は伊勢、河野、松本など攻撃力があることが印象的な年でした。

 

・愛媛

済美(2004)

この年は春優勝、夏準優勝と春夏連続で決勝まで進みました。この年は創部3年目でかなり早く全国の舞台で戦いました。投手は福井が春夏共にほぼ1人で投げ抜きました。野手は鵜久森、高橋(春は)、甘井、小松など1期生となる3年生で素材の良い選手が上甲監督の元に集まり活躍しました。

 

・高知

明徳義塾(2002)

この年は春ベスト8、夏優勝と素晴らしい結果を残しました。馬淵監督が「負ければおかしい」と思うほど自信のあった年でした。投手は田辺、野手は森岡、筧、山田など3年生に良い選手が多くいました。さらに2年生の沖田、山口、1年生の梅田、鶴川とこれからを担っていく選手も多くレギュラーあるいはベンチ入りしていました。

 

・福岡

九州国際大付(2011)

この年は春準優勝、夏2回戦敗退(2回戦スタートの組み合わせだったため実質は1回戦敗退)でした。しかし夏もその大会でベスト4に入る関西高校相手の初戦敗退なので、実力はかなりありました。投手は三好が春は1人、夏も延長になったことで最後は変わりましたがほぼ1人で投げ抜きました。野手は高城、打撃も良い三好、下級生の龍、花田などどこからでも一発が出るような強力打線でした。

 

・佐賀

佐賀北(2007)

この年は夏優勝でした。大会前の評価はそれほどは高くなく、「佐賀北旋風」とも言われましたが、百崎監督は「珍しく良い選手が集まったこの代にかけていた」と後に話しており、守備の完成度の高さなど必然的な優勝と筆者は思います。投手は毎試合馬場が先発し久保がリリーフする継投策、野手は副島、井手、小技が得意な馬場崎、下級生の大串あたりが目立ちました。

 

・長崎

清峰(2009)

この年は春優勝でした。夏は大瀬良擁する長崎日大に敗れてしまい春夏連続出場はなりませんでしたが、春は投手の今村中心に安定していました。投手は今村がほぼ1人で投げ抜きましたが、野手は屋久、山崎など前年の夏甲子園の経験者が軸で戦いました。

 

・大分

明豊(2009)

この年は春2回戦敗退、夏ベスト8でした。春夏共に菊池雄星擁する花巻東に敗れてしまいましたが、かなり力はありました。投手は、野口に150キロオーバーでショート、サード兼用の今宮、さらに下級生の山野を擁しました。野手は、打撃も良い今宮、阿部、河野、平井と一発長打の怖さもある素晴らしい打線でした。優勝してもおかしくないだけの力はあったと思います。

 

・熊本

秀岳館(2016)

この年は春夏ベスト4でした。鍛冶舎監督が前に率いていたオール枚方ボーイズから多くの選手が秀岳館高校に進学し、「大阪第二代表」などと揶揄されたこともありましたが、素晴らしいチームだったと筆者は思います。投手は継投策で勝ち進んでおり、有村、堀江、中井、下級生の田浦、川端と5人をやりくりしていました。野手は、九鬼、松尾、天本、下級生の木本、廣部などを擁していました。

 

・宮崎

日南学園(2001)

この年は夏ベスト8でした。絶対的エースの寺原を擁して勝ち進みました。野手は長畑、井手などが中心で、特に井手は甲子園で大当たりでした。

 

・鹿児島

神村学園(2012)

この年は春2回戦敗退、夏3回戦敗退(2回戦スタートの組み合わせだったため、実質は2回戦敗退)でした。甲子園での実績だけならもっと上のチームもありましたが、筆者が1番強いなと感じたのはこの年の神村学園です。投手は柿沢、平藪の2人の継投策で勝ち進んでいました。野手は、4番でもあった柿沢、古賀、新納に9番ながら長打力あった二河が目立ちました。

 

・沖縄

興南(2010)

この年は春夏連覇しました。沖縄勢では初の春夏連覇を達成し、一大ブームとなりました。投手は島袋がほぼ1人で投げ抜きました。野手は我如古、国吉陸、慶田城、山川など経験値の高い選手が揃っていました。

 

以上が最強チームを集めた代表です。

他にもいろんな意見があるかと思いますが、筆者の意見はこれです。